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X-men:DoFP

えっくすめんでいずおぶふゅーちゃーぱすと

2014年公開のアメコミ映画『X-Men: Days of Future Past』のこと。邦題は『X-MEN:フューチャー&パスト』。
目次 [非表示]

概要

X-MENの実写映画シリーズの7作目。2014年5月公開。


時系列はチームの誕生を描いた『ファースト・ジェネレーション』から10年後の1973年、および『ウルヴァリン:SAMURAI』から10年後の2023年。

暗黒の未来を変えるため、未来と過去の2つの時間を股にかけたミュータントたちの壮絶な戦いが繰り広げられていく。


監督は第1,2作のブライアン・シンガーがカムバック。

キャストは『ファースト・ジェネレーション』のジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダーに加え、パトリック・スチュワートイアン・マッケランハル・ベリーらオリジナル三部作のメンバーも再結集。


ストーリー

2023年、地球はバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の暴走によって滅亡へと向かっていた。それは、ミュータントに不信を抱くボリバー・トラスクがその抹殺のために開発した最強兵器だった。

しかし今や、センチネルはミュータントばかりか人類にも牙をむき始める。そこでプロフェッサーXは宿敵のマグニートーと手を組み、トラスクが開発を始める1973年に遡って危機の根源を絶つことを決断、そのためにウルヴァリンの魂を50年前へと送り込むことになる。


地球滅亡のカウントダウンが刻まれていく中、2つの時代で壮絶な戦いが繰り広げられていく。

果たして、ウルヴァリンは歴史を変え、世界の滅亡を防ぐことができるのか?


登場人物

括弧内は俳優 / 日本語吹替担当。

治癒能力により時間移動に耐えられる唯一の人物であり、悲惨な歴史を変える任務を負う。


未来

ミュータントが徐々に狩られる様を静観していたが、X-メンを率いて最大の戦いに挑む。


数十年にわたってプロフェッサーX及びX-MENと対立していたが、ミュータント存亡の危機に瀕している現在は協力関係になる。


物体をすり抜ける能力に加え、他人の精神を過去の身体に転送させる能力が発現。

生き残りの中では最も若い。


初期三部作から続投。


今作が初登場。


過去

ミュータントを教育する「恵まれし子らの学園」を創設したが、教え子の多くがベトナム戦争に徴兵されたことで絶望し、引きこもっていた。

未来からきたローガンに協力する。


新薬でテレパスが不能になる代わりにチャールズの下半身不随を治すなどサポートしていた。

老年期はカメオ出演のみ。


前作の後はミュータントを利用した人体実験を調べるために、エリックと別行動をとっていた。

その中心人物だったトラスク博士を暗殺したことが未来での惨劇を招いたことから、ローガンやチャールズが阻止しようとする。


超音速での移動能力を持つミュータント。


とある罪で投獄されていたが、チャールズとピーターにより脱獄し、協力する。


  • ボリバー・トラスク(ピーター・ディンクレイジ / 佐々木睦)

トラスク・インダストリーズの社長で、対ミュータント用兵器「センチネル」を開発した張本人。


  • ウィリアム・ストライカー(ジョシュ・ヘルマン / 高橋広樹

『2』や『ZERO』に登場したストライカー大佐その人。

前作で父が死亡したことから、ミュータントに恨みを抱いている。


ベトナム戦争に従軍していたが、レイブンにより帰国に成功する。


前作の後に捕まっており「トラスクらによる解剖結果」という形で写真のみ登場。

またエマ・フロストとバンシーも死亡したらしく、名前が言及された。


余談

  • コミック版

タイトルは1981年に刊行された『The X-Men #141』の副題から来ている。これは二部構成の前編で、後編は『The Uncanny X-Men #142 - Mind Out of Time!』と、シリーズタイトルの改題を挟んでいる。


ミスティークが「ブラザーフッド・オブ・イビルミュータンツ」を再編し、ロバート・ケリー上院議員(Senator Robert Kelly)を暗殺。

これをきっかけとしてミュータントへの迫害は苛烈さを増し、33年後の世界はセンチネルによって支配されたディストピアとなっている。

生き残ったX-MEN関係者たちはレイチェル・サマーズのテレパス能力を用いて、ローガンではなくケイト・プライドの精神を33年前の本人の肉体に宿らせ、上院議員暗殺事件を未然に防ぐことで歴史改変を試みる。


1981年の33年後は2014年であり、本作の公開はこの年に合わせられた。


  • シリーズの転換点として

本作は、コミックからあまりにも乖離しすぎているという指摘のあったシリーズの流れをいったん修正する、いわゆる「テコ入れ」としての側面も持っており、この作品のクライマックスの出来事がきっかけで、途中で死亡して退場してしまったジーン・グレイサイクロップスなどが復活したほか、キャラ崩壊も甚だしいと大不評を買ってしまったデッドプールのキャラクターの再構築を行うことが可能となるなど、後のシリーズ展開にも影響を与えることとなった。


いくら何でも強引すぎやしないかと思うファンも多いだろうが、こういった無茶苦茶な手法はコミックでは割と普通に行われていることだったりするので、そういった意味ではアメコミらしい作品と言えるのかもしれない。


  • 『ローグ・エディション』

初期のプロットでは「キティ・プライドの能力をコピーしたローグがローガンの精神を過去に転移させる」という展開だったが、諸事情でローグの出演シーンが大幅にカットされてしまっている。


後年、カットされたシーンと新規作成の特典映像を収録した『ローグ・エディション』が発売された。

吹き替え版の演者が少し変わっており、ミスティークは『ファースト・ジェネレーション』と同じ牛田裕子が、老年期のマグニートーは公開から4ヶ月後に死去した家弓家正に代わり、新録部分のみ長克巳が担当した。


  • その他

本作の1ヶ月前に公開されたMCUの『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、クイックシルバーがコミックと同じ名前の「ピエトロ・マキシモフ」として登場している。


関連タグ

X-Men 歴史改変 タイムパラドックス テコ入れ

前作:X-Men:FirstClass 次作:X-Men:Apocalypse

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