概要
「アナコンダ」は、スリランカに分布するアミメニシキヘビ(学名 Python reticulatus)の現地名であるシンハラ語の hena-kanda もしくはタミル語の anaik-konda に由来する。
よく、ニシキヘビの仲間と誤解されるが、実際はボアの仲間である。ニシキヘビとの違いはいくつかあり、その内の1つは、卵ではなく、子供を産む事である。
オオアナコンダとキイロアナコンダがあり、単にアナコンダと言った場合はほとんど前者の方を指す。
アナコンダに属する蛇は、鼻が小さな鱗ではなく遮蔽盾で覆われている。
その為、近縁種のボアとは異なる。
尚、アナコンダは体長6mなのだが中には体長18mをも超える個体も含まれている。
自然って恐ろしい・・・
アナコンダ(クレヨンしんちゃん)
アナコンダ伯爵を参照。
アナコンダ(悪行超人)
キン肉マンⅡ世に登場する悪の組織「d.M.p」に所属する悪行超人。声優は稲田徹。インド出身。
下半身が数珠つなぎになった機械部品で出来ている半人半蛇の超人で、スペシャルマンjrに変装してヘラクレスファクトリーに潜入しキン肉万太郎抹殺を狙った。
万太郎を保健室に連れて行くふりをして金網リングにおびき寄せ、金網デスマッチを敢行する。長い身体を利用して万太郎を苦しめるも、金属の身体が裏目に出てテリー・ザ・キッドの放ったピーナッツ砲で体にクレーターを開けられ、クレーターを足場代わりに駈け上った万太郎のキン肉バスターを受けて戦死した。
アナコンダ(映画)
1997年に公開されたアメリカの大ヒットホラー映画。アマゾン川の調査隊と、全長12mの凶暴なアナコンダの戦いを描く物語である。
ゴールデンラズベリー賞では、6賞にノミネートされたが、いずれも受賞は逃している。しかもどの賞も「最低」の字が入っている。
制作費が4千500ドルというB級映画であるにも関わらず、興行収入が、制作費を上回るという大ヒットを記録し、大成功した。
その後、この作品とは全く繋がりのない続編が、2004年から2009年まで、3度にわたって製作されたが、どれも完成度が低く、評価も悪く、クレームが殺到するほど嫌われている。それ以外にも、ヘビが登場するほとんどの映画が、同様の扱いを受けている。
それに対してこの作品は、
- 「普通に面白い。」
- 「ヘビ自体の完成度が、どの映画よりも高い。」
- 「とにかく期待を裏切らない。」
- 「俳優(特にジョン・ヴォイト)がすごい豪華」
などという理由で、評価も高く、公開から20年近く経った現在でも、「ヘビの映画では最も完成度の高い作品」として人気が高い。