概要
イベント「ジャンプスーパーアニメツアー08」にて上映されたアニメ『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』で登場したサイヤ人で、ベジータの実弟。グレという人外の嫁がいる。
初登場はアニメながら、原作者鳥山明発案の公認キャラクター。担当声優は森田成一。
惑星べジータがフリーザに破壊される前に、非戦闘タイプであった事から父のベジータ王によって近境の惑星に追いやられたと言うサイヤ人の生き残りの一人だが、ある一件でフリーザ一味であるアボとカドに追われる。そこで立ち寄ったナメック星でベジータ達(実際は悟空だが)がフリーザを倒したと言う情報を入手し、助けを求めるためにべジータのいる地球へやって来たのだと言う。
外観はベジータを小さくしたように見えるが、べジータのような戦闘好みのサイヤ人とは違って戦闘力が弱く、そのためか争いごとを好まない。気弱だが優しい性格の持ち主で、常に敬語で話し、礼儀正しい特徴を持っている事から、純粋なサイヤ人としては稀な存在なのかもしれない。また、荒い性格から一人称が「俺」である事が多いサイヤ人の中で、唯一一人称が「僕」である。
(厳密には孫悟飯やトランクスも「僕」なのだが、彼らは地球人との混血であり純粋なサイヤ人ではない。)
ちなみにアニメのラストでは、グレが大食いの悟空とベジータを見て驚愕した事から、恐らくターブルはサイヤ人としては珍しく小食であるらしい。他にもベジータとは違って気を感じ取る能力を学習していないためにスカウターを頼っているが、その件でベジータに叱られていた。
鳥山明監修の2013年のアニメ映画『ドラゴンボールZ 神と神』では登場はないものの、生き残りの純粋サイヤ人として名前が挙げられている。だがこの映画の中で、ベジータは彼が今どの惑星に在住しているのか知らないらしく、恐らく当時その事に関してターブルから直接聞いていないらしい。
作中では戦っていないために実際の戦闘力や必殺技などは不明だが、PS3とXBOX360に発売された『レイジングブラスト2』に参戦。当然ながら誰もが使えるフルパワーエネルギー波や超連続エネルギー弾、更に素早く回避するワイルドセンスが使えるが、中でも遠隔操作によって丸型宇宙船を相手に激突させるという『正に外道』や『お前が戦えよ』と言うツッコミのある究極技(?)が使える。
そしてドラゴンボールヒーローズにもゴッドミッション4弾からようやく参戦。やはりパワーは1500と低めだが、ガードが4900と異様に高い。ハッキリ言うとドラゴンボールヒーローズ最強キャラクター。
アビリティ「救援要請」は絶対にきぜつしなくなる上に自分が攻撃を受けるたびに自分以外の仲間全員のパワーが永続で5000もアップするという圧倒的な壊れ性能を持つ。とりあえずこいつをチームに入れるだけで脅威となる。
1ラウンド目は彼を1人で出す以外選択肢はないと言っても過言ではないかもしれない。
ゴッドミッション4弾のURピッコロ大魔王(諸刃の超パワー)やZ戦士の底力などのダメージ倍率アップ系との相性が非常に良い。ガード&ダメージ軽減効果無視のカードとの相性も非常に良い。両方兼ね備えているゴッドミッション3弾のURバーダック:ゼノ(反逆の引き金、反逆の超サイヤ人)との相性は抜群。実質仮面のサイヤ人を量産できるといえるのでもはや仮面など目ではない…のだが、仮面のサイヤ人も十分壊れ性能であるということに変わりはない。
何気にアンゴルやアモンドとも相性がいいのでうまく使えば大化けする可能性も…?
ちなみに3ラウンド目に時空転送Wでベジータを呼び出し、共にギャリック砲を撃つ ということも。
ただし、ゴッドミッション5弾のアルティメットレアのベジータ:GT(超サイヤ人4)の「地球を守るサイヤ人」には注意が必要。
ちなみに価値的な意味では仮面のサイヤ人を量産できる性能であるにも関わらずなぜか仮面のサイヤ人に圧倒的な差で負けている。
敵のリーダーとして登場した時の台詞は「あなた達、超強そうですね…」 いや超強いのはお前だ。
勝利台詞は「少しは兄さんに近づけたかな?」 とっくに兄を超えているのに何を言うか。