概要
例えば、デスクトップパソコンには様々な周辺機器がついているが、本体はディスプレイやキーボードではなく、それらをつなぐ箱の部分である。
キーボードやディスプレイはなくともパソコンは一応動く(しかし扱いにくいだろう)が、本体がなくてはキーボードもディスプレイも何もすることができない。
しかし、近年はノートパソコンやモニタ一体型パソコンの普及により、本体の存在が薄くなっていることが多い。したがって、パソコン初心者などはディスプレイを本体と思い込み、「その脇にある箱は何?」と疑問に思うこともある。
このように、本体はその事物のアイデンティティを為す存在だが、必ずしも目立つ存在とは限らない。
スラングとしての「本体」
登場人物において非常に目立つパーツがある場合、冗談でそちらが「本体」と呼ばれることがある。
但し、これは本人の影が薄いことを揶揄するなど良くない意味合いで使われることもあるため、むやみに使うとそのキャラのファンを不快に思わせることがあるので注意して欲しい。
シリアスな作品の場合、強大な敵が登場するが別のところにあるアイテムが本体であり、それを破壊することで倒せるといった例も多い。
これは現実世界にも存在する。例えばキノコは、地上に出ている傘の部分は子実体という胞子をばらまくための器官にすぎず、本体は地面の下の菌糸と呼ばれる部分である。
「本体」と揶揄される物体の例
本家でのネタや二次創作上の設定でのネタなど
Charlotte→女装Pyotr(但し当初は本当に本体だという推測があった)