バクオング

ばくおんぐ

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

ゴニョニョ → ドゴーム → バクオング

美しすぎると怖くなるドゴームの進化系。

ドゴームに進化したとき、最終進化系はどうなるかと心配した人もいただろう。

しかし、ドゴーム自体は若さによく似た真昼の蜃気楼だった。

名前に似合わず、娘十八紅を差したり腕にヒラヒラした物をつけて手を広げたりはしない。女は海。

※ジュディ・オングではない。

ドゴーム時代の大きな口はそのままに、バイクの機関部の様なパイプ状の器官が全身に発達し、怪獣チックな姿へと成長を遂げた。

パイプ状の器官は吸気に使われ、めいっぱい息を吸い込んだ遠吠えは、大地を揺るがし10km先まで響き渡るという。

その凶悪な見た目にそぐわず、第三世代当時は進化するなりいきなりはかいこうせんを覚えていた。

臆病なゴニョニョからは想像もつかない破壊の権化のようになってしまったが、戦わないときは全身から笛の様な音色を奏でて仲間と気持ちを伝えあうなど、愛らしい一面もある。

HPが高く、物理特殊どちらでも戦える攻撃力と、ノーマルタイプらしい豊富なわざが持ち味。

ぼうおんのおかげで厄介なほえるやほろびのうたも防げる。

一致技の使い勝手がイマイチで長らく器用貧乏に収まっていたが、第六世代にてデメリットなしで威力140が出せる特殊ノーマル技「ばくおんぱ」を習得。

特殊アタッカーとして名高いポリゴンZの適応力「トライアタック」(特攻135,タイプ一致補正2倍,威力80)やウルガモスの「だいもんじ」と同等の火力(しかも身代わりを貫通する）を出せるようになり、活躍の場を拡げた。

隠れ特性ではきもったまを獲得、メインウェポンとなるノーマル技をゴーストタイプにもお見舞いできるようになった。

きもったま＋「ばくおんぱ」＋「きあいだま」で、ヌケニンとぼうおんのバリヤード以外の全ポケモンに等倍以上で攻撃できる。

ばくおんぱの一貫性のおかげで技スペースを空けやすくなり、器用さにも更に磨きがかかった。

バンザイ。

・リュウジとハジメの父親(XY44話)