基礎データ
※すいすい: 天気があめが ふりつづいている状態のとき、すばやさが2倍になる。
※ちょすい: みずタイプのわざのダメージを無効にし、HPを25%回復する。
進化
タマンタ → (手持ちにテッポウオがいる時にレベルアップ)マンタイン
特徴
第二世代に登場したポケモンで、金バージョンにのみ登場。
銀バージョンにしか出現しないエアームドとは対をなす存在として扱われやすい(後述の性能とか)。
マンタ(オニイトマキエイ)のような姿をしている。
マンタよりも鰭が厚く、目も中央に寄っている。
餌の食べ残しを狙って体にテッポウオがはり付く事があるが、マンタイン自身はまったく気にしていないという。これはコバンザメがお零れを狙って他魚に張り付く習性から来ているが、マンタインの別名がカイト(kite(凧))ポケモン、テッポウオの進化先がタコをモチーフにしたオクタンになる事を考えるとよく考えられた洒落である。
泳ぐスピードが増すと海面からジャンプする事がある。
上半分は濃紺、下半分は薄い紫、背面に黒い輪っか模様が左右1つずつというのが基本である。
第四世代では、進化前の姿であるタマンタが登場。
手持ちにテッポウオがいる時にレベルが上がると進化するという、特殊な進化条件となっている。
第七世代(USUM)ではミニゲーム「マンタインサーフ」の主役になった。
BPがもらえるので、世話になった人も多いだろう。
性能
種族値はエアームドと対になった能力で、特防は140もある。
しかし、特殊受けといえばピンクの悪魔がいるのでエアームド程の活躍は聞かない。
水・飛行なので電気技も4倍弱点。半減実、どろあそび、ダブルで「ひらいしん」持ちと組むなど上手く使おう。
第5世代ではウルガモスやシャンデラと相手にすると有利な敵も増えた。
岩技で狩ろうとしてきた物理アタッカーを「ねっとう」で火傷にしてやれば面白い活躍が出来る。
また、トリプルバトルにおいては位置に関係なく攻撃できる飛行技が一致で使えることに加え、
味方を加速できる「おいかぜ」、全体攻撃をシャットアウトできる「ワイドガード」など有用な技が多くなかなか侮れない。
第7世代では、種族値の見直しというテコ入れもとい救済により、HPが20も上がるという破格の向上を遂げた。これにより、物理面での耐久においても強さを発揮することができるようになった。おまけに「はねやすめ」まで習得し、水特殊受けの一般ポケモンの看板という地位を更に強固にした。
ちなみにHGSSにおいては教え技で「いとをはく」を覚える事ができるが、これはマンタインのモデルであるオニイトマキエイ→糸巻き→いとをはく、もしくはカイト(凧)ポケモン→凧糸→いとをはくの連想かと思われる。似たようなケースに、例えばガオガエンの「きゅうけつ」がある。なお、「タネばくだん」や「たつまき」や「どろかけ」や「いわなだれ」等も覚える。
一方、実在のマンタとは違い、物理攻撃面は控え目である。ピンポイントの相手対策に「いわなだれ」等を搭載しているケースもあるが。