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魔術師(とあるシリーズ)の編集履歴

2019-12-18 01:50:36 バージョン

魔術師(とあるシリーズ)

まじゅつ

「とあるシリーズ」に登場する魔術を扱う人達の事。

概要

とあるシリーズ魔術サイドを構成する、主に魔術結社や独力によって異能の力を得た人間を指す。



魔術とは異世界の法則を無理矢理現実世界に適用して様々な超自然現象を引き起こす技術。

その様式は千差万別であり、突き詰めれば何でもありの異能力だが、基本的には上記の定義を満たす行為全般を指す。


元々は原石や何らかの宗教的奇跡に対する羨望から開発されたものらしく、

「真の奇跡に人の手で追いつこうとすること」「神話の内容を切り取り、分割し、時には拡大解釈まで行い自分のものにしようとする行為」

才能の無い人間がそれでも才能ある人間と対等になる為の技術

とも表現される。

ちなみに「才能のある者」である能力者(レベル0でも)が使えば凄まじいデメリットが発動する。


正規の手順を踏めば素人でも使えるがこの世のものではない『異世界』の知識であるため、

通常、人間にとっては『毒』であり使用する度に精神を蝕まれる可能性がある

故に魔術師は単に魔術を使えるだけでは不十分で、自力で改良・研究・開発までできて一人前となる。


多くの場合において魔術師は過去に何らかの挫折や苦悩などの経験を抱えており、

「まっとうな手段では叶わない願い」を持つが故に、魔術という異常な手段に頼る。

その成り立ち故に、魔術師の行動原理にはまず「個人的な願い」がある



魔法名

戦闘時に魔術を行使するために名乗る名前。また、自身の真名を伏せる目的もある

己の信念をラテン語で表し、重複防止の為000~999までの数字を付ける。

これを宣言する事は自分の覚悟を見せ付ける事と同義であり、

名乗られた者は本気で相手をしないと相手に対し失礼であるという。


霊装

魔術を補助する専用の道具

ベースとなる逸話再現をする際に使用する儀礼用のレプリカ。

形と役割さえ整っていれば本物から0.00000数以下でも力を得られる

本物から力を得る方式を偶像の理論という


魔道書

魔術の使用方法が記された書物

『原典(オリジン)』とその写本、偽書が存在する。

ある魔術師によって作成され、常人では『原典』クラスの毒は受け止められないため一般的な魔術師は記述を改変・削除したり、部分的に抽出するなどして毒の純度を落とした写本や偽書を読んで知識を習得する。


一般人、特に宗教観念の薄い人間は目を通しただけで廃人確定

中身を学んでそれを弟子に伝える者を魔導師と呼ぶ。


位相

魔術の大元である異世界の総称

「天国」「地獄」「六道」「四界」「黄泉」「ユグドラシル」「アヴァロン」「オリンポス」「冥界」「ミクトラン」「ティティカカ」といった宗教概念

確かに実体を持って存在し、現実世界に影響を及ぼすことさえある。


土御門曰く人間の感じ取れない“高周波”や“低周波”の様に現実と重なり合っているが干渉できない力場。


学園都市に内在するAIM拡散力場も科学的な「位相」に該当する




使用方法

手順としては、まず自分の生命力で『魔力』を精製する所から始める

具体的には呼吸法、食事制限、瞑想、準備運動...つまり血液の流れや内蔵の活動リズムなど、自身の体内を望むまま制御することで生み出す。

体内器官という自分の意思で操れないものを無理にいじると、普段手に入らないエネルギーを精製できるが当然無理に体内をいじるのには危険が伴い、適切な知識なく手を出すとしっぺ返しを食らうリスクがある

魔力が得られたら、自分の血管や神経、霊装に魔力を通し、身振り手振り・呪文の詠唱・文字の筆記・道具の使用などで記号を示すことで魔術は発動する。


地脈・龍脈のような惑星を廻るエネルギーや、天使の力(テレズマ)のような別位相のエネルギーを魔術に使用する際でも、魔力を使ってこれらのエネルギーを「呼び込む」という手順がある


生命力≒魔力である為、不老不死の存在である吸血鬼などは文字通り無限の魔力を精製できることになるため、存在は懐疑的に扱われている。



魔術を極める事で例外なく世界を歪めることすら可能であり、その到達点が魔神である



主な魔術系統

十字教神の子や天使に由来する術式群主な使用者:神の右席 ミーシャ=クロイツェフ
近代西洋魔術黄金夜明が確立した系統、「黄金系」主な使用者:レイヴィニア=バードウェイ
magickの魔術アレイスターが構築した魔術体系主な使用者:アレイスター=クロウリー ローラ=スチュアート
カバラユダヤ教から派生した術式主な使用者:シェリー=クロムウェル エステル=ローゼンタール
北欧神話武具を使う術式が多い主な使用者:マリアン=スリンゲナイヤー トール
ケルト神話ケルト民族の宗教・伝承体系主な使用者:去鳴
アステカ神話生と死に関する術式が多い主な使用者:エツァリ ショチトル
民間伝承系童話やおとぎ話、異教を矮小化した教え等主な使用者:ワシリーサ サンドリヨン
錬金術知る事が目的の学問主な使用者:アウレオルス=イザード
陰陽道地脈や龍脈を呼び込み発動する主な使用者:土御門元春
ルーン魔術24文字のルーン記号を使う術式主な使用者:ステイル=マグヌス
神道・仏教日本神話、仏教由来の術式主な使用者:神裂火織 闇咲逢魔

リスク

魔術は等価交換の原則を騙し、一の出費で十の成果を得るのだが、幾重にも重なった位相に干渉しており、

位相同士の接触・軋轢を誘発してしまう。

こうした軋轢から生じたのを「火花」といい、人々の運命そのもの


人の出会いや別れ、そして人の生死からコイントスの表裏さえもが、薄く広がった「火花」と重なる位相の影響を受けている。

どのような魔術にもこのリスクは付き纏うが、特にヘルメス学、近代西洋魔術等といった多数の神話伝承を統合した魔術は

多数の位相に干渉するため、「火花」の量やもたらされる影響が大きい。



ある意味、魔術師達は悲劇を覆す為に魔術に手を出し火花を誘発、その影響でより多くの人々の運命を狂わせる悪循環をしている



関連タグ

とある魔術の禁書目録 とあるシリーズ 科学サイド

学園都市(とある魔術の禁書目録) 能力者(とあるシリーズ)

必要悪の教会 テレマ教

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