曖昧さ回避
- 『スーパーマリオRPG』の登場キャラクター。本項で記述。
- 『GIANTKILLING』のキャラクター・ルイジ吉田の愛称。
- 『トトリのアトリエ』、『メルルのアトリエ』の登場キャラクター。ジーノ・クナープ
- 『蒼き雷霆ガンヴォルト』のキャラクター
- 『BATSUGUN』の登場キャラクター。ジーノ・リムルシュテット
- ドイツ・デュッセルドルフ出身のギタリスト『ジーノ・ロート(Zeno Roth)』が率いるドイツ・ハノーファー(Hannover)出身のハードロックバンド。
- 『被虐のノエル』のキャラクター。ジーノ・ロレンツィ
概要
夜空の世界からやってきた、自称「天空の使者」。
その正体は星の姿をした魂のような存在で、破壊され飛び散ってしまったスターロードの欠片を探し修理するために、ローズタウンの宿屋の息子のキノピオ、トイドーが持っていた人形『ジーノ』に乗り移って仮の体とし、以後、そのままジーノを名乗るようになる。
(彼曰く、母国語であるスター語で本名は存在するが、マリオワールドの言葉では発音が難しいらしい)
人形らしく、ロケットパンチや腕に組み込まれた銃を武器にして戦う。
能力的には物理でも魔法でも殴れて素早い速攻型。
反面速攻型の例に漏れず、耐久は紙なので、以下に先手を取って敵を仕留めるか、後述の補助技を駆使するならいかに彼にダメージを与えさせないかが戦術のカギとなる。
よくもわるくもファイナルファンタジーにおける文字通りガンナーのポジション。
バカ正直に最強防具・スターマントを装備させるくらいなら、攻撃力にボーナスの付くばっちいパンツを装備させたほうがはるかに実用的という結論も出てるのでなおさらである。
ガンショットやビーム等、小さな子供が考えるヒーローを具現化したようなキャラクターで、ヒーローらしく少しキザな喋り方が特徴。本作において重要な役割を持つキャラクターである。
スペシャル技
ジーノビーム
腕に組み込まれたビームガンで敵を攻撃をする。
ボタンを押し続け、星が三つになったところでタイミングよく離すと多くのダメージを与えることができる(タイミングを間違えると効果が下がる)。また、対象が浮かんでいる場合はジャンプをして放つ。
ジーノウェーブ
味方一人の攻撃力を上げる。ボタンをタイミング良く押すことで防御力もアップ。
一粒で二度おいしいこの効果はボス戦で重宝され、彼のアイデンティティといっても過言ではない。
攻撃力、防御力アップはツヨクナールやカタクナールで代用はできるし、全体版もあるが、一度に両方の効果をかけられるのは他にヨッシーエキス(緑)だけだが、デブヨッシーにクッキー10個喰わせてランダムでやっと手に入るもので、そんなことするくらいなら20個喰わせて完全無敵のレッドヨッシーエキスもらった方がいいに決まってるので、実用的なのはやはりこれだろう。
ジーノカッター
もうひとつのジーノのアイデンティティ。
アクションコマンド成功で敵一体に9999ダメージを与え、
一撃で倒す(失敗すると普通のダメージを与える)。
実質必ず当たるザキである。
ただし、当然即死耐性を持つボスに対しては無効(とあるボスキャラ以外)。
ジーノブラスト
ビームの雨を降らせて敵全体を攻撃する。ジーノビームと同じようにタイミング良くボタンを離すと、多くのダメージを与えることができる。
ジーノフラッシュ
大砲に変形し、太陽のように爆発する砲弾で敵全体を攻撃。
ジーノビーム、ジーノブラストと同様にタイミング良くボタンを離すと、多くのダメージを与えることができる。
技エフェクトでやや判りづらいが、他のジーノのスペシャル技と同様に無属性である。
強力なことには変わらないが、基本的にブラストで十分な局面も少なくないので、コスパの悪いこの魔法は使用を敬遠される傾向が強い。
せめて熱を操るような見た目から炎属性が付与されてさえいれば攻撃対象が不確定なマリオのウルトラファイアとちがって確実に全体攻撃できる安定した炎属性の攻撃手段として3つめのアイデンティティになれたのだが…
リメイクする際はこのあたりをなんとかしてほしいものである。
出演作
冒険の仲間として登場。
リトルキノコのゲームセンターにある『ヒゲ★パチ』での説明キャラとして登場。
(ただし、設定上は同一人物ではない)
なお、スタッフロールにはジーノの版権がスクウェア側にあることが記載されている。
補足
ファンの間では今でも根強い人気を持っており、
スマブラXで参戦を願う声も多く見られた。
しかし版権が上記の通りスクウェア)にあるため、
今後マリオシリーズの作品に登場できる可能性は低い。
何とかならないでしょうか…スクエニさん。
…と思いきや、一応脇役としてマリオ&ルイージRPGにゲスト出演しており、
マロやカジオー一味共々今後もマリオシリーズの作品に出演する可能性は0ではないかもしれない……と思いたいところであったが、残念なことに同作のリメイク版では存在が抹消されてしまった。やはり年月が経った今となっては、マリオシリーズ本編への出演は難しいのだろう。
しかし、スマブラ3DS/WiiUではスクウェア・エニックスからクラウド・ストライフの参戦が発表されているため、てジーノがスクウェア枠として登場する可能性は残されている。なお今回ファイターとしての参戦は出来なかったが、Miiコスチュームとして解禁された。今後に期待である。
最新作であるスマブラSPには…
ファイターとしての参戦ではなかったものの、スピリッツとしてマロ共々登場。
しかもジーノのスピリットは前々作のラスボスといった名だたるキャラクター達と同格のレジェンドスピリットという扱いである。
当然入手は簡単ではなく、ジーノのスピリットはシークに憑依し、マリオとクッパとピーチ、マロ役の白いカービィと共にプレイヤーに襲い掛かってくる。メインファイターであるシークを倒せば勝利なのだが、シークは他のファイターを2人倒さないと出現しないうえに制限時間もあるため、スピリッツバトルは時間との勝負になる。
プレイアブルキャラクターでこそないものの、ひとまずスマブラ世界にもジーノは存在している事が明らかとなった。
関連イラスト
また、スーパーマリオRPGのオリジナル仲間キャラ同士ということでマロと一緒に描かれることもある。