誘導分岐
- シンシア(Cynthia)とは、英語圏における女性の名前。略称・愛称はシンディ(Cindy)。
- 『ドラゴンクエストⅣ』の登場人物。本項で解説。
- 『花右京メイド隊』の登場人物。
- 『CLAYMORE』の登場人物。
- ゲーム作成ツール『RPGツクール2003』のRTPキャラクター。VIPRPGにおいてはラナという名前で登場している。
- 『OVERMANキングゲイナー』の登場人物。 ⇒ シンシア・レーン
- 『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』の登場人物。⇒シンシア・マルグリット
- 『水晶の龍』のヒロイン。裏技の野球拳の方が有名。この裏技は嘘なのだが、pixivにおいてはその殆どが彼女との野球拳に関連したイラストで占められている。
- 『エースコンバット3 エレクトロスフィア』の登場人物。 ⇒ シンシア・ブリジッド・フィッツジェラルド
- 『CYNTHIA THE MISSION』の登場人物。⇒ シンシア・ロウ
- 『ファイアーエムブレム覚醒』の登場人物。 ⇒ シンシア(ファイアーエムブレム)
- 幻想乙女のおかしな隠れ家の登場人物。 ⇒ シンシア(幻想乙女のおかしな隠れ家)
- 摩訶摩訶の登場人物。 ⇒ シンシア(摩訶摩訶)
- アルトネリコ2の登場人物。⇒シンシア(アルトネリコ2)
- シンシア 〜Sincerely to You〜の登場人物。タイトル通りメインヒロイン
- プリンセスうぃっちぃずの登場人物。シンシア・キュリオ
『ドラゴンクエストⅣ』のシンシア
『ドラゴンクエストⅣ』における主人公の仲の良い幼馴染として登場する女性。
第5章の冒頭にて、主人公を匿いまた勇者として育てる為の村がピサロ率いる魔族軍によって襲撃された際、主人公を地下室に隠し村人らと共にピサロの軍勢に挑む。しかし圧倒的な戦力差に村は壊滅、シンシアはモシャスの魔法で主人公の姿に化け、主人公の身代わりとなる形で死亡してしまう。
ピサロの軍勢が村を壊滅させて去った後、毒の沼と化したかつての花畑(シンシアが寝転がっていた場所)を調べると、彼女のものと思われる羽ぼうしを拾うことが出来る。(ただし主人公は装備することが出来ない為、売られてしまうこともあるが、シンシアの形見のアイテムとあって、使うことはなくても最後まで持っていることも)
エンディングでは村に一人で帰ってきた勇者の目の前に再び現れ、再会したふたりが抱き合いエンドロールとなる。この再会の描写については諸説あり、「実際に生き返った(マスタードラゴンが生き返らせた)」、「主人公が思い描いた幻想」など、ファンの間でも意見が分かれている。ゲームブック版では前者の説がとられている。
もし、『V』の「天空の勇者」が男だとすると、ビアンカやフローラ、デボラの3人は、勇者とシンシアの間に生まれた子の子孫という可能性も、否定できない。
キャラクターグラフィックはエルフと同じものが使用されている為、pixivにおいてはエルフとして描かれているものが多い。髪の毛の色はPSリメイク版以降のピンクで描かれることが多いが、FC版に合わせて緑色に描かれたイラストも一部見られる。
また、男勇者とのカップリングイラストには勇シンタグが用いられている。
ちなみにFC版ガイドブック下巻には彼女のイラストも掲載されており、外見は、「肩ぐらいまでの金髪でカチューシャを付けた、ごく普通の人間の少女」というものである。小説版でも人間ではないと思われる描写があるが、髪色は金髪でゲーム中のグラフィックとは異なっている。
CDシアターでは金髪に尖り耳といった姿で明確にエルフとして描写されており、ロザリーと瓜二つな容姿をしていることに加えて、彼女同様ルビーの涙を流すシーンがある。また、勇者が小さい頃から容姿が変わっていないという長命なエルフを示唆する描写もある。
キャストは川村万梨阿氏であり、後のビアンカと同じ声優が演じていることもまた上述の「ビアンカは勇者とシンシアの子孫」という設定を匂わせることとなっている。