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島本和彦の編集履歴

2020-06-02 20:40:52 バージョン

島本和彦

しまもとかずひこ

試練の大地北海道が生み出した日本一の熱血漫画家。ファイティングスピリットを無闇矢鱈と刺激する内容の作品に定評がある!!

北海道出身・在住の燃える漫画家熱血パロディ化したギャグ漫画作品を主に発表している。


従業員500人を超える中堅企業の社長であり、5人の息子の父であり、画業30周年を迎えながらも現役バリバリで作品を書き続ける熱き漫画家である!


その熱すぎる作風のせいで、松岡修造JAMprojectと並んで地球温暖化の原因呼ばわりされてしまう事もある!!


人物

漫画の他にもラジオDJを務めたり、アニメゲームの原案に協力したりとマルチな活動を繰り広げている。作品の登場人物そのままの熱く笑える言動の数々から、「作品より本人のほうが面白い」と言われてしまうこともしばしば。彼の熱血漢ぶりはキャラ作りではなく素である。大学の同期であった庵野秀明によれば、「授業でバスケットボールの試合があった際、手塚(島本の本名)からボールがとられると

 『すまん!俺のせいで!』、

 『もう一度、俺にチャンスをくれぇ~!!』

とか言っていた」らしく、これについては当時のことを描いた『アオイホノオ』の作中でも再現されている。庵野氏曰く、アオイホノオの焔は、「これって(手塚)本人じゃん」と言わしめる程。(アオイホノオ自体が島本氏の半自伝的作品である)


(作風が固まりすぎているので数こそ少ないが)シリアス作品を書いた際にも、ハイクオリティの物を提供する事ができる高い実力の持ち主でもある。作品の印象こそ全般に熱苦しいが、論理的な構成や実験的作風など、さすが石ノ森フォロアーと思わせる面も強かったりする。こう見えてかなりクレバーな作家である。


基本的にコンパクトでまとまった内容の作品が多く、連載でも大長編作品より一話完結式のストーリーが得意。そのためか単行本化していない作品も含め膨大な数の作品を世に送り出している。


2015年には特撮ドラマ仮面ライダーゴースト』で怪人である眼魔のデザインを担当したことで話題となった。

自身の漫画『逆境ナイン』が実写映画化されたときは、自らが描く自画像そのままの姿で作中に登場し、高いテンションで主人公チームについて解説を行った。


漫画家専業だった頃はマンガの依頼は何でも受ける人で、

なんでも受けてなんにでも描いていた


手塚治虫石ノ森章太郎への憧れからか齢50歳を過ぎてもなお月産150ページ以上のハイペースで連載を続けていた島本だったが、2015年から北海道で書店を3店舗とダスキンのフランチャイジーを経営する実業家として会社勤めをするようになり(父が創業した会社を引き継いだ)、2019年には社長に就任したことに伴い、連載は『アオイホノオ』のみとなってしまった。現在では社長業が忙しく、漫画が執筆できるのは月5日ほどしかないという。


2015年、『アオイホノオ』にて第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、および第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。

同年に放送されたTVドラマ版は、実写化が嫌悪されがちな昨今にあっても高いクオリティ―で人気を博した。

最終回には原作者自身が登場し、とても良い言葉を語りながら熱演して締めくくっている。


本名は手塚秀彦

つまり漫画家の手塚先生なのだが、手塚治虫へのリスペクトから、手塚姓を名乗るのは恐れ多いとして、現在のペンネームを付けた。

学生時代には「手塚治虫の息子か?」と実際に聞かれたことがあるらしく、何となく答えづらくていっそのことそうだと言ってやろうかと思ったこともある模様。ちなみに本物の手塚治虫の息子である手塚眞とは同い年であり、何度か対談なども行っている。


交友関係

交友は非常に幅広く、学生時代から繋がりがあるガイナックスの設立メンバー(後に『炎の転校生』は同社でアニメ化される)、庵野秀明岡田斗司夫、『吼えろペン』に登場して存在感を放つ藤田和日郎、アシスタントとして師事した新谷かおる(後に『アオイホノオ』や自筆の同人誌『新谷かおるになる方法』で登場)、作風に共通点があったため連載中にコラボしたゆうきまさみ、散々いじることになったかわいそうなあだち充には北海道からメロンを送るなど、アニメ界や漫画界での知り合いが多い。


島本和彦のマンガチックにいこう!

島本和彦がDJを務めていたラジオ番組。

島本独特のセンスのある熱い言い回しからマニアックな人気を集めた。2008年に多忙を理由に惜しまれつつも最終回を迎えた。

現在はSTVラジオのホームページより、マンガチックな楽しい感想文として受け継がれている。

放送局:STVラジオ


主な代表作品

…他多数。


その他の関連作品

キャラクターデザインやリメイク、コミカライズなど有名作品を扱う仕事が極めて多い。

これまで担当した作品は

など。

また、同人活動に精力的でコミケに毎年参加し、近年は『プリキュア』や『ラブライブ!』の本を執筆したことで話題を呼んだ。


他にも旧スクウェアから発売されたRPG作品『ライブアライブ』の近未来編も根強い人気があり、ブリキ大王のテーマ曲にも島本氏が大きく関わっている。


余談

好きなものへの情熱と愛

機動武闘伝Gガンダム』の登場人物の一人である東方不敗マスターアジアが好き過ぎて、そのコミック版の連載が決まった際には「東方不敗を早く出したいから」との理由により1月に100ページ以上も執筆し、月刊誌連載なのに2ヶ月で単行本が出るという異例の事態となった。

また、その連載期間中に『ハートキャッチプリキュア』にドハマりしてしまい、同時進行で同人誌の原稿も描いていた結果、多い時には月に300ページを超えた事すらあったという。

しかも提出したのはラフ画などではなく、全てきちんとした完成原稿であったというから驚きである。


また仮面ライダーシリーズについても造詣が深く、

「小学生の時に仮面ライダーを自由帳に描いていたのが自分のルーツの一つ」と語っている他、

  • ライダー愛が先行しすぎて技術が追いつかなくなったと発言」
  • 「一回仕上げて担当編集に渡した仮面ライダー関係の原稿のアクション描写に不満が湧き、一連のシーンを一晩で描き上げて差し替えてもらった
  • 「ZOの映画版に満足しきってしまい、何故か島本色全開のコミカライズを描く
  • 「ライダーの話の際、さりげなく自画像がフォーゼ風に

……などなどエピソードは枚挙にいとまがない。

故にのライスピでのあまりにも投げやりな仕事には苦言を呈した。


アオイホノオとシン・ゴジラ

2016年7月、大学の同期であり『アオイホノオ』の作中ではライバルとして登場する庵野秀明監督製作の『シン・ゴジラ』が大ヒットを達成。

さらに島本氏自身も「庵野……俺の負けだ」「庵野やめろ!俺より面白いもの作るんじゃねえ!」と認めるほど感銘を受け、Twitterにて「叫んでもいい、崩れ落ちてもいい上映の回があるなら俺が最前列で手本を見せてやる」と発言したところ、それを見た庵野氏本人が東宝にかけあって、同年8月に異例の叫んでもいい“発声可能上映”を行うことになった。


当日、島本氏は新宿バルト9にて大いに叫び、上映後に舞台へ上がったところでサプライズ登場した庵野監督と対面。そのまま数分間にわたるトークを行った。

また、『アオイホノオ』のキャラクターを使って『シン・ゴジラ』のどこが凄いのか、どこに打ちのめされたのかを解説する同人誌をコミックマーケット90で発売したところ、かつてない長蛇の列となってしまい、大量に搬入した解説本が即日に完売。その様子はYahooニュースにも取り上げられた。


関連タグ

関連作品

Gガンダム スカルマン

仮面ライダー プリキュア:島本先生の好きなもの。その入れ込み具合たるや頼まれてもいないのに自ら同人誌を描くほど。

ラブライブ!:同上。その情熱によって、シリーズ公式から絵の仕事をオファーされた(シャゼリア☆キッス)

ライブアライブ:近未来編のキャラクターデザインを務めた。



キャラクター

炎尾燃 富士鷹ジュビロ 島本さん 熱血隼人

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