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東方不敗

とうほうふはい

東方不敗とは、『機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。そして、その名を冠した武術流派の名称。
目次 [非表示]

「そこまでか!貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのか!それでもキング・オブ・ハートか!足を踏ん張り、腰を入れんか!そんなことでは、悪党のワシ一人倒せんぞ!この馬鹿弟子が!!」

「何をしておる!自ら膝をつくなど、勝負を捨てた者のすることぞ!立て!立って見せい!!」

「よぉし……今こそ…お前は本物のキング・オブ・ハート……!」


「師匠!お供させていただきます!」/「我らのこの手が真っ赤に燃えるぅッ!悪を倒せと!轟き叫ぶぅ!!」/「師匠………!例え何があろうと、我ら師弟の絆は、永遠に不滅です!」 - ドモン・カッシュ


プロフィール

国籍ネオホンコン
年齢49~50歳
生年月日F.C10年2月22日
星座魚座
身長193cm
体重93kg
血液型AB型
CV秋元羊介/デイブ・ペティット(英語吹き替え版)

概要

主人公ドモン・カッシュの武術の師匠であり、マスター・アジアの通名。

流派東方不敗という拳法の創始者でもある。


ネオホンコン代表のガンダムファイターで、Gガンダム本編の前回大会、第12回大会の優勝者。

当時、ネオイングランドのジェントル・チャップマンが射撃中心の戦法で第9~11回の三連覇を遂げていたことにより射撃武器有利の風潮が生まれた結果、各国の緊張と軍拡の機運が高まり、第三次カオス戦争危機がおとずれようとしていた。このため紛争調停を司るシャッフル同盟の一員として第12回大会に出場して優勝を果たし、GFの格闘路線への回帰と戦争の危機回避という使命を成し遂げた。


その一方、ガンダムファイトで生じる破壊によって地球の環境破壊が深刻化していることを認識させられ、自分自身がその一端を担ってしまったことに絶望する。

そしてシャッフル同盟を抜けた後、地球に落下して暴走したデビルガンダムを利用した地球環境の浄化と、環境破壊を続ける愚かな人類の抹殺を至上命題として暗躍(序盤ではデビルガンダムを敬うような発言をしていたが、設定が途中で変更されたのかは不明)。

阻止すべく立ちはだかる弟子のドモンと死闘を繰り広げることになる。



(なお、漫画作品である『超級』ではこの時の東方不敗の様子が描写されており、仲間のシャッフル同盟に止められたが逆に石破天驚拳を放ち退けてしまっている)


これがワシの初登場だ!

本編では第12話「その名は東方不敗!マスター・アジア見参」より登場。

新宿で襲い来るデスアーミー素手で破壊する破天荒な登場シーンを披露した。

その後、しばらくはデビルガンダム捜索のため、愛機のクーロンガンダムとともにドモンと行動する。


しかし、それは見せかけで、実際には裏でデビルガンダムと通じており、クーロンガンダムを密かにマスターガンダムに改造、チボデーやジョルジュら新シャッフル同盟を襲撃しDG細胞を植え付けようとするなど暗躍。

ドモンがデビルガンダムに辿り着くと本性を現し、敵対することとなる。


東西南北中央不敗、スーパーアジアになってくれるわ!

その後、ドモンとは幾度となく敵として戦いギアナ高地で敗北するも、本戦開会式に健在ぶりをアピール。ネオホンコン代表として模範演舞も披露する。開会式にて上述の形で連覇とその際に新称号を名乗る事を宣言。あくまでも「スーパーワールド」ではなく、「スーパー"アジア"」に留めている所が彼らしい。

シード枠から予選は免除されてはいたが、今大会の主催者であるウォンと密室の悪巧みとコメンテイターとして観戦。

だが、ネオイングランド要人暗殺の1件から利害関係に亀裂が生じ、因縁を作ったシュバルツとドモンによる全勝者同士の戦いに彼をデビルガンダムの生体ユニットとして利用する為に強者を次々とぶつける思惑とウォンの疑心暗鬼もあり一時的に共闘。その際にガンダムファイトの影の側面と曲がりなりにも最終奥義である「石破天驚拳」をドモンに伝授している。


今こそ、お前は本物のキング・オブ・ハート……

そしてガンダムファイト決勝ラウンド、ランタオ島決戦でドモンと最後の決闘。

人類を滅ぼし地球自然を守る』という目的を暴露。それに対しドモンは……

人類もまた地球が生んだ天然自然の一つ。それを無視して地球再生など愚の骨頂』と反論。

お互いにハイパーモードを発動し、最終奥義を撃ち合う壮絶な戦いの末、自らを超えたドモンが真のキング・オブ・ハートであると認め、敗れる。


繰り返されるガンダムファイトの中で傷つき、やつれ果てていく地球を見過ごすことができなかった東方不敗は、デビルガンダムの意志である「地球汚染と環境破壊の原因である地球人類の抹殺」に賛同し、デビルガンダムを自らの目的に利用しようとしていたのであった。

彼自身がデビルガンダムの生体ユニットにならなかったのは既にその身が不治の病に侵されていたためであり、DG細胞のせいではなかった。(事実、彼の身体にDG細胞は一片も感染していなかった)。

最期は自らが悪に染まっても守ろうとした地球の美しさ、その自然の理を崩そうとした自らの過ちをその身で悟りつつ、最愛の愛弟子の腕の中でその生涯を閉じた。


見よ、東方は赤く燃えている……


大会終了後

本格的に野心を剥き出しにしたウルベ・イシカワによる、デビルガンダムの完全復活と地球圏の恒久支配がネオジャパンから各コロニー国家に宣言され、レイン・ミカムラを救うためにゴッドガンダムに乗ったドモンをウォン・ユンファウォルターガンダムが襲い掛かるが、東方不敗の意志を継いだ愛馬・風雲再起が援護に搭乗。

「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて地獄に落ちろ!」と、セリフの通りに軽々撃破。


また、グランドマスターガンダムに苦戦するドモンの前にミキノキョウジシュバルツらと共に幻影となって現れ、ドモンの決意を促すなど、死してなおドモンの支えになっている。


機動武闘伝Gガンダム・完

今川監督のテンションが上がり過ぎて完結までにまだ数話残しているにもかかわらず東方不敗の死亡回絵コンテに『機動武闘伝Gガンダム・完』と筆文字でデカデカと書き込んでしまったというのは有名な余談である。


作品のベースを貫く「荒唐無稽」さ、そして武侠的世界観を大真面目に体現してみせる人物であり、その登場によって良くも悪くも『機動武闘伝Gガンダム』という作品の方向性を決定付けた非常に印象に残るキャラクター像から、本作品の登場人物の中でも屈指の人気を得ている。


一方で、コロニーという住処を得た人類が地球環境に無関心になっていく事への憤怒や、傍目にはただの格闘大会に見えるガンダムファイトが『地球自然に破壊を齎す歴とした戦争行為』だとはっきり指摘するなど、その言動はGガンダムがただのお祭り作品ではないガンダムシリーズの一作だという事を再確認させている。

公式のガンダムアニメシリーズ内で素手でMSサイズの機動兵器を破壊するという前代未聞の偉業(?)を果たした人物である。


その恐るべき身体能力と発想力

  • 足を高速で動かしてエアカーと並走する、それどころか瞬間移動と見まごうほどの素早さを見せる
  • 超級覇王電影弾みたいな状態からドモンの鉢巻を発射、デスビーストの首をねじ切る
    • 自分の腰に巻いたマスタークロスでも同じことができる。
  • デスビーストの弾丸を素手で掴み、銃口に押し込んで破壊する
  • ウルトラマンよろしく瓦礫を持ち上げながら上昇し、横転させる
  • デスアーミーの顔面にパンチを浴びせ、弾丸の上を飛び越えながら、弾丸を布で投げ返して撃破する
  • 布の一撃で東京タワーの鉄骨を切断する。
  • 腕を振っただけでゾンビ兵を荼毘に付す
  • デスアーミーを切断するほどのドモンの斬撃を白羽取りで受け止める(※刀は錆びています)
  • 石破天驚拳を生身で放つと壁に手の跡と「驚」の文字が刻印される
  • ドモンを襲った狼の群れを石破天驚拳で吹っ飛ばす(※狼はバラバラになっていません)
  • ドモンと協力し、瓦礫を倒壊した高層ビルごと蹴り上げて脱出する(※ここまで全て生身です)
  • DG細胞の影響で復活するが、精神になんの異常もない(スパロボX-Ωにて)
    • ケロロ軍曹たち宇宙人の存在をあっさり信じる、ケロロのイメージを元に転送されてきたマスターガンダムを駆り、アンゴル=モアのハルマゲドン10万分の1を利用して隕石をぶん回すなどやりたい放題であった。

この作品では周囲からの銃弾を全て掴んだり、電車をぶん投げたり、盲目であるにもかかわらず、超人的な身のこなしでバスを切断するとか、足技の一発で高層ビルを倒壊させる人とか人間技じゃない戦闘能力を持った人物は珍しくないのだが、中でも、上記の実績から彼の異質さや戦闘力の高さが際立っている事がわかるだろう。この作品の荒唐無稽さの象徴とされるのも納得である。


ちなみに「今更なんでメカに頼ろうものかァッ!!出ろ!貴様も武道家ならば!自分の体で戦ってみろォォ!」なる作中屈指の名言にして迷言を残している。


その他

  • ギアナ高地で倒された東方不敗が偽物だったという話は『超級』の話で、本編では紛れもなく本人とされているため、完全な俗説である。なら何故ネオホンコンに間に合ったのかとツッコミを受けることもあるが、それを言ったら満身創痍だったはずのシュピーゲル&シュバルツがピンピンしてネオホンコンに到着していることもおかしいな話になる。そもそも『超級』自体がこのような俗説を汲んでフェイクという設定に変えたとも言える。
  • 演じている秋元羊介いわく、東方不敗は自分の代名詞と言えるほど有名な役となり、これを意識した配役が行われる程になったという。
  • 東方不敗のキャラソン「男道、獣道/マスターアジアの恨み節」は本人が覚えている限りでは生涯で初めて歌ったキャラソンであり、持ち歌。というより秋元はキャラソンは歌わないことにしてたため、話を持ちかけられた時は受けるつもりはなかった。そこで企画を流すために「演歌なら………」と言ってみたところ本当に演歌が製作されてしまったので、引くに引けなくなったとのこと。しかしこの歌は本人にとってもお気に入りなようで、時にカラオケで歌うこともあるらしい。
  • DG細胞の感染すらはねのける東方不敗の肉体を犯すほどの「不治の病」について詳細は語られなかったが、一部ファンの間では超人の肉体を持ちながら、それ故のであっさりと亡くなったを連想する声もちらほらある。

乗機

マスターガンダム

クーロンガンダム

シャッフル・ハート


小説版

ドモンの父から預けられたドモン師匠として、弟子に流派東方不敗の全てを叩き込む。シャイニングフィンガーも元は東方不敗の直伝。

しかしその関係は歪で、東方不敗は実の息子のようにドモンへ愛情を注ぐも、ドモン目線からするとその愛情には戸惑いを隠せていなかった。

アニメと同じくドモンと袂を別つが、こういった背景に加えて人類抹殺を掲げる自身の理想とそれに対する大量の殺生への罪の意識の板挟みに苦しむ。加えて愛弟子と対立を続けないといけないという事実に深く精神を病んでいく。

実はアニメ版でも精神的には穏やかで傷つきやすく、情に厚い面は各所で見られたが、そちらでは武人としての厳しさが強調されたことから、ほとんど描写としては現れなかった。

小説版の東方不敗は、あまりにも人として優しすぎたのである。


最終的にはこれらの負担が爆発して、東方不敗は精神崩壊を起こし、認知症にも似た状態となる。

そして敵となったはずのドモンへの愛弟子としての愛情だけが思考を支配し、ドモンを虐げようとする者から守るため、単身宇宙艦隊へと挑む。

しかし小説版でのモビルファイターはあくまで競技用であり、軍事兵器には勝てないという設定に加え、最終奥義の石破天驚拳は大地の力を借りて放つ技という設定もあったから、空間戦闘では宇宙艦隊にはほとんど刃が立たなかった。


敗れはしたが、愛弟子のために人生の全てを捧げた義父としては理想とも言える死であった。


スーパーロボット大戦シリーズ

能力の高さもさることながら、生身での強さもしっかり再現されており、MS機械獣などを相手に無双しまくる彼に衝撃を受けたプレイヤーも多かった。

スパロボシリーズに生身・等身大ユニットとしての概念を取り入れた先駆的存在といえよう。


基本的に「中盤までは敵だが、条件を満たすと味方になる」事が多く、加入後は自身のステータスにマスターガンダムの高性能さに加え、ドモンとの合体攻撃と即戦力に相応しい性能となっている。


クロスオーバーならではの掛け合いも見物。地球を愛する者の視点からコーディネーターとナチュラルの争いコロニー落としニュータイプ論を痛烈に批判する事も。


第2次G

記念すべきスパロボ初登場(というかGガンダム自体が初登場)。

ストーリー中盤で原作12~14話の再現が行われており、その中のやり取りでホワイトベース隊の面々を唖然とさせた。超級覇王電影弾のイベントも再現されているが、原作とは異なり乗機のクーロンガンダムが電影弾に耐えきれずに爆散してしまう。・・・が、当然中身は無事で、今度は生身の味方NPCとしてMS相手に暴れ回る(とは言っても射程2以上や空中ユニット相手には反撃不可だが)。正体を明かしてからはマスターガンダムに搭乗し、明鏡止水会得のイベント後暫く姿を消す。

ストーリー終盤にギアナ高地ルートを選択すると、デビルガンダムと共に一行を待ち受ける。また、デビルガンダム撃破後にドモンとの一騎討ちのイベントもあり、原作再現の台詞イベントを全てこなした後に勝利すると、石破天驚拳をドモンに伝授するイベントが発生する(因みにこれをやらないと、ゴッドガンダムの最強武器は爆熱ゴッドスラッシュになる)。そして、ドモンと共に流派東方不敗の漢詩を叫んだ後、息を引き取る。


聞けぇ! わしがこの星の者ではない」発言が物議をかもした(むしろ身体能力的にそうあってほしいが。というか実際ライターがそう思ったらしい)。なお、この設定は、原作スタッフの間で大ウケだったらしいが、猛反対していた寺田貴信プロデューサーはそれを聞くまで相当トラウマだったようである。

ドモンとはルーツを同じくする宇宙人の子孫であり、ドモンはムーを築いた者の子孫、東方不敗はダグ星系へ逃れたグループの子孫という事らしい。


F/F完結編

原作と同じだが、F完結編で特定の条件を満たすとドモンと和解して終盤で仲間になる。また、それとは別の条件を満たすと、原作45話と同様の「東方あかつきに死す」のデモを見ることができる。どちらも満たさない場合は、死亡せず消息不明になるだけ。

仲間になった場合ラブラブ天驚拳のデモの代わりに究極石破天驚拳のデモを見ることができる。

ちなみに仲間に入った後のマスターガンダムはボス級設定だったHPを除けば破格の性能。ダークネスフィンガーがEN10、石破天驚拳がEN50で撃ち放題である。ただし後半の加入となるため改造費に莫大な予算をつぎ込むこととなるのはかなり厳しい事態となる。

生身ユニットとしても登場し、ドモンと共に、機械獣と戦う場面も見られる。

更に『F』では計算上、初期レベルでもクリティカルが出ればサキエルA.T.フィールドを突き破ってダメージを与えることが可能。ゲーム本編では使徒と顔を合わせる機会はないが、出会ったら生身のまま使徒を殲滅する姿が拝めたかも知れない。


A

基本的に原作と同じ。

自然環境保護の観点から四ツ谷博士と親交がある。

なお、エピローグではドモン曰く「遠くへ行ってしまわれた」との事であるが、これが文字通りの意味なのか、冥府へ旅立ったのかは不明。

仲間になっていない場合ドモンの台詞が「…」になる。「A PORTABLE」ではリメイクに伴い早乙女博士との親交があるなど後述の「R」を意識した展開が取り込まれた。

PSP版ではエースボーナスがなんと気力上限200。取得していると敵状態でも有効なので、ヘタに気力が上がっているとスーパー系でも消し飛ぶ火力を叩き出す。合体攻撃もあるので、味方につければ頼もしいが、条件は複雑でガイの生存ルート、コンバトラーVとボルテスV、ボスボロットの追加武装、メカ胡蝶鬼、ケロット、エルメスの加入といったルート限定の隠し要素を複数犠牲にしなければならないが、それに見合った強さがある。ちなみに条件にはドモンの撃墜数も影響するので、仲間にしたい場合は積極的に撃墜数を稼がせること。さらに加入にはアレンビーを仲間にしなければならないが、NPC味方として登場する東方不敗にアレンビーを先に倒されたり、増援のドモンたちが超級覇王電影弾に巻き込まれないよう注意。

また、加入の条件を満たしていると風雲再起も同時に登場して仲間に加わる(東方不敗の加入条件を満たせなくても、ドモンの撃墜数次第で単独加入するようになっている)。


R

Gガンダム本編終了後であるため既に死亡している。

しかしデスピニスによって植えつけられたDG細胞によって無理矢理蘇生させられ、ゲッター線の大規模拡散を浴びて活性化したデビルガンダムコロニーの破片から増殖・復活を遂げたデビルガンダムの生体コアにさせられる。無理矢理の蘇生であるためか、かなり衰弱しており、生前行えていたDG細胞の制御はできておらず、かろうじて意識とゾンビ兵化を保っている状態。

26話で撤退する東方不敗機を撃墜する事で助け出され、続く27話で神ゲッターロボ覚醒イベントを起こすことにより、ゲッター線により体を蝕むDG細胞を取り除かれ健康体として復活(本人曰く、ゲッター線はDG細胞を危険視していながらも不本意にデビルガンダムを復活させてしまい、その生体コアにさせてしまった東方不敗への『詫び』)。28話冒頭でレインにマスターガンダムの再現機を用意してもらい仲間となる。救出できなかった場合は31話にて、DG細胞の除去がなされなかった場合は27話にて再びドモンによって介錯の石破天驚拳を受け、完全消滅する。

仲間になった後も人生の経験者だから言える、かつての自身の所業がガイゾックとなんら変わりなかった事を認めつつも、人類に可能性を見出した事からガイゾックに性悪説を突きつけられた神勝平を励ます含蓄のあるセリフのほか、シャッフル同盟でも手こずるホムンクルス達や、人間サイズでありながらGEAR本部を壊滅させ、ベガとアルテアの二人がかりでも相手にならないゼロと互角以上の戦いを繰り広げるなど生身の戦闘力も披露してくれる。

あらゆる媒体の中でも、ゲッター線が詫びを入れた唯一の作品(……とはいえ、一部ファンの間では「詫びを入れただけでなく、ゲッター線すら脅威に思うデビルガンダムを東方不敗に何とかしてほしい、という思惑もあったのでは?」と深読みする人もいる)。


64

ジャイアントロボに登場する十傑集の一人、衝撃のアルベルトと長年の宿敵同士であるという設定が追加。

スパロボなのに生身同士で戦闘シーンを行うムチャぶりを見せた

両作品の監督が同じ中の人も同じだからこそのネタ。


「リンクバトラー」

闇のリーグのマジシャンが生身ユニットのみを使用する。

HPは少なく簡単に倒せそうに見えるが、ほとんどの攻撃を回避してくるため厄介。

だが、実は精神コマンドの自爆(リンクバトラーでは回避する手段の無い攻撃手段となる)や祈り(相手のSPを0にできるためひらめきによる回避を完全に封じることができる)を使用すれば簡単に倒すことができたりする。


IMPACT

第1部及び第2部でスポット参戦の後、敵対する。本作では最初からマスターガンダムに乗っており、初登場時点でドモン、アレンビーと行動を共にしている。その後、いったん離脱した後、再会時に改めて敵対するという流れになっている。


仲間にも出来るが、その際第1部最終話ではなんとドモンで倒してはいけないので注意。

強さは折り紙付きで、あの経験値泥棒ですらも返り討ちにしてしまうことがある。


J

終始敵として登場。今作ではウォンもウルベも登場しない(彼らに相当する黒幕はいる)ため、Gガンのストーリーとしては実質ラスボス。

作中では生身で戦闘に乱入しアークエンジェルのイーゲルシュテルンを破壊した後、ナデシコに飛び移って攻撃を仕掛けるという超人技を見せ、ナタル・バジルールに「化け物」呼ばりさせた。飛び移るのはガンダムファイターの身体能力を考えればまだ納得できそうだが、ナデシコのディストーションフィールドを生身で突破したということである。そりゃ化け物呼びもされる。


スピリッツ

ボスキャラクターとして登場。

CM映像のアニメでダンクーガの断空剣を受け止めた。


X-Ω

イベントでは敵、又は味方として登場する。パイロットチップを入手すれば付与する事でSRRユニットが台詞を喋る。

ロム・ストールとは拳を交え、レインやエウレカに流派東方不敗の基礎を伝授している。


T

PVや公式のプレイ動画でも姿を見せておらず、「今回は登場するのか?」とファンが思う中、発売前のTVCMに堂々と登場し、ゲーム中に出てくるのは確実となった。

本作でもDG細胞によって復活させられたという設定だが、上記の「R」とは逆にDG細胞を自らの意思でコントロールに置くという形で復活した。

愛する地球を守るという強い信念にぶれは無く、それを踏みにじる者には一貫して戦いを挑む。

困難ルートではDG細胞の呪縛解放され元の使命を取り戻したアルティメットガンダムと共に、荒廃した星を浄化するべく外宇宙へと旅立った。

サラリーマンであるラミィ・アマサキに師匠風を吹かせたり、エンペラー・オブ・シャッフルを襲名しようとしたりと平常運転。

今作のマスターガンダムに(おそらくアニメーション制作コストの高騰や、合体攻撃のシステム変更のあおりで)超級覇王電影弾等の武装(技)やドモンとの合体攻撃は無いものの、仲間になった後も【極】や【プレッシャー】といった習得者が限られる特殊技能にマスターガンダム自体もゴッドガンダムのほぼ上位互換と言える性能もあって単体でも全然大暴れ出来たりする。


ガンダム無双シリーズでの活躍

「Gジェネレーション」を始めとするガンダムゲームにもほぼ常連のように参戦するが、

特にガンダム無双シリーズではその無双ぶりをいかんなく発揮している。


エルピー・プルには「おじいちゃん」と呼ばれている。

「2」以降において「師匠と呼ばんか、未熟者!」と悪態をついてはいるが当人はまんざらでもない様子。

ただし、「2」から参戦したシーブック・アノーに「ジジイ」呼ばわりされたときは流石に激怒している。

また、セシリー・フェアチャイルドウッソ・エヴィンに対しては、作中に登場しないカロッゾ・ロナやフォンセ・カガチのセリフを代わりに発していることも。


パイロット能力としてはやはり格闘値が高くとられており、近接戦向けのMSとは相性が良い。

使い慣れてくると、そのあまりの暴れぶりにプレイヤーのテンションも上がること間違いなしであろう。


「ガンダム無双」

オリジナルモードで登場。第1作となる本作以来、弟子のドモンとともに毎作登場している。

ヒイロ・ユイ石破天驚拳を伝授したりとやりたい放題。

ヒイロはこの事をはっきりと覚えているようで、Gジェネクロスレイズでゴッドガンダムに乗せると「流派東方不敗は既に修得している」と発言してたりする。

GジェネNEOでもWの主要メンバーと競演。5人を相手に単騎で渡り合っている。


「2」

ドモン篇において、デビルガンダムを利用し人類抹殺を企てるなど原作を再現しているほか、

オリジナルミッションにおいてはドモンを連れて戦場に介入しまくった挙句

あのキラ・ヤマトアスラン・ザラに説教をしたことがある。

「そのような覚悟の貴様に討たれた者は、さぞや無念であろうな」


「3」

前作、前々作と比べるとやや大人しめ。

アフレコ当時、中の人の体調があまり思わしくなかったのか少し声が掠れ気味。


「真」

骨のありそうなMSパイロットたちを呼び集めてガンダムファイトを主宰し、流派・東方不敗を伝承させようとするなど

健在ぶりというかやりたい放題ぶりをいかんなく魅せつけた。

回を追うごとに弟子がどんどん増えている気が。


シュウジ・クロス

機動武闘外伝ガンダムファイト7th』に描かれた、若かりし頃の師匠という設定で描かれた時の名前。この作品によると出身はネオ大阪


第7回ガンダムファイトにおいて、ヤマトガンダムとともにネオジャパン代表として出場した。

この時はネオドイツ代表のカイザーガンダムに敗北し(実際には、大会の裏で暗躍していた組織「カオス」と戦っていたため決勝大会に間に合わなかった)、その責を問われて国外追放を受け、ネオホンコンに流れ着いた……とされている。


ただし、この漫画自体が少年向けかつ原作終了後にコンテンツの延命を目的としたメディア展開を行うために作られた完全な後付け作品である。よって、設定面には本編との矛盾や、やや強引ともとれる点が散見されている。

これは東方不敗自体、アニメ本編においてはネオホンコンの人間としての言動を取っており、完全に生粋のネオホンコン出身と普通に見れば取れるため。

こうした点から「映像化された作品こそ公式」とされるガンダム界において、この設定が反映されているかは不明。だが、『スーパーロボット大戦T』ではこの設定を拾って、クロスオーバーとして旧知の間柄からシュウジ呼びされるなど、外部作品ではしばしば取り上げられるている。


キング・オブ・ハート


その他

  • 「東方不敗」の由来は、中国の人気武俠小説、金庸作「秘曲 笑傲江湖」に登場する敵役の名前である。
  • 笑傲江湖」での東方不敗は、秘剣習得のため自ら去勢したとされる。最後まで正攻法では倒せなかったキャラであり、金庸作品中では「独孤求敗」と共に最強の名をほしいままにしている。
  • 流派東方不敗の「東方は赤く燃えている」という言い回しは、「笑傲江湖」を映画化したスウォーズマンシリーズ第三作目「スウォーズマン 女神復活の章」の英題「The East is Red」が元ネタである。
  • 凛とした美貌で名高い「ブリジット・リン」は、90年代香港武侠映画ブームにおいて、「東方不敗」と「独孤求敗」を演じた。
  • 英語吹き替え版の声優Dave Pettitt氏は、同じく英語吹き替え版の機動戦士Zガンダムヘンケン・ベッケナーとナレーションを担当している。
  • スマホゲームモンストでのガンダムコラボにゲスト参戦した。彼だけは生身で戦えるせいか、進化前の姿は東方不敗本人のみ、ご丁寧にも種族「亜人」であった。一部ユーザーからは「クーロンガンダムに乗っても良かったのでは?」との指摘もあった。
  • 機動武闘伝Gガンダム』で、(テレビアニメにおいては)初の作画監督に昇格したアニメーターの故・木村貴宏氏は、本作の登場人物の中で一番思い入れのあるキャラクターに東方不敗を挙げている。

流派・東方不敗

流派!東方不敗は!

王者の風よ!

全新!系裂!

天破侠乱!

見よ!

東方は赤く燃えている!


関連イラスト

東方不敗東方の師弟

布を構えた師匠無題


関連タグ

機動武闘伝Gガンダム

マスター・アジア 流派東方不敗 マスターガンダム

ドモン・カッシュ 風雲再起 師匠 拳法

スウォーズマン 哀しき悪役 憎めない悪役

  


ドクロク師匠魔法つかいプリキュア!ドクロクシーとの声優ネタタグ


他作品の関連キャラクター

草薙織絵キッカー:他所のロボットアニメに登場した、東方不敗に師事し得るレベルの強者たち。


獅子王司「科学文明に対する絶望から闇落ちした最強格闘家」つながり。


ラオウ主人公にとって超えるべき存在であり、ラスボスよりも強い存在感、馬を従える等共通点が多い敵キャラクターで格闘家繋がり。


ザハ:中の人&格闘家繋がり。こちらも独自に生み出した拳法の使い手で弟子を持つなどといった共通点を持つ。


グラーフ(ゼノギアス)ロボットに登場する格闘家の主人公の宿敵であり、なぜか主人公とよく似た技を使う。


うちはイタチもう一人の主人公にとって超えるべき存在で本心では本人もそれを願っていた、若くして謎の病魔に侵されている点で共通している。元々イタチは東方不敗だけでなく「複雑な事情が絡み合った結果、『一族を滅ぼそうとした極悪人』に仕立て上げられた兄」というキョウジの要素も併せ持っているキャラである。


パロディ

森部生士:『ライブアライブ』の現代編で対戦する格闘家の一人。リメイク版で高原日勝の中の人がドモンと同じ関智一だったことから、ファンの間で「だとしたら森部のじーさんのCVは秋元さんになるのでは?」という予測も出たが、その通りになった。


君が主で執事が俺で:アニメ版で大佐役で秋元氏が出演。主人公の錬が関智一氏だったのもあってGガンネタをやっている。


亜細亜紀彦:『宇崎ちゃんは遊びたい!』の「喫茶アジア」のマスターで、東方不敗ことマスターアジアを元にしたキャラクター。アニメ化の際に声優は指名はしていなかったが秋元さんになっていた。

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