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Shantaeの編集履歴

2020-06-04 09:41:52 バージョン

Shantae

しゃんてぃ

『Shantae』とは、WayForward Terchnologies開発のアクションゲームシリーズ、およびその主人公の名である。

概要

ハーフ・ジーニー(半魔人)の少女・シャンティがアラビア風の世界・シークインランドを冒険する横スクロールアクションゲーム

海外作品のため当初は日本での知名度が低かったが、2作目以降において徐々に他プラットフォームへの移植が進み、近年では積極的にローカライズ展開が進められている。


悪魔城ドラキュラ』や『メトロイド』を髣髴とさせる王道の探索型アクションだが、主人公や敵ボスがアメコミ風でありながら日本のアニメやマンガの影響を受けたデザインであり、美少女が多数登場することから根強いキャラクター人気が存在する。

美麗なグラフィックにエキゾチックなBGM、完成度の高いアクションも好評。


シリーズ

Shantae

2002年カプコンUSAによりゲームボーイカラーで発売された。

GBCのスペックを限界まで使い尽くした美麗なグラフィックとかわいらしいキャラクターが好評だったが、発売がGBC最末期であったために本数が少なく、長らくプレミアがついていた。

北米のみ3DSバーチャルコンソールで配信されているが、日本では入手もプレーも困難なソフトのひとつ。


Shantae: Risky's Revenge

シリーズ2作目。邦題『シャンティ:リスキィ・ブーツの逆襲』

レトロゲームファンの要望を受け、2010年にDSiウェアで配信された。

その後、2014年にはWindows(Steam)版とiOS版が配信され、日本のゲーマーにも徐々に知られるようになった。ローカライズ版は、3作目と順番が前後する形になってしまったが、2016年夏よりPS4WiiU向けに発売。(現在はWin/PS4/Wii U版は「Director's Cut」として配信)


Shantae and the Pirate's Curse

シリーズ3作目。邦題『シャンティ:海賊の呪い』

プラットフォームはニンテンドー3DS、Wii U、Windows(Steam)、XboxOne、PS4、Switch

日本人イラストレーターのKOU(メイン画像のイラストを投稿した絵師)がメイングラフィックを担当したことにより、より日本の「萌え」に近いイラストになった。今作ではインティ・クリエイツも開発協力として参加している。


シャンティがジーニーの力を失ったため、変身能力ではなく海賊のアイテムを使って冒険するなど、シリーズの中では異色作である。

3DSの立体視機能をフル活用し、立ち絵にシャドーアートのような凹凸が施されている。

そのため、立体視をONにすると女性キャラのおっぱいが飛び出す。


ローカライズはだいぶ遅れたものの、2015年11月19日にようやく3DS向けに発売された。

後に、2016年夏より、2作目と共にPS4とWiiU向けにも配信された。


Shantae: Half-Genie Hero

シリーズ4作目。邦題『シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー』

プラットフォームはPS4、PSVita、WiiU、Windows(Steam)、XboxOne、Switch。

従来のドットアートから大きく変わり、シリーズ初のHDグラフィックとなる。また、全プラットフォームにて標準で日本語ローカライズもされている。

キックスターターによるクラウドファンディングを募り、目標金額(50万米ドル)を大幅に上回る調達額(95万米ドル)を達成し、マルチプラットフォームでのリリースとなった。

変身能力が復活し、キャラクターデザインも2作目以前寄りのものになっている。

Windows版とXboxOne版以外は海外のみの配信だったが、PS4/Switch版は後にオーイズミ・アミュージオから既存のDLCがすべて収録された『Shantae:Half-Genie Hero Ultimate Edition』がパッケージ版としてリリースされた。

クリスティーナ・ヴィーが歌う「Dance Though the Danger」が、初のボーカル入りメインテーマとなる。


Shantae and the Seven Sirens

シリーズ5作目。

シャンティとその友人達は南国へバカンスに来るが、そこで奇妙な事件に巻き込まれる。そこではまたもやリスキィ・ブーツが悪巧みをしており、さらには7人のセイレーンがボスとして待ち受ける。

新システムとしてモンスターカードが登場。倒した敵が固有のカードをドロップし、装備したカードによって様々な効果を発揮する。

2019年9月よりApple Arcade向けにプレリリース版が先行配信中。

本編は海外では2020年5月28日にSteam/XboxOne/PS4/Switchにてリリースとなる。日本でもSteam/XboxOne版は同日リリース予定だが、日本でのPS4/Switch版はパブリッシャーと交渉中とのこと。


登場キャラクター

日本版での表記が定まっていないキャラは英語名のままです。


シャンティ(Shantae)

センシティブな作品

CV:ミーガン・グレイサー(2作目)、クリスティーナ・ヴィー(3,4作目)

本作の主人公。シークインランドの島・スカットルタウンに住むハーフ・ジーニーの少女。

正義感が強く、街のガーディアンとして活躍している。

トレードマークは紫の長いポニーテールで、鞭のように振り回して攻撃できる。このポニーテールは本来なジーニーの魔力とは別のシャンティ固有の能力であり、2作目ラストで魔力を封じられても3作目でそのまま使っている。

特技はベリーダンス。踊ることで様々な生き物に変身する能力を持つ。


3作目では、2作目での戦いによってジーニーの能力を喪失し、人間の女の子になっている。魔法や変身能力が使えないため、リスキィの海賊アイテムを駆使して冒険する。ボロの特訓のお陰で生身でも結構戦える位に強くなっている。

なお、日本語表記は「シャンティ」だが、発音は「シャンテー」に近い。


変身能力

シャンティの得意技。ベリーダンス中にコマンドを入力することで変身できる。シリーズごとに様々な変身形態があり、ゲームの進行によって徐々にアンロックされていく。3作目のみ前述の通り変身不可。

  • サル…壁に張り付いてのジャンプができる。強化されると攻撃ができる。
  • ゾウ…突進や踏みつけで攻撃できるほか、通常では壊せないブロックを壊すことができる。
  • ハーピー…空を飛ぶことができる。
  • クモ…背景の金網につかまることができる。4作目では糸を出したり天井を移動できる。
  • 人魚…泳ぐことができる。
  • ヤドカリ…殻にこもって防御できる。
  • ティンカーバット…1作目で登場。サル・ゾウ・クモの能力を併せ持つ。

リスキィ・ブーツ (Risky Boots)

センシティブな作品

ティンカーバット軍団を率いる、お宝好きな青肌女海賊。シャンティとは長年のライバルで、事あるごとにシャンティの冒険に立ちはだかる。

1作目と2作目ではラスボスを務めた。もとはパイレーツマスターの部下だったが、給料未払いを理由に離脱した。

3作目では、復活したパイレーツマスターに立ち向かうべく、一時的にシャンティと共闘する。

4作目では彼女が主人公となるサブストーリーもあり、ラスボス戦ではシャンティとの決闘となる。


ミミック (Mimic)

スカットルタウン在住のレリックハンター。シャンティの義理の伯父で、育ての親。

蒸気機関に造詣が深く、様々なメカを開発してはシャンティを支援する。


スカイ (Sky)

スカイとレンチ

スカットルタウン在住の鷹匠の女性で、シャンティとは親友。

鳥や卵に関することに詳しく、相棒の鳥であるレンチと共にシャンティの冒険のサポートをする。

3作目では両親が登場。父親は婚活に勤しむ娘を快く思っていない。


ボロ (Bolo)

センシティブな作品

イラスト内右側。

スカットルタウン在住の青年で、シャンティの幼なじみ。定職はなく、様々なアルバイトを掛け持ちしている。シャンティに体術を教えたのは彼である。

シャンティの冒険のサポートをするが、女性陣ばかり前線に立つために、ふてくされることも。


ロッティトップス (Rottytops)

センシティブな作品

シャンティの友達のゾンビの女の子。

シャンティに時に情報提供をして助けてくれるが、その一方で彼女のことが大好きなあまり困らせてしまったり、脳みそを食べたいと狙ってもいる悪友のような関係。

足の速さには自信あり。アブナーとポーという名のゾンビの兄達がいる。

3作目では、ある場所に彼女に良く似た人物がいるのだが……?


市長

スカットルタウンの市長。ターバンをかぶった男性。

食べるのが大好きで、3DSの立体視で飛び出すほどの豊満な腹を持つ。

市長としてはいまいち頼りなく、3作目では食べ物につられて町を売り飛ばしてしまったことも。

その後もスカットルタウンの外れでシャンティにたびたび食べ物をたかるなど、頼りないを通り越してマダオのようになってしまっている。

しかし、シャンティら町の住民にはそれなりに支持されているようだ。


スクイッド・バロン (Squid Baron)

センシティブな作品

イラスト内右側。

ワープスクイッドの親玉。シークインランドの有力者・バロンズの一角。

2作目と3作目にて前半のボスを務めており、専用のダンジョンも持つ。

ボスキャラであることに誇りを持つ一方で、所詮中ボスでしかないことにコンプレックスを抱いてもいる。

「ありふれた攻撃! 同じような動き! それがぼくのすべて!!」と開き直ることもあり、中々憎めないキャラ。

なお、「スクイッド」とはイカの意。その名に反してタコにしか見えないが、本人はイカと言い張っている上に劇中の人物は誰も突っ込んでいない。

英語圏ではタコとイカをあまり区別してこなかった文化が影響しているのかも。


Tuki

センシティブな作品

4作目で登場。ステージ道中でアイテムを販売し、冒険をサポートしてくれる。


敵キャラクター

ボスキャラ

ギガマーメイド (Giga Mermaid) … 4作目で登場したボスキャラ。詳細はリンク先参照。

センシティブな作品


BatGal … 頭部に蝙蝠羽を有した敵女。シリーズ1作目から中ボスやステージボスとして登場。

センシティブな作品


Water Lily Siren … 5作目に登場するボス。7人のセイレーンのひとり。

新作の子


ザコキャラ

Tinkerbat … 師に忠実な黒い身体の兵士。

センシティブな作品


Naga … 蛇女。デザインをマイナーチェンジしつつシリーズ全作に登場。(イラストは4作目)

センシティブな作品


Mermaid … 敵として登場する人魚。2作目で初登場し、3作目でも登場。デザイン違いでの登場となる4作目においては、ギガマーメイドを女王としており、女王を開放すると敵対することはなくなる。

センシティブな作品センシティブな作品


SlimeGal … ピンク色のスライム娘。4作目に登場。

センシティブな作品


Ikki … いたずら幽霊娘。宝箱に潜んで驚かせるのが好き。4作目に登場。

イッキ


Bonelegs … 蜘蛛女。4作目に登場。

センシティブな作品


関連イラスト

元々海外作品であることから、pixivにも海外ユーザーによるイラストが多数投稿されている。

当初は日本人による投稿は少なかったが、日本でのローカライズ展開が進むにつれて投稿が増えている。

shantaeをもう一度センシティブな作品Yarr!ぬるっとしていてあったかい!!


関連タグ

WayForward アクションゲーム

ジーニー 褐色 ベリーダンス


ブラスターマスターゼロ … シャンティがDLCプレイアブルキャラとして登場

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL … シャンティとリスキィ・ブーツがスピリッツとして登場


外部リンク

シャンティシリーズ 日本版公式サイト

『シャンティ -海賊の呪い-』日本版公式サイト

『シャンティ:ハーフ・ジーニー ヒーロー アルティメット・エディション』日本版公式サイト

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