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ガブリエル・ミラーの編集履歴

2020-08-13 14:52:16 バージョン

ガブリエル・ミラー

がぶりえるみらー

ガブリエル・ミラーとは、「ソードアート・オンライン」(電撃文庫)の登場人物。

本記事そのものがアリシゼーション編に関するネタバレとなります!


CV:石田彰/釘宮理恵(幼少期)


概要

サトライザーのリアル。

サンディエゴに本社を構えるPMC「グロージェン・ディフェンス・システムズ」の幹部で最高作戦責任者(CTO)を務める。つまりプロの傭兵であり、GGOでの圧倒的な実力も彼が現実で本物の人間相手に本当の命のやり取りをしてきた経験に裏打ちされたものである。日本のゲーマー≒一般市民、それも米国とは違い実銃に触ったことすらないド素人如き、蹂躙できて当然の人物である。


人となりは優秀な兵士で、冷静沈着で感情の起伏に乏しい。

後述の作戦のために短期間で日本語を独自に学習している(会話習得を優先したため書くことはできない)。


しかし、その本性は一言で言えばサイコパスシリアルキラーサイコキラーとも)。

唯一快楽を感じるのが「人の『魂』に触れること」であり、そのためだけに少年時代、当時ガールフレンドだったアリシア・クリンガーマン(CV:茅野愛衣)という少女を密かに殺害、遺棄している。

傭兵になったのもアリシアを殺害した際の「『魂』との接触」を再び体験するため、つまるところ戦闘で合法的に人を殺すためである。


作中の動向

NSAの秘密裏の依頼で、陸自が創りだした真性人工知能A.L.I.C.E(アリス)》の奪取作戦を任される。

腹の中では作戦成功の暁にはグロージェンとNSAを出し抜いてアリスを持ち逃げし、自身の積年の狂気を満たすことを画策しつつ、脛に傷持つならず者どもで構成された汚れ仕事専門の部隊を率いて自ら《オーシャン・タートル》を襲撃する。


第一目標であるメインコントロールルームを占拠しその主要機能の制圧に成功する。が、開発者サイドが避難前に《アリス》が存在する仮想世界《アンダーワールド》(UW)への外部コマンドをロックしたために、UW内部からの操作によるアリス奪取作戦に切り替え、開発者がロックし忘れていたスーパーアカウント・闇神ベクタを使い《アンダーワールド》にログイン、アリスのいる人界の敵たる《ダークテリトリー》側の人工フラクトライトたちを統率し、人界へと進軍する。

進軍前には反逆者を容赦なく粛清し、戦争中も大規模攻撃のたびに暗黒界軍の兵士たちを使い潰すなど、敵味方問わず「命」というものを徹底的に踏みにじり続けた。


途中アリスの存在を確認すると、囮の手勢として招いた米国ゲーマー軍団により戦場が混乱している隙をついて単身飛竜で前線に赴き、アリスを拉致してシステム・コンソールへの逃亡を図る。追跡してきたベルクーリと相討ちになるも、サトライザーのアカウントをコンバートして再ログイン。


その圧倒的な負の心意でソルス・シノンすらも退ける。

キリトとの決戦の中、増大し続ける負の心意で遂には人の形すら失い虚無を体現したような漆黒の天使へと変貌。

人々の祈りを集めた心意版スターバースト・ストリーム17連撃により天命を全損するも、それすらもこの後喰らうことができると信じ、ログアウトの瞬間まで愉悦に酔い続けていた。

  

ゲーム版

フェイタル・バレットではサトライザーの記事の通り、自身の存在を悟られることなくアファシスリエーブルを使ってGGOに大事件を引き起こした。

その目的はGGOの強豪プレイヤー達のデータの収集。既にアリスの存在を知っており、その言動から原作同様自身の真の目的の下準備であった可能性が濃厚である。

アリスがSA:OやGGOへと転移してしまった件に関わっているのかは不明。


などと伏線を撒きまくった姿、まさに石田彰締め模範演技である。


中の人について

ご存知の方も多いと思われるが、中の人の石田彰氏はキリト役の松岡禎丞が目標に掲げているお方である(キリトを襲った金本役の逢坂良太もその1人)。


いまや松岡の代表作の1つと言えるSAOシリーズ、その集大成たるアリシゼーション編において、キリトの相棒に松岡の親友が、ヒロインに松岡と相性最高の女性が、そして最後にたちはだかる者に松岡の憧れの人が声をあてているというのは、何とも運命的なものを感じさせる話である。


関連タグ

悪役 アンチスパイラル:そっくりさん

吐き気を催す邪悪 自分が悪だと気づいていない最もドス黒い悪


イエロー・レディオ:同作者の別作品のキャラクターで中の人が同じ。

ゼレフ:こちらも中の人が同じであり、もう一つの名を名乗り皇帝として主人公の陣営に大戦を仕掛けた者繋がり。ただし彼は衣装が黒づくめもう一つの名がスプリガン、そしてお兄ちゃんであるなど、キリトとの共通点が多数みられる。

また、シノンの中の人ゼレフの復活に狂奔した女性を、アリスの中の人ゼレフの手で生み出された悪魔を演じており、別の意味でも接点が多い。


雨生龍之介:同じく中の人繋がりで「死」の意味を探求するために殺人を繰り返すサイコパスシリアルキラー。性格や『目的』に対するこだわりなど似てるようで細かく見るとだいぶ違う、ネタバレ防止のため詳細は省くがラストが何とも対照的である。


アスラン・ザラ:主人公と敵対した中の人ネタ。ただしこちらは途中から味方サイドになっている。また、アニメ版でガブリエルがラースへ突入した際、このキャラの初登場シーンであるガンダム強奪シーンを連想させる。


サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。

ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。


以下、更なるネタバレ注意






























上記で説明した通り、キリトとの決戦に敗れ強制ログアウトした彼。

だが、どうせリアルの自分は無傷なままだと再びログインしようとするが、気がつくと「幽体離脱」したかのように己の身体を見下ろしている状態になっていた。

そう、まるで魂命を無自覚のまま使い切り、本当に死んでしまったかの様に。


そして彼の元に現れる、幼い頃に殺害したはずのアリシアの姿。

彼女の手の冷たさに長らく追い求めていた本物の感情―――恐怖を身を以て知ったガブリエルは、これまで己が殺した者達によってどこか深い深い場所へと引きずり込まれていった。未来永劫上げ続けることになる恐怖の叫びと共に…


それは死の間際にガブリエルが見た一瞬の悪夢であったのか、あるいは本当にあった出来事なのか。

真実を知る者は誰もいない。

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