概要
CV:
同じクラスの桃井恵子とは親友。
9月生まれであり、名前の「青子」は誕生石のサファイアから付けられた。
明るく子供っぽい性格をしており、天然ボケ気味。一人称は「私」ではなく「青子」
言動は幼い面もあるが、教室内で快斗を追いかけまわしながら、数学教師の問いに即答するなど頭は良いようである。
快斗のマジックが大好きで、父親曰く「青子がいつも君(快斗)のマジックはすごいと自慢していて〜」とのこと。
逆に、長年追っているの父親の頑張りを嘲笑っている愉快犯と思っているため、怪盗キッドのことを嫌っている。
武術に長けている者が多い青山剛昌作品の女性陣の中で、青子は戦闘力皆無の普通の女子高生であり、主人公に守られるタイプの正統派ヒロイン。また、アニメで登場するたびに声が変わるので、同一人物でありながら上記のように担当声優が4人という珍しいキャラでもある。
家族
父親は警視庁捜査第二課警部の中森銀三。
母親は原作で登場していない為、父子家庭として描かれている場面がしばしばある。
コミックス5巻「日輪の後光【中編】」では、青子が母親に教わったという台詞があったが、いつのことなのかは描写されていない。
黒羽快斗との関係
原作4巻「ブラック・スター後編」にて、小学校低学年頃と思われる時期に父中森銀三と出かける約束をして待ちぼうけを食らっていた時に、時計台の下で快斗に声をかけられたのが出会い。
原作1話「蘇る怪盗」では快斗の8年前の回想で、一緒に父の黒羽盗一のマジックショーを観ている描写がある事から、約9歳(小学校3年生)前後からの腐れ縁、もとい幼馴染である(それでも青山作品の幼馴染ペアの中では幼馴染になった時期が最も遅いと思われる)。
年齢と共にアプローチを見せるようになった快斗とは対照的に、恋愛沙汰に関してかなり鈍感であるためその自覚は薄い。
小泉紅子が青子の心を揺さぶる為に快斗のことが好きだと明かしても全く焦らず、逆に紅子が快斗に惚れた理由を興味深々で聞きたがる始末(紅子やアン王女など、何気に美人が好きっぽい)。
しかし、全く思うところがないではなく、まじっく快斗の公式小説で「正直いって青子は、快斗に、なにかひとつでも勝てる気がしないのだった。」と思っていたり、上述の話で紅子に釣り合ってないといわれ、否定せず、黙って身を引き、こっそり紅子を羨んだりするなど、青子なりに積極的になれない部分もあるらしい。
しかし結局のところ、普段は教室だろうがどこだろうが快斗と二人でイチャイチャ……もとい夫婦漫才を繰り広げる様は傍から見るとどう見ても付き合ってるようにしか見えない。
同じ青山作品の『名探偵コナン』のヒロイン・毛利蘭と読者視点からは容姿が似ている(というより、青子が彼女の原型)で、キッドもコナンに向かって「あの手の顔に弱い」と発言しているが、作中や公式で瓜二つという設定はない。
ついでに快斗どころか父親の中森警部すら認める貧乳。
怪盗キッドは度々青子の姿に変装しているが、その際は青子本人よりも胸を盛っている。
また、蘭はクラスでも評判の美人という設定である一方、青子にはそのような設定はなく、そのポジションは紅子である。しかし、快斗にとって青子は最も大切な存在である。