ザ・ウルトラマン とは 内山まもるの漫画作品。
概要
内山まもるは元々小学館の学年誌に「帰ってきたウルトラマン」から「ウルトラマンレオ」までコミカライズ作品を発表していた。
ウルトラマンレオの終了後、「小学三年生」誌上でオリジナルストーリーのウルトラシリーズ外伝が描かれた。これが「ザ・ウルトラマン:ジャッカル軍団編」となる。
好評につき続編が描かれ、他のコミカライズ作品も一緒に単行本化された。
メロスを初めとするオリジナルのウルトラマンや宇宙人が登場する。
オリジナルキャラクター
メロス
宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長。最大の特徴は全身をよろいに包んでいること。そのために初登場時は謎の超人とされた。よろいはブラックホールの影響を打ち消すことも出来る。
素顔は頭部がジャンボーグ9に似たスタンダードなデザインのウルトラマン。
光線技の名は「レーザーショット・アンドロメロス」
ウルトラマンマックスにてサプライズでの登場が検討されていた。
だが版権が円谷プロにないので実現せず、メロスをモデルにしたウルトラマンゼノンが誕生したと言われている。
ファイタス
メロスの弟。やはり鎧に身を包んでいる。素顔は長らく不明だったがアーマードダークネスにて鎧を外した姿が描かれた。
ウルトラ戦士
宇宙警備隊の一般隊員。初代ウルトラマンと同じデザインで大勢登場。
他にも「アンドロメダ星雲支部代表のゾルビー長官」など、オリジナルデザインのウルトラ戦士が登場する。
ジャッカル大魔王
かつてウルトラマンキングに敗れてブラックホールに追放された宇宙人。ブラックホールのエネルギーを吸収して脱出。ウルトラ兄弟を襲い、ウルトラの国を壊滅に追い込んだ。
変身能力がありゼットンやエースキラー、はてはゾフィーやウルトラ戦士にも姿を変えた。
ゾフィーとウルトラの母は、わずかに生き残ったウルトラ戦士達を発見。「ウルトラ28人集」を結成し、地球に潜伏。
だがジャッカルが結成した軍団は地球にも現れて・・・
パイレーツ星人
宇宙海賊。地球侵攻を目論む。
ベーダー人
宇宙を放浪する種族。地球とウルトラの国の侵攻を目論む。
ウルトラ忍者部隊
ゾフィーが招集。ベーダー人に対抗するため、月に要塞を建築して立ち向かう。初代ウルトラマンの赤と銀の配色を逆にしたデザイン。
キングバルタン
バルタン星人の王。正体はウルトラマンタロウの幼馴染エルフだった。
アヌビス星人
降伏しなければ超兵器によってウルトラの国を破壊すると通告。ウルトラの父やキング、ウルトラ兄弟、メロスによって超兵器破壊の決死隊が派遣される。
アサシン星人
忍者暗殺星人。ゾフィーの暗殺を依頼される。ウルトラ戦士の光線技を浴びても平然としており、ウルトラマンAのスペースQでも、一時的に脳しんとうを起こす程度だった。アサシン星人を倒すには彼等が使っている武器でしか倒せなかった。
アウラ
アーマードダークネス編に登場。オリジナルデザインのウルトラ女戦士。
ジャッカル軍団編でメロスをかばって命を落としたウルトラ28人集の一人の遺児。
彼に代わってメロスが戦士として鍛え上げたが、怒るとメロスでも手を焼くじゃじゃ馬に。
ウルトラキラーゴルゴ
ウルトラマンレオのコミカライズ版に登場したオリジナル宇宙人。マグマ星人からレオの殺害を依頼される。卑怯なことを嫌い、依頼主のマグマ星人の行動に文句をつけることも。
ダン隊長は「今のレオでは勝てない」と判断。地球に残っているはずの東光太郎(=ウルトラマンタロウ)に助力を求めるが・・・
モデルは言わずとしれたあの人である。
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関連イラスト
ジャッカル
メロスとファイタス