概要
DWN.016 WOODMAN
長所:優しい
短所:気が多い
好き:山歩き
嫌い:自然破壊
天然の檜の中身をくり抜いて特殊コーティングしたボディを持つ。更には内部メカまでもがボディと同じ素材で出来ているという高級感漂う自然派ロボット。ワイリーのお気に入りである(後に予算不足で妥協した造りになってしまったロボットがちょくちょく登場していることを考えるとちょっと皮肉である……だからこそお気に入りなのか?)。
全身木製なので当然のように炎(アトミックファイヤー)に弱い。
一応はメタルブレードやエアーシューターも有効ではあるが……。
あらゆる攻撃を跳ね返す特殊武器「リーフシールド」で防御を固めつつ、電磁ビットによる制御でこれを広範囲に飛ばす攻撃を仕掛けてくる。
シールド展開中はアトミックファイヤーすら弾き返されてしまうが、隣接されると防げなくなる攻撃がある。
攻撃力・防御力は非常に高く、クイックマンがスピードタイプの強敵ならこちらはパワータイプの強敵といったところ。
怪力が自慢のパワーファイターだが、気は優しくて力持ち。
山歩きが趣味で自然を愛する一方、自然(森林)破壊・環境破壊を絶対に許さない(炎が弱点であるウッドマンにとっては無理はないだろう。後に出てきたコイツとは犬猿の仲になりそうだ。)。
有賀版では性格が原作とは正反対で凶悪な性格になっているが単純な性格なのか、エレキマン達の真意に気付かず、ワイリー軍の軍門に下らせる事で見逃しており、結果的にカットマン達がロックマンの下へ駆けつける手助けをしてしまう。
「エアーマンが倒せない」の歌詞の中でも彼の名前が入っている。
エアーマンは実はそんなに強くないのだが、少なくともウッドマンは攻撃力がかなり高いので結構強い。
入手できる特殊武器
リーフシールド
小型の電磁波発生装置を内蔵し、特殊コーティングされた木の葉型ビット4枚を周囲に回す。
使用中は動けないが、十字キーを押すことで任意の方向にシールドを発射可能。
エアーマンを3発で倒せるが、風に弾かれるので使用タイミングには注意。
一撃で倒せる敵の体当たりしか防ぐことができず、弾などは防げない等シールドと呼ぶには心許ない性能だが、エアーマンステージやクラッシュマンステージのピピや、メタルマンステージ、ワイリーステージ2のモール相手にアイテムを稼ぐことが可能。またショットマンを一撃で破壊できる。
スマブラ最新作のPVにおいても使用。こちらでは本家の如くマリオのファイヤーボールを無効化しつつ吹っ飛ばしている。
ロックマンのワザの中では発射すれば最長の飛距離を誇るが、攻撃が発射と掴みしかできなくなり、展開時に隙があるうえ、攻撃力、防御力ともにかなり低いため、微妙な性能である。一応展開した状態で相手を掴めば、ダメージを与えられるが実践で使うには少々無理があるレベルである。
カスタマイズありのバトルではリフレクト機能を持つスカルバリアーのほうが優秀である。
関連作品において
ロックマン3
彼のプログラムを与えられたドクロボットが登場。
強敵だが3だとE缶がゲームオーバーでもそのまま残るのでE缶を使ってゴリ押ししてしまうのも手である。
ニードルキャノンでのゴリ押しが有効か。
ロックマン・ザ・パワーバトル
1~2シナリオに登場。ジグザグにバウンドする回転攻撃が追加されたが、チャージショットで怯ませてパターン化出来るのでさほど驚異ではない。リーフシールドも原作より避けやすくなっている。
原作通りアトミックファイヤーが弱点であり、リーフシールドはカットマンの弱点となっている。普通にダメージが大きいので使いやすい(シールド射出部分)。
ロックマン8(セガサターン版)
サーチマンのステージで、隠しボスとして登場する。
ロックマン10
ワイリーステージ1のボス「ウェポンアーカイブ」の中に、彼の能力をコピーした個体が登場する。
アーカイブの中では初見どころか熟練者も引っかかる性能になっておりかなり手強い。
ロックマンワールド2
前半のボスの1人として登場する。
攻撃力が低く、シールドも遠距離からでもバスターが隙間から通るなどザルになっており、弱体化が著しい。弱点はメタルブレード
スーパーアドベンチャーロックマン
ボスの1人として登場。シャドーマンをたった1人の親友と呼び、彼の敵討ちの為に襲いかかってくる。
CVは大森章督。
ロックマン・ザ・パワーバトル
ボスの一人として登場。本編と同じ攻撃以外にも、丸太状になってプレイヤーに体当たりする攻撃が追加された。
BGMについて
彼のステージBGMにはいくつかアレンジが存在する。
メガワールド版、サターン版8版、XDiVE版、スマブラSP版の4つのアレンジが確認されている。
XDiVEでは「エリアフォレスト」ステージのBGMがディープログのバグによる影響で彼のステージBGMに上書きされてしまっている。
ロックマンエグゼでのウッドマン
アニメ版CV:土屋トシヒデ
花屋を営む少女サロマのナビとして登場。無印よりも巨体になっている。
主な攻撃方法は地面からウッディタワーを発生させるといったもの。
1ではストーリーに関わらないが、戦うことが可能。
4ではブルームーンにて登場。サロマと共に、環境保護を訴えるため、大会に参加した。
大会でのバトル後、ロックマンはウッドソウルにソウルユニゾンすることが出来る。
アニメ版ではサロマと共にネットエージェントとして活動している。
ちなみに、初代ロックマンエグゼの開発途中のスクリーンショットでは、本編における日暮闇太郎及びナンバーマンが引き起こした校内の洗脳事件を彼が起こすという展開になっていた。
関連イラスト
- デュラララ!!のEDっぽく集合したさまざまなバージョンのウッドマン+α。