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仮面ライダー邪武の編集履歴

2021-08-05 23:44:08 バージョン

仮面ライダー邪武

かめんらいだーじゃむ

仮面ライダー鎧武に登場するアーマードライダーの一人。

「今の私はこのガキの身体を乗っ取っているだけだ。武器を下ろせ。変身を解け。ハッハッハッハッ…」

「なぜ黄金の果実である私が貴様ごときに…!」


CV:斧アツシ

演:安藤穂乃果

スーツアクター:藤田慧

概要

シリーズ最終回に登場する敵アーマードライダーにして一応ラスボス(鎧武の最終回はエピローグであり、本筋上のラスボスはロード・バロンであると言った方が良い。他のシリーズで言えば仮面ライダーWエナジー・ドーパントに近い立ち位置である)。


特徴

「邪」がモチーフの仮面に、斬月・真のものと同タイプのライドウェアを装着する和風のライダー。仮面の下は、鎧武・冠と同じ顔となっている。他のライダーと同じく、戦極ドライバー(それも認証機能付きの初期型)で変身する。

ダークネスアームズ

「オぅゴンの果実……!」

身長209cm
体重117kg
パンチ力18.5t
キック力19.6t
ジャンプ力ひと跳び22m
走力100mを6.2秒

黒のリンゴをモチーフとしたゴールデンアームズシルバーアームズと同形状の形態(頭の兜はシルバーアームズのものと同形状)。彼らと同じく、初期型戦極ドライバーで変身する。

アームズウェポンは濃いピンク色のダーク大橙丸。さらに無双セイバーを装備しナギナタモードも使用する。


その禍々しい姿や醜悪な執念を剥き出しにした有様は、紘汰の言う「ただの金メッキ」すら剥がれ落ちた、腐ったリンゴとさえ形容できる醜悪な代物と化しており、必殺技で放つリンゴはまるでリンゴのような見た目となっているなど、黄金の果実を超えるどころか酷く劣悪な存在に化した事が窺える。


いわく「今はこれが精一杯」との事だがマルス ゴールデンアームスより僅かにジャンプ力が低下したのみであり、走力はむしろ上昇。他の数値は据え置きと性能はマルスと遜色ないレベル。

パワーは龍玄 ブドウアームズより圧倒的に、パンチ力のみなら極アームズより圧倒的に上と戦極ドライバーで変身したライダーでは高スペックな部類に入る。

しかし放った光刃を片手で弾かれたり、ブドウ龍砲や無双セイバーの射撃で普通にダメージを受けているため出力や防御力は低下している様で、追い詰められてなお「炎の馬」などを用いなかった事から憑依以外の特殊能力の類は使えないと見える。


尚、開錠時の音声やカッティングブレードの音声、変身待機音は劇中で流れなかったため不明だったが、最終回より1年後の玩具販売により和風と判明。



必殺技

リンゴ弾(スカッシュ)

「ダークネススカッシュ」で発動。

複数のリンゴ型光弾をダーク大橙丸・ナギナタモードで射出する。


リンゴ弾(オーレ)

「ダークネスオーレ」で発動。

巨大なリンゴ型光弾をダーク大橙丸・ナギナタモードで射出する。


正体

正体は、劇場版に敵として登場したコウガネ。劇場版で消滅したかと思われていたが、実は生存して復活の機会を狙っていた。

かつて自らの野望を阻止したアーマードライダー達への復讐の為に、ヘルヘイム消滅より7ヶ月が経った沢芽市に現れ、無関係の少女(超全集では舞に似た少女とキャスト表記されている。)の体をのっとり、野望の実現を再び目論む。


戦闘力

イナゴ怪人との共闘ではあるが、城乃内の変身した黒影を圧倒し、終盤では鎧武と龍玄を相手にして互角以上に斬り合い、連携銃撃を受けて倒れるもすぐに立ち上がるなど、戦闘力は決して低くない。対抗手段としてのドライバーが少ない状態では脅威の存在である。

しかし、二人がかりなのに仮面ライダー龍玄1人の前に一旦劣勢になったあたり、仮面ライダーマルスと比べると明らかに弱体化している。本人によるとまだ完全復活の途上の段階にあり、「今はこれが精一杯」とのことで、マルスの時からは程遠いようである。


一方、完全復活を待たずに少女を依り代にし、それを人質にとって龍玄を変身解除させて追い詰めるなど、狡猾さと卑怯さは劇場版から変わっていない。完膚なきまでに叩き伏せられ、人間体やマルスへの変身能力を失ったにも関わらず、7ヶ月かけて力を蓄えて復活、新たな姿を得るに至ったあたり、執念深さも相当である。


活躍


コウガネが起こした騒動は全てラピスの夢の世界の出来事として完結してしまったため、最初に遭遇した光実を始め、アーマードライダーたちには軒並み忘れ去られており、これに激しく逆上。光実を痛めつけた後、イナゴ怪人と交戦中の貴虎、城乃内、凰蓮の前に姿を現し、駆け付けたザックを圧倒する。

彼らがヘルヘイム事件の末に変身できなくなった事実を知ると嘲笑い、彼らが守ってきた沢芽市を破壊し、さらにフェムシンム同様に人類を滅ぼす事を宣言して、イナゴの群れに紛れて姿を晦ます。


もはや対抗手段である戦極ドライバーが殆ど残っていない中、黒影に変身した城乃内が単身戦いを挑んでくるものの圧倒的な戦闘力差を見せてこれを一蹴した。


光実が変身した龍玄との戦闘では、苦戦を強いられ、追い詰められるが、 わざと変身を解除し、自分が無関係の少女の体を乗っ取っていること明らかにすることで光実を変身解除させ、窮地を逃れたが、今度は、始まりの男として宇宙の果てへ旅立ったはずの紘汰が加勢に現れる。彼のオーバーロードの力でイナゴ怪人は黄金の林檎のオーラに包まれて消滅。さらに特撮のお約束通り、少女と分離させられてしまった(ちなみに彼だけはコウガネのことを覚えていた)。


邪武の姿と戦闘力は維持したままな為、鎧武と龍玄に立ち向かうが、絆を修復した2人の共闘に歯が立たず、必殺技を繰り出して抵抗したものの2人のライダーキックを同時にくらい敗北。炎となって今度こそ完全に消え去り、断末魔のように彼の顔が爆炎から浮かび上がった。


なお、コウガネに関する記憶は、最後まで紘汰以外思い出すことはなかったが、貴虎からは「フェムシンムのことを知っていた為、オーバーロードの生き残りではないか?」という当たらずとも遠からずな推測をされた。



余談

仮面ライダーオーディンのようにラスボスとなる仮面ライダーは存在していたが、最終回のみに登場する仮面ライダーは史上初。

また、一応身体だけなら女性ライダーと言えなくもなく、最終回の敵が女性ライダー(?)だったのも、平成ライダー初である。


男性の人格だが女性の体を乗っ取った敵としては仮面ライダーオーズ劇場版錬金術師ガラが、依り代から分離してなお、そのまま実体化するのは敵としては仮面ライダーポセイドンが先例にいる。


虚淵玄井上敏樹の対談の中で井上は「みかんは腐ってれば邪悪だな」と冗談を飛ばしていた。

名前の由来は恐らくジャムだと思われる。


を改造したスーツである。そのためか、フェイスプレートも冠の色違いである。この事から復活に当たってコウガネは冠の姿を参考にしたのだと思われる。その後イドゥンに改造されたと思われる。


ファンからは作中では誰かわかりづらいという話が出ることがある。これは、コウガネが劇場版のキャラであるから…ではなく変身前後及び声の全てがマルスのときとは別でコウガネと本人が名乗らないとはっきりと正体が分からないという点だろう(マルス自体は、変身後のみであるが、オリキャスとして、テレビ本編第37話にゲスト出演的に出ている)

声がオリキャスの片岡愛之助ではない理由に関しては、大人の事情らしく、回想シーンにおいても顔は描かれなかった。

一応、声が違うことに関しては、完全復活ではない為、声帯も完全ではないという解釈も出来なくはない。


無双セイバーを装備しているライダーで唯一腰にホルスターは存在しない。


担当声優の斧氏は平成ライダーシリーズは今作が初登場である。また特撮の出演は2004年の『幻星神ジャスティライザー』でゼネラル・バッカスを演じて以来10年ぶりとなる。


関連タグ

仮面ライダー鎧武 アーマードライダー 仮面ライダーマルス 仮面ライダー冠 コウガネ ダークライダー 復讐鬼


エナジー・ドーパント:本編後日談となる最終回に登場した敵繋がり。

アマダム:前作における本編後日談に登場した敵繋がり。


女性ライダー

メイジ/ワイズマンマリカ/邪武/イドゥン/シルフィードライブ

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