概要
2021年10月29日に発売された『マリオパーティ』シリーズの最新作。
ボードマップは初代から『マリオパーティ3』までNINTENDO64で発売されたシリーズから5つがリメイクされ、『マリオパーティ8』以前のルールに由来するゲームデザインとなっている。
前作『スーパーマリオパーティ』と異なり本作は最初からパーティモードでのオンラインモードも実装されている。
歴代の作品から100種類のミニゲームを厳選しているのは過去作の『マリオパーティ100 ミニゲームコレクション』に近いコンセプトだが、本作はボードマップがあるためコインをたくさん稼げるボーナスミニゲームやアイテムミニゲームが収録されている。
ボードマップ
各ボートマップでのストーリーはリメイク前のストーリーの後日談ということになっている。
- ヨッシーのトロピカルアイランド:マリオパーティ
スターとクッパの位置を入れ替えるバクバクは『Newスーパーマリオブラザーズ』以降のカラーリングに変更されている。
- スペースランド:マリオパーティ2
スペースシップに乗ったドッスンが『スーパーマリオギャラクシー』以降のデザインに変更されている(上記のボードマップでも同じデザインに変更されている)。
- ピーチのバースデーケーキ:マリオパーティ
ハプニングマスの位置やショートカットの追加、クリボーがスターを過ぎた位置に移動したりクッパがいるルートに橋が追加されているなど原作より変更点が多い。
- グルグルのもり:マリオパーティ3
唯一『マリオパーティ3』からリメイクされたボードマップで他のボードマップと比較すると原作との変更点は少なめ。
- ホラーランド:マリオパーティ2
おやかたテレサがキングテレサに変更されており、ボードマップにテレンが加わっている。
プレイアブルキャラクター
『マリオパーティ3』からプレイアブルになったためグルグルのもり以外のボードマップを冒険するのは初となる。
デイジーと同じく『マリオパーティ3』からプレイアブルになったためグルグルのもり以外のボードマップを冒険するのは初となる。
『マリオパーティ10』からプレイアブルになったため過去作のボードマップを冒険するのは初となる。
『マリオパーティ5』から『マリオパーティ9』まではプレイアブルから外れていたため彼が不参戦のシリーズから選ばれたミニゲームに参加するのは初となる。
プレイアブルとしては『マリオパーティ9』以来。『マリオパーティ7』からプレイアブルになったため過去作のボードマップを冒険したり『7』以前のミニゲームに参加するのは初となる。
その他のキャラクター
前作に引き続き進行役を担当。
初代と『2』では進行役を務めていたため本作での役割は原点回帰ともいえる。
キノピオと共に進行役を担当する他にノコノコバンクに務めている。
前作と同じくスターを渡す役を担当。
従来の『マリオパーティ』シリーズのように再びお邪魔キャラになった。
初代のボードマップでは浮き輪やケーキの他にショップより高値でのろいサイコロを押し付けるようになったが、ビリの時にクッパマスを踏むとコインを渡すなどこれまでと同じくたまに優しい一面も見せてくれる。
主にアイテムミニゲームでかつて『マリオパーティ』シリーズの常連だったミニクッパに換わる形で登場している。
また、ミニゲームマウンテンの「サバイバル」の案内役も務めている。
情報
- 文字のフォントや全体システム面やグラフィック等は「スーパーマリオパーティ」基準になっている。
- 収録されているミニゲームはボタン操作に対応。クラシックコントローラー等にも対応。
- おなじみのミニゲームは「マリオパーティ100 ミニゲームコレクション」(以下「100」)同様に「初代」から「10」までの100種類厳選されている。一部のミニゲームは「100」から続投している。公式サイトを見る限りアイテムミニゲームは100種類に含まれていない模様。
- 「100」では容量の都合故か一部のミニゲームのBGMが差し替えられていたが、本作で収録されているミニゲームは全て原作で使用されたBGMのリメイクが使われている(「5」の「まめのきジャンプ」など「100」ではリメイクされなかったBGMも本作で初めてリメイクされた)。
- 「100」に引き続きミニクッパ関連のミニゲームはすべてクッパJr.に置き換え。一応、ミニクッパ自体は歴代パッケージイラストで姿を見せている。
- プロフィールでは好きな歴代シリーズを設定可能だが、1~10のナンバリングタイトルのみに限定されている。
- ボードマップでは懐かしの「ノコノコバンク」「アカズキーちゃん」も復活する。
- 中断セーブも久しぶりに対応し、オンラインではフレンドとのやり取りのみ可能。
- ミニゲームをとことん楽しむミニゲームマウンテンというモードが存在する。