概要
こうげきりょくが たかいのが
このぶきの とくちょう!
じょうぶなてきは このぶきで
やっつけよう!
(星のカービィ 夢の泉の物語より)
『星のカービィ 夢の泉物語』で初登場。
コピー能力は同作より登場したため、実質的に最古参の能力の1つ。
名前の通り巨大なハンマーを使う事が出来るコピー能力で、武器として使う
ハンマーはデデデ大王が使うものと同じく巨大な木槌に星のマークが入ったようなデザイン。
『夢の泉物語』のリメイク版に当たる『夢の泉デラックス』以降の作品では
他コピー能力で被り物がデフォルト化したのに合わせ、カービィが青と白のねじり鉢巻を巻くようになった。
巨大なハンマーを豪快に振り回す攻撃は見た目の通り攻撃力が非常に高いほか、
地面の杭やスイッチを打ち込んで仕掛けを作動させる、作品によっては水中でも使用可、
おにごろしかえんハンマーで発生する炎で導火線に点火するなど、多芸な能力でもある。
反面、攻撃速度は遅めで、更に通常攻撃は前方にハンマーを叩きつけるだけのため非常にリーチが短いという弱点がある。
こうした弱点は相手の動きが読めていればある程度カバー可能である事と、
攻撃力が高い為に被弾する前に一気に敵を倒せる事等から対ボス用に重宝するコピー能力の1つと言える。
「格闘王への道」シリーズなどで愛用したプレイヤーも多いのではないだろうか。
なお、普通にコピー能力を手放す以外にも、ばくれつハンマー投げという技ですっぴん状態に戻すことが可能(一部作品のみ)。
シリーズでおなじみのコピー能力ではあるが、実は吸い込むとハンマーをコピーできるザコ敵は
今までに1体も登場していない。中ボス扱いのボンカースもしくは
マホロアの飛ばしてくるハンマー、コピーのもと等からしか入手する事ができず、
入手可能ポイントの後には高確率で前述のような仕掛けやハンマーがあると有利な敵が出現する。
そのためプレイヤーの印象にも非常に残りやすく、そういう意味でも優遇されている能力である。
外見の元ネタはパチンコで有名な大工さんだろうか。
登場作品
星のカービィ 夢の泉の物語
水中でも使用可能で杭や特定のブロック破壊することができる。
ボンカースからコピーできる。
星のカービィ スーパーデラックス
発動中は無敵の「ジャイアントスイング」、強力な「おにごろしかえんハンマー」、使用後は能力を失う強力な「ばくれつハンマーなげ」が追加された、なお帽子が追加されたほかのコピーと違い、帽子は被らず、赤褐色に染まる。
ヘルパーはボンカースが出現する。
星のカービィ 夢の泉デラックス
夢の泉の物語のリメイクのため、スーパーデラックスの技は使えない。この作品からカービィは前述の捻りハチマキを巻くようになる。
星のカービィ 鏡の大迷宮
「ばくれつハンマーなげ」を除いたスーパーデラックスの技が使える。
また、スマブラ能力でもコマンド入力で一部のハンマー技が使える。
星のカービィ 参上!ドロッチェ団
巻物を取ると、ハンマーを巨大化させる「ビッグハンマー」が使えるようになる。
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
スーパーデラックスのリメイクのため、「おにごろしかえんハンマー」や「ばくれつハンマーなげ」等の技を使うことができる。マスクドデデデから戦闘前に渡される能力でもある。「真 格闘王への道」のオープニングムービーにも登場している。
「3れんハンマー」や「ぐりぐりハンマー」が追加された。「ぐりぐりハンマー」は発動時無敵で連続ヒットする強力な技。さらにギガトンハンマーというスーパー能力が追加された。Wiiリモコンの振り具合によってハンマーの大きさが3段階に変わるというものである。
星のカービィ トリプルデラックス
「3れんハンマー」が使えなくなった。
星のカービィ ロボボプラネット
TDXに同じ。ミニゲーム「みんなで!カービィハンターズ」では、この能力を元にした「ヘビィハンマー」が登場。
単発火力は高いが他の能力にはあるコンボがないため、最終的な火力は低い。ため技の威力も絶大だが、うまく当てられる可能性は低く、決して強コピーとは呼べない。
星のカービィ スターアライズ
フレンズ能力によってハンマーに属性を付与できるようになった。これに伴い、ハンマーの代名詞とも言えた「鬼殺し火炎ハンマー」の仕様が大きく変更。
スマブラシリーズ
DX以降より、カービィの使用技として一部の攻撃が採用されている。
デデデ大王やボンカースのハンマーからコピー。パワーだけならコピー能力の中でもトップクラス。捻り鉢巻きのデザインがゲーム版とは異なる。
使った技は「ハンマー叩き」「ジャイアントスイング」「大車輪」「爆裂ハンマー投げ」。
技
ハンマーたたき(B)
ハンマーで殴る。
3れんハンマー
3回殴る。
ジャイアントスイング
地上で横回転。作品によっては無敵時間があり「攻撃しつつ敵をすり抜ける」などという芸当も可能。
だいしゃりん(空/B)
空中で縦回転。
作品によってはダッシュジャンプで回転数を増したごく・だいしゃりんを繰り出す。水中だいしゃりんもある。
ぐりぐりハンマー(下+B)
その場でハンマーを回転させる。作品によっては無敵時間があり、ボス戦においては回避技として使われることも多い。
おにごろし火炎ハンマー(上+B)
燃え盛るハンマーで殴り上げる、この能力の代名詞といえる技。技の出が遅い上に射程も短いが、当コピーのみならず星のカービィシリーズでも屈指の攻撃力を持つ技であり、まともに当てさえすればボスにも大ダメージが期待できる。敵の出現場所を読んでこの技を「置いて」おくと上手くいきやすい。作品によっては溜め技になっていることがある。炎を纏っているので導火線や氷のブロックといったギミックを解くことも可能。
おにごろしチャージハンマー
前述の通り、スタアラでは仲間に属性を付けてもらうという機能があり、それとの兼ね合いか、炎属性がなくなってしまった。名前の通りチャージ技になっていて、チャージ中の移動やジャンプも可能。その代償として最大まで溜めないと、かつての驚異的な威力は出なくなってしまった。溜めすぎるとハンマーの殴る部分が壊れて柄の部分のみになり、威力が大幅に低下する。カービィハンターズシリーズではこの仕様に寄せたおにごろし火炎ハンマーが使える。
ばくれつハンマーなげ
ハンマーを振り回し、そのまま投げ捨てる。
コピー能力が解除される一発限りの使い切り技。(スターアライズの「Theアルティメットチョイス」では常に能力が固定されるため、解除されない)
威力は鬼殺しに匹敵する。
ビッグハンマー
参ドロで巻物ゲット後のみ使用可能。チャージすることでハンマーを巨大化させ、眼前に振り下ろす。
ビッグハンマーおとし
バトデラのみ使用可能。鬼殺し火炎ハンマーのチャージ中にジャンプし、ハンマーを叩き付ける。鬼殺し火炎ハンマーに比べ威力は落ちるが、衝撃波で周りの敵を躓かせることができる。