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ウガツホムラの編集履歴

2024-01-30 00:18:43 バージョン

ウガツホムラ

うがつほむら

ポケットモンスターに登場するポケモンの一種。

「えんがるるあ!!」


基礎データ

全国図鑑No.1020
ブルーベリー図鑑No.236
分類パラドックスポケモン
タイプほのお/ドラゴン
特性こだいかっせい
高さ3.5m
重さ590.0kg
タマゴグループタマゴみはっけん
英語名Gouging Fire

概要

ポケモンSV』の追加コンテンツ・「ゼロの秘宝」から登場するポケモンで、エンテイこだいのすがたと思われるパラドックスポケモン

名前の由来はまんま「穿つ焔」からで、ある意味では仮称に近い。


エンテイとスティラコサウルスを合成したような姿をしているが、ウネルミナモタケルライコより現代種あるいは哺乳類の面影が強く、ぱっと見はエンテイの頭にそびえ立つ大盾を乗っけたような姿。

複数のトゲが生え、額から一本角が伸びている金色のフリルは気が昂ると赤熱化し、まるで火山が噴火しているかのように見える。


前足には爪が伸び、四肢に嵌まっていた鉄のリングは前足のものが二つに分かれて鱗状になっており、腰の部分には緑のラインが入っている。加えて背中の煙状の体毛も増量し、長い尻尾を構成している。

また目の色はタケルライコと同じだが、昂ると目のハイライトが消えて瞳孔が鋭くなる。


これまでのパラドックスポケモンの例に漏れず目撃証言も情報も乏しく、このポケモンが火柱を噴きながら暴れ回る姿を撮影した短い映像記録が残るのみである。

噂ではエンテイ同様一吠えで大地からマグマが吹き出ると言われており、とあるオカルト雑誌には「化石から復元されたエンテイ」だと言う記述があるが、真偽のほどは定かではない。


性能

種族値

名前HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ウガツホムラ105115121659391590
エンテイ115115859075100580

前例と同じく現代種のタイプにドラゴンが追加され、ほのお・ドラゴンの複合になった。何気にこだいかっせい持ちのほのおタイプは唯一とこれだけでも十分強力で、複合タイプに関しても互いの弱点を相殺し、一致技が半減されにくい。


ステータスはエンテイからHP、特攻、素早さを下げ、他を防御と特防に回した構成。

特に防御の伸びが大きく、パラドックスポケモン全体でも物理偏重型のステータス(ジガルデの特攻を攻撃に回した感じ)で、物理アタッカーや物理耐久型に向く。


素早さもエンテイより下がったとはいえ霊獣ランドロスと同値で、コノヨザルヒスイウインディを抜くことができる激戦区。きそポイントの振り方次第ではこだいかっせいを素早さにもかけられるが、この場合は攻撃や防御に振りすぎないように注意。


炎タイプの高火力物理技としてはフレアドライブヒートスタンプだいふんげきの3種類を習得でき、特にヒートスタンプは体重が590.0kgもあることから、HPを削らず安定した火力を出すメインウェポンとして機能するだろう。


またげきりんドラゴンダイブといった高火力ドラゴン物理技や、積み技としてりゅうのまいもわざマシンで習得するので、かつての物理型レシラムのように、「りゅうのまい」からの「フレアドライブ」「げきりん」といった相性補完に優れる高火力タイプ一致技で相手を制圧することもできる。

ヒードランに対しても、エンテイでは覚えられない「じしん」による打点があるため安易な後出しを許さない。


また物理技のサブウェポンには「じしん」の他にも「ストーンエッジ」・「アイアンヘッド」・「かみくだく」・「サイコファング」といった高火力寄りの技が揃っている。特にフェアリータイプにアイアンヘッドが打てるのは嬉しいところ。ただみずタイプへの有効手段がテラバーストを除くとかみなりのキバだけになるのは残念。ワイルドボルトが欲しいところだが、この耐性や種族値でそれは流石に求めすぎだろう。


専用技の「かえんのまもり」は攻撃を防ぎ、接触技を使った相手にやけどを負わせるというもの。

トーチカと似たように感じるが、実は変化技は通ってしまい、どちらかというとキングシールドに近い。

ウガツホムラの耐性や物理耐久とは噛み合っており、耐久と柔軟性を損なわないヒートスタンプとの組み合わせがシングル、ダブル共に生きるだろう。


もちろん耐久に寄せた育成を行えばこの技も活き、それを見計らったかのように回復技の「あさのひざし」も習得する。ただおにびを覚えられないので、能動的にやけどにしようとすると特殊技の「ふんえん」が欲しくなる。Aデバフなら「ワイドブレイカー」という代用品もある。

更にホウオウ伝承との関係性が疑わしいためか、せいなるほのおも覚えられない。


かえんのまもりでやけどを狙おうとすると、まもる効果を無視して殴ってくるウーラオステツノイワオ、そもそもじしん等の非接触技で殴ってくるポケモンらには無力なので、やけど効果はあくまでオマケと考える方がいいだろう。

とはいえタイプ一致ワイドブレイカーで能動的に相手の攻撃力を下げることも可能なので、デバフ手段自体は豊富である。


総評すると、準伝説のパラドックスポケモンの中でも極めて強力なポケモンといえるだろう。

攻守共に優れた複合タイプや無駄の少ない種族値に加え、覚える技の性能も高いため、今後物理アタッカー・物理受けとして大いに活躍が期待される。



しかし事前評価とは裏腹に少しづつ使用率は低下しており、理由としてはやはりほとんどがカイリューの劣化となってしまう点である。

差別化させるためには、回復しつつの耐久型やこだいかっせいを用いた晴れパなど、カイリューには出来ないことをさせる必要がある。



余談だが、種族値の傾向がメガガルーラに似ている。

あちらと比べてタイプが増えている、おやこあいのような「きあいのタスキ」や「がんじょう」の対策を先制技で補う必要があるなどの弱体化は見られるものの、種族値の無駄が少なく努力値次第で様々な型が生み出せるカスタマイズ性はあちらにも通じるだろう。


余談

ウネルミナモやタケルライコの存在から、エンテイの古代パラドックスも登場すると予想されており、その姿や名前の予想まで頻繁に行われていた。


こだいえんてい

上記のイラストは角竜ではなく鎧竜であるが、名前の予想が的中した。


関連イラスト

【ウガツホムラ】ウガツホムラ


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV

ゼロの秘宝 藍の円盤

ポケモン一覧 パラドックスポケモン こだいのすがた

ほのおタイプ ドラゴンタイプ

古代三聖獣

エンテイ ウネルミナモ タケルライコ

三犬:原種の括り


ホムラ(ポケモン)…名前の由来が同じマグマ団幹部。


1019.カミツオロチ←1020.ウガツホムラ→1021.タケルライコ


パラドックスポケモン


同複合タイプ

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