概要
アメリカの料理は、イギリス料理と並びあまり評判がよくない。もともと高緯度地帯で食材に乏しいイギリスの料理が基礎になったうえに、近現代のヨーロッパにおける「量より質」（例：フランス料理）の変化をあまり受けていない事による。なお、イギリスに次いで大きな移民供給源であったドイツの料理も、イギリス料理ほどではないが野暮ったい品物が多い。
初期の移民が肉体労働者（自作農など）中心で、中世ヨーロッパの「質より量」主義を受け継いでいるためか、全体に味が濃く脂っこいジャンクフードが多めで、激しい肉体労働をしていた時代ならともかく、機械化が進んだ現代人にとって、栄養的にも評価が低いことが多い。だが、アメリカ料理のチェーン店が世界中に進出しており、世界の食文化に多大な影響を与えている。
しかし救いになるのは、世界中からの移民やその子孫が多く、行く所へ行けば美味な物が食べられるという点。味にこだわる民族も多いため、合衆国で受ける味は外国へも進出しやすいという。
特徴的な素材は、原住民の文化を強く受け継ぐラテンアメリカの大半ほど多くはないが、シチメンチョウや各種のベリー類などがある。
アメリカ料理の一覧
米類
スープ類、煮込み料理
パン類
菓子類 ： ドーナツ ベーグル ビスケット プレッツェル ワッフル
肉料理
野菜料理
フライドポテト マッシュポテト ハッシュドポテト シーザーサラダ
