表記揺れ
概要
本義は凶兆として知られる大型のカラス「ワタリガラス」の英名、｢コモン・レイヴン (common raven)｣の通称。
本来日本語に無い発音が含まれる語なので
「レイブン」「レーヴァン」「レイベン」などと表記する事もある。
主にキャラクターや兵器、組織、地位などの名称・通称として用いられ、一部にはデザインや来歴にもワタリガラスを髣髴とさせるもがある。
文化
北欧神話
オーディンの使いとして二羽のフギンとムニンと言う名のワタリガラスが登場する。
英国
ロンドン塔からワタリカラスがいなくなると国が滅びるというジンクスから羽を切って（翼は切ってないよ）飛べなくしたワタリガラスをロンドン塔にて飼育している。ロンドン塔の衛兵の中には、このカラスの飼育係がおり、その役職のものをレイヴンマスターという。
アラスカ
先住民の中にはレイヴンをトーテム（象徴として崇める）部族がいた。
また、北米太平洋岸北西部で語り継がれている先住民の神話の中ではワタリガラスはイタズラ好き（トリックスター）として登場する。
英語
英語で言うravenは黒い髪の色という意味がある。
（日本でも「烏の濡れ羽色」という似た表現がある）
架空のキャラクター
『テイルズオブヴェスペリア』
35歳。身長170cm。
CV:竹本英史
自身を「おっさん」と称し、終始ふざけたような態度で他人と接する。
騎士団に捕らえられていたユーリを助けたかと思えば利用して自分だけ窮地を脱しようとしたり、作中にて相容れない二大組織であるギルドと騎士団両方の内情に精通していたりと、外見・内面共に怪しすぎる人物。
『PandoraHearts』
『ティーンタイタンズ』
厳密に言うと「レイヴン」ではなく、「レイブン」である。
ティーンタイタンズのメンバーの一人で魔法使いの少女。「アザラス・メトリオン・ジントス」という呪文を唱え、物体を操作する、壁を抜ける、傷を治すなど様々な魔法を使う。
『鉄拳』
レイヴン(鉄拳)を参照。
『アーマード・コア』シリーズ
人型機動兵器アーマード・コア(通称AC)を駆る独立傭兵の総称。
シリーズ第10作「ラストレイヴン」までの主人公もそのレイヴンの1人である。
シリーズの常としてほとんど設定らしい設定が存在しないので、好き勝手な妄想を膨らませることができる。
「4」系では主役メカがACからネクストACに変わり搭乗者はリンクスと呼ばれるようになったが、作中では従来のACはノーマルと呼ばれ、その搭乗者としてレイヴンという呼び名が残っている。
主人公はゲーム本編では「リンクス」であるが、かつては伝説とまでいわれた腕利きのレイヴンだった（ちなみに自作であるACfAの主人公は純然たるリンクスでありレイヴンではない）。
また、ACVDでは、従来作で「イレギュラー」と呼ばれてきた存在は『黒い鳥』と呼ばれているが、この『黒い鳥』の英字表記は“Dark Raven”であり、そして最初の「黒い鳥」とはACVの主人公その人である。
『メタルギアソリッド』
厳密に言うと「レイヴン」ではなく、「レイブン」である。
正式なコードネームは「バルカン・レイブン」。
航空機に搭載されるバルカン砲を生身で携行する巨漢。
作中では戦車に乗った状態と生身とで2度渡り合うことになる。
また、メタルギアソリッド２には彼のフィギュアが登場しており、メタルギアソリッド４には｢レイジング・レイヴン｣という敵が登場する（バルカン・レイブンとの直接の関係はない）。
『ゾイド』
アニメ版「ゾイド-ZOIDS-」もしくは上山道郎の漫画版「機獣新世紀ZOIDS」に登場するキャラクター。
天才的なゾイドの操縦技術を持つ冷酷な少年。
オーガノイドのシャドーを引き連れている。
ジェノザウラーに搭乗した後は、アニメではジェノブレイカーに、原作ではバーサークフューラーに乗り換える。ゾイドタクティクスでは専用カラーの凱龍輝に搭乗する。
主人公とは立場も性格も逆の、いわゆるライバル的な立ち位置のキャラクターである。
いずれも最後には味方になる。
なお彼の「レイヴン」という名は本名ではない。
搭乗ゾイド
『ギルティギア』
乗り物
実在
EF-111(愛称・レイヴン)
アメリカ空軍が運用していた電子戦機。
RQ-11 レイヴン
アメリカ空軍とその同盟国が運用する無人偵察機。
架空
キング・レイヴン
マイクロソフトから発売されたXbox 360用のアクションゲーム
GearsofWarシリーズに登場するヘリコプター。
よく落ちる。
ナイトレーベン
ナムコ(現･バンダイナムコ)のエースコンバットシリーズに登場する戦闘機。
複葉全翼機で、よく挟まる
Type 11 DS(レイヴン)
スクウェア・エニックスのフロントミッションシリーズに登場するヴァンツァー。
主人公のライバル、ドリスコルの愛機で、バイオニューラルデバイスを搭載した機体。
