映画クレヨンしんちゃん超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁の金有増蔵も追加しても構いませんか? 彼の行動を見ていると吐き気を催す邪悪ととってもいい気がしますが。

キユリノさん。特撮の人物は「吐き気を催す邪悪（その他）」の項目に載せる事になっていますよ。

今の時点では原作が終了してないんですけど、クロスアンジュのジュリオも該当しますか？

特撮に登場した人物は載せたらいけませんかね？

メダロット魂のコクリュウはどうですか？

じゃあ吐き気を催す邪悪って何？　っていうと、邪悪でありながら自分の毒性や魔性を自分の利益のためだけに使うキャラクタのことです。マーベリックはヒーローの広告塔としてテレビを牛耳りますが、その裏で自分の描いたシナリオに従わない人間を揉み消してきました。キュウベエは誰も頼んでないのに全ての命と存在のために魔女を倒そうとし、手段として魔法少女を使いつぶします。『そうしなければ』真っ当な悪のカリスマなのに、決して犠牲を躊躇わず結果はほとんど自己満足に近い。そんな具合が一番近い気がします。

あいや、「嬉しくないです」ってなんだよ自分。失礼、感情が入ってしまいました。自己訂正させてください。「知っている人からすると気分がよくない」くらいのニュアンスでどうぞ。

自分が一生のうち読んだ物語の中でも抜きんでて悪いことをし過ぎてるとか、自分の好きなキャラが傷つけられたとか、そういう風なニュアンスで『吐き気を催す悪役』を書きたがる人が多いですが、邪悪が他人を導いたりまとめあげたりする素質の一つである以上、そういう使われ方をされるのはあまり嬉しくないです。鋼の錬金術師のキンブリーとエンヴィーが同格とか、ファンなら普通に考えてありえないはず。

「吐き気を催す邪悪」の元ネタはマフィアたちの物語です。政や法律で裁けない不義を切り捨てる、闇の人間の話です。そして、「吐き気を催す邪悪」と称されたのはマフィアのボスでした。ただの邪悪なら、誰も何も構わないのです。世間では悪いとされることをルールの元、気高く行う集団なのですから。「吐き気を催すような」邪悪だから許せないのです。つまり、吐き気を催す邪悪とは吐き気を催す悪人や悪役、外道のことを指している言葉ではないはずなのです。

しつこいようですが、邪悪ってのは「悪いことをする奴」じゃないんですよ。一言でいうなら「悪を芽生えさせる奴」って感じでしょうか。陥れるとか、騙すとかじゃなくて、その人の内面にある良心の呵責だけを取り除く人。悪いことを実際にするのは誑かされた方ですし、責任をとるのも誑かされた方。良い悪いの天秤に立つことがない、まさに黒幕のような人物像のことを言います。ともすればそれはリーダーシップとかカリスマとも言い換えていいでしょう。類稀な才能です。

＞＞瘤霊さん　初期の遊戯王って、たしかホラー調の成敗劇でしたよね？極悪人はなべて多そうですけど、悲劇や悪人を故意に生み出す中立的な邪悪は一人もいなかった気がします。というか、それがまかり通るのなら八十年代後半から九十年代まで横行していた退廃的で自傷的な暗いストーリーは全部オッケーになってしまいますね。あの頃は何かと、ヒステリックでネガティブで他人を蹴落とそうとする屑い敵キャラが多かったですし。あの団体とかが列挙された頃だから傾向も強い。

初期の遊戯王に登場した「悪い大人」を候補に挙げてみました。　蝶野先生（遊戯王）…遊戯達が通う高校の女性教師。外見は容姿端麗な美女であるが、本性は極めて醜悪で教師としても人間としても最低な悪女であり、ストレス発散という非常にくだらない理由で何人もの生徒を不当なこじつけで退学に追い込んでいた。そのため生徒達からは陰で『退学魔女リン』と呼ばれていた。遊戯の友人である本田（アニメ版では杏子に変更）も退学の危機に立たされたが、最後は遊戯の罰ゲームにより醜い素顔を生徒達の前で晒されて思わずその場を立ち去った形で退場（そのおかげで本田の退学が有耶無耶になって事なきを得た）。なお、本編で行なった退学の手口が職権乱用どころではない人権侵害であり、バレたら懲戒免職どころか裁判で訴えられかねないレベル（アニメ版では原作よりも更に悪質な手口に改悪されていたが、その分蝶野先生の退場が原作よりも惨めな末路になっていた）

>>コマンドーさん 必要悪はどちらかというと魔女のほう（完全一致しているわけではない）。 戦う魔法少女と対になる存在として、物語上必須な「悪性の怪物」となっている。いってみればネウロイとかと同類だろうか。 なんならキュウべぇ抜きにして、魔女の堕落という危険性を孕んだ魔法少女ものとしても十分に通用していたはず。 しかしキュウべぇは結果はともかく実際のところ魔法少女たちの味方であって、名義上は「お節介でマメな良い奴」です。願いを叶えたり、危機を教えたり、少女たちに（逃げられない）選択を示してくれます。ですが実際のところは一粒一粒の命には毛ほども興味がなく、宇宙全体の存続のみを念頭に置いて活動をしています。今存在する命の多寡に無頓着だからこそ、裸一貫の単なる生命体でしかない人間にとって非常にシビアな現実を突きつけてくる悪魔のような一面を持つのです。 行うすべての言動が、すなわち人間に対する死刑宣告のような存在なので、物語上必須な魔女のような悪役とも違い、徹底して忌むべき邪悪なキャラクターだといえるでしょう。

キュウべぇについては必要悪のような気がしますが間違いでしょうか?

吐き気を催す邪悪の定義を満たしているのは確か(ばいきんまんと違い純粋な心も無い)だが猛烈に不快感を感じない奴らは吐き気を催す邪悪とはちょっと違うキャラとして扱いますか？今は保留ですが 遊戯王の羽蛾 ヤッターマンのドクロベエ 天空の城ラピュタのムスカ Mr.インクレディブルのシンドローム(一時はディズニー史上最悪とまで言われていた) ドラゴンボールのターレス などが該当しますがとりあえず彼らは愚かその項目自体を保留にします。

>>戸惑面喰さん　丁重なアドバイスありがとうございます。　皆様の迷惑にならない範囲で慎重にやっていきたいと思います。