ゲート(GATE)
柳内たくみのファンタジー小説。
異世界ファンタジー自衛隊戦記。
あらすじ
突如銀座に異世界と限界を繋ぐ門(GATE、ゲート)が出現し、そこからゴブリン、トロルを含む中世ヨーロッパ風の装備の一軍が侵攻して来た。民間人に多大な被害を受けつつも、日本はこれを撃退しおよそ6千の捕虜を得てこの戦乱を終える。
日本政府はゲートからの侵攻を防ぎ、ゲートの向こう側(異世界)の帝国から戦時賠償を強制徴収するとの名目で自衛隊をゲートの向こう側へと派遣して、ゲート周辺を要塞化してこれを占拠してしまった。
ただ、派遣された自衛官には派遣先の場所が場所だけに、少々毛色の変わったメンバーが選抜されて事態は予想外の方向へと転がり始める。
登場人物
自衛官
注:人物名下の( )内は年齢
伊丹耀司(いたみ ようじ)
(33)陸上自衛隊二等陸尉。第三偵察隊隊長。バツイチ。レンジャー。
とぼけた性格で、オタク趣味の持ち主。「息抜きの合間に人生をやっている」と豪語する。原典は漫画「究極超人あ~る」(小学館)の一場面より。
倉田武雄(くらた たけお)
(21)
伊丹とはオタク仲間。ケモノ萌え。
栗林志乃(くりばやし しの)
(24)格闘徽章あり。
小柄で巨乳のWAC[女性自衛官]。ヘアスタイルはショートボブ。
黒川茉莉(くろかわ まり)
(23)看護師資格を有する。
長身(190cm)黒髪のWAC。毒舌家。
現地人協力者
チュカ・ルナ・マルソー
(165)
種族はハイエルフ。
見た目はティーンエイジャーのスタイル抜群の美少女(?)。金髪碧眼。精霊魔術を得意とする。炎龍に襲われたエルフ村の生き残りで伊丹達の隊に助けられる。
レレイ・ラ・レレーナ
(15)
種族はヒト。
職業賢者の天才少女でいち早く日本語を習得。
魔導師でもある。
ロウリィ・マーキュリー
(961)
エムロイ神(暗黒神っぽい)に仕える亜神。
亜神覚醒時の外見的特長を維持している故に外見はローティーンの少女。
怪力の持ち主で超重量級のハルバードを使う。ゴスロリ(黒)服を神官服であると強弁。
ガーター、ストッキング、ショーツに至るまで黒を好んで着用。
帝国側
モルト・ソル・アウグスタス
帝国皇帝。武断主義。
ピニャ・コ・ラーダ
(19)
帝国の第三皇女。姫騎士で薔薇騎士団団長。
ボーゼス・コ・パレスティー
帝国貴族の姫。薔薇騎士団団員。