偽造品やジェネリック医薬品、インターネット上の著作権侵害を取り締まるための国際的な法的枠組を取り決めるため、世界貿易機関(WTO)や世界知的所有権機関(WIPO)、国際連合(UN)といった既存のもののほかに新しく国際機関を設立しようというのが狙いである。
2011年10月アメリカ、オーストラリア、カナダ、韓国、シンガポール、日本、ニュージーランド、モロッコの8カ国によって署名された。2012年1月には欧州連合及び欧州連合加盟国のうち22カ国が署名し、署名の数は合計31になった。協定は6カ国による批准の後効力が及ぶ。日本では2012年9月6日に衆議院本会議において批准することが賛成多数で可決されたが、批准国は日本のみであり、まだ発効していない。
日本国内では、二次創作(同人活動)まで禁止されると思われ反対意見が相次ぎ、ヨーロッパにおいても反対意見の多さから否決された。
なお、ACTAは8月31日に可決された。が、ACTAによって二次創作が規制されたり、サイトが強制閉鎖させられる事は無いという。
詳しいことは下のサイトを参照の事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120831_556512.html
要約すると、
「条文が説明不足すぎて読み手に間違った解釈を与えてしまった」
ということである。
いずれにしても、日本以外に批准しそうな国は出てきていない現状において、ACTAが発効する可能性は低い。