ミストは、『ルーンファクトリー -新牧場物語-』のメインヒロイン。声優は小清水亜美。
『ルーンファクトリーフロンティア』にも引き続き登場する。
概要
町はずれで一人で住み、カルディアの町に行き倒れかけていたラグナを助ける。
と書くと普通そうだが、行き倒れている相手にいきなりクワを与え、「ごめんなさい、私ったらあなたがあまりにクワが似合いそうだったもので…」と言うような人物。
(真面目に考えればラグナのアースマイトとしての素質を直感的に見抜いていたのかも知れないが)
彼女の勧めによりラグナは牧場経営を始めることになる。
なお、下記の要素を読むとネタ一辺倒のキャラの様に見えるが、ネタを抜きにしても普通に可愛いことは彼女の名誉の為に付記しておきたい。
カブ女
続編でもカブが全面に押し出されるようになり、カブがシリーズの代名詞になった原因は彼女にある。
カブといえばミスト。ミストといえばカブ。カブといえばルーンファクトリー。
初めはファンサイドのネタでしかなかったのだが、開発陣もネタに乗っかったのか『ルーンファクトリー2』ではサクラカブの説明に「春に育てられるピンクのカブ。あるカブ好きの少女の努力によりどこでも育つように品種改良されたらしい」と、さらに『ルーンファクトリー3』では金のカブの説明に「世にも珍しい金色の野菜。自分の髪の毛と同じ色のカブが欲しい、というリクエストによって作られたという。」とある。どう考えてもミストである。
これだけカブ好きな彼女だが、カブの酢漬けにすると途端に嫌がる。
他と一線を画す存在感
朝から晩まで牧場にいる。
雨の日はラグナの家に入ってくる。ラグナが他の女性と結婚していてもおかまいなし。
そして、モンスターが蔓延るダンジョンの奥地にも平然と歩いてやって来る。
そんな天然でカブ好きな所もあわせ、ファンからは自然と様付けで呼ばれるようになっている。
『ルーンファクトリー2』では本編での出番こそないものの、ドラマCDにゲストとして登場しており、『ルーンファクトリー3』ではミストを思わせるモブキャラクター、「不思議なカスミ」が登場していたりする。
そして『ルーンファクトリー4』のドラマCDでも一部ヒロインを差し置いて堂々の出演。彼女の登場するトラック名は「カブ姫ミスト様」となっており、ついにファンからの愛称が公式化してしまった。
さらに本編でも「幻想のキリカ」名義で登場。見た目はモブにしか見えないが、話し掛けると「他人の人生を変えるのが趣味」と言って主人公や牧場などの名前を変えてくれる。
しかしゲストキャラクターの発言などから、ルーンファクトリー4の時系列は初代ルーンファクトリーから少なくとも十数年が経過していると考えられるため、その頃のミスト様の年齢は……。
おや、こんな雨の日に誰か来たようだ。