人物
夢で未来を予知する『夢見』という能力を持つ謎の少女(?)。
国会議事堂の地下に存在するお堂に緋炎、蒼氷という2人の従者と共に住み、夢で見た未来をお堂に訪れた時の政治家たちに告げる巫女的な役目も持つ。
盲目で聾唖、また歩行も出来ない為、他者とは思念(所謂テレパシー)で直接脳に訴えかけるように話す。
見た目は10代に見えるが、長い間、夢見として存在する為、正確な年齢は不明。
裏丁
地の龍との長く激しい戦いに次々と死していく天の龍と地の龍―。
血が流れていくのに、夢見でしかサポートのできない無力な次第に己に苛まされていく。
そんな中で何度も夢に出てきては、「そんなに辛いのならその体を【私】に明け渡せ」と迫るもう一人の丁に精神を徐々に蝕まれていく。所謂、二重人格。
裏丁の人格は、主人格である本来の丁とは真逆。
実は神威に殺されたがっていた主人格とは違い、何よりも己が大事であり、己の死を極度に嫌っている。己の死が回避出来るのであれば天の龍を陥れ、殺そうと画策することにも何の躊躇いも感じないほどの傲慢で我儘で身勝手さを持つ。
因みに裏丁に取って代わられた主人格は夢の中の檻に閉じ込められており、人格が交代した事実を天の龍の面々は知らない。
TVアニメ版ではナイフを自分に刺すことで裏丁を自らと共に消滅させ、神威に願いを託し、「貴方を信じさせて」と遺言を残し彼の腕の中で息を引き取った。
それと同時に神剣の封印も解かれ、神威はそれを手に最後の決戦へと向かった。