ε(希: έψιλον,、英: epsilon、エプシロン、イプシロン)は、ギリシア文字の第 5 字母であり、音 [e] および数 5 を表す。エプシロンは、「単なるエ」を意味する。古代には二重母音であった αι が、中世になって [e] と発音されるようになり、それと区別するために「単なる」という言葉を後につけたものである。ラテンアルファベットの E、キリル文字の Е, Є, Ѐ, Ё, Э はこの文字を起源とする。
日本では、多くの場合においてイプシロンと呼ばれるが誤りである。現代英語読みではエプサイラン、エプサランと発音される。現代ギリシア語におけるイプシロン(ウプシロン、ユプシロン)すなわち Υ, υ と混同しないこと。
小文字の「ε」は
数学で、ε-δ論法などで見られるように非常に小さな数を表す記号としてよく用いられる。
数学(特にテンソル解析)などで、レビ・チビタ記号として用いられる。
統計学で、自由度の調整に用いられる統計量(ボックスのイプシロン、グリーンハウス-ガイザーのイプシロン)
電磁気学で、誘電率を表す。
材料力学、材料工学などで、ひずみを表す。
集合の要素を表す数学記号 ∈ の古い形。
IPAにおいて、非円唇前舌広半母音 [ɛ] (広いエ)の代わりに用いられる。*大見出し(見出しを作ると、
出展:フリー百科事典ウィキペディアより
概要
要するに口の形が「ε」っぽいイラストに付くタグ。