概要
- 先行種族の意識が封入されたクヴェル「エッグ」は、最後の所持者偽ギュスターヴを傀儡として、その名の通り「ギュスターヴの後継者を騙ることで人々の支持を集めようとした」発想を持つに至った。
- この戦争は、当初は寄せ集めの小規模軍隊しか持っていなかったが、強化人間にして腹心であるエーデルリッターサルゴンの異様な実力を以って、当時最も有力だったとされ軍の規模も大きかったチャールズを敗死させるに至った「ハン・ノヴァの戦い」からすぐのこと。
- チャールズの息子デーヴィドは、和平会議中にチャールズ死亡の知らせを聞き、すぐに諸侯をまとめて連合軍を結成・対決を決意。一方、偽ギュスターヴ軍もチャールズ撃破により有力貴族が続々と勢力に加わり、一気に大軍へと成長した。
- 連合軍は北・南・西の三方からハン・ノヴァを囲む形で進軍。
- PW版の設定の場合、北軍はヌヴィエムによって組織されている。
- 偽ギュスターヴ軍は、主力部隊で連合軍西部隊と対決しながら、エーデルリッターの1人ボルス率いる軍で連合軍北部隊と対決。
- 連合軍は北・南・西の三方からハン・ノヴァを囲む形で進軍。
- デーヴィドの連合軍と偽ギュスターヴの主力軍はにらみ合いが続くが、デーヴィドの北軍をボルス軍が撃破する。
- しかしボルス軍が、連合軍北部隊を深追いしたため、主力部隊との合流が遅れる。
- 連合軍南部隊が、偽ギュスターヴの主力部隊に迫ろうとしていた。
- 偽ギュスターヴは、全兵力でデーヴィドが直接率いる西部隊と戦うつもりだったが、作戦が狂う。仕方なく、ボルス部隊抜きで戦うことを決意。
- デーヴィド部隊は、偽ギュスターヴを倒すか、南部隊が到着して数で圧倒するまで持ちこたえることになった。
- 偽ギュスターヴ部隊は、デーヴィドを倒すか、デーヴィド守る本陣を占領する選択を迫られる。
- ···以上のような流れで始まるタクティカルバトルだが、数多くのプレイヤーにトラウマを残した鬼畜難易度で有名。理由はいくつもある。
- 味方の兵力が敵と比べて貧弱。先手を取るのも難しく、2回攻撃を当ててもトドメまで持っていくのがやっと。
- 敵兵に攻撃をガードされる可能性などを考えると、完璧にコマを動かしても確率は良くて五分五分。
- 敵の兵力が凶悪。一撃で倒す破壊力の攻撃を幾つも持っており、連携攻撃で確殺してくることもある。
- 敵は、普通の兵士よりもさらに強力な鋼鉄兵を8ユニット中3ユニットも持っており、一定ターン経過など割とゆるい条件で自陣に突っ込んでくる。
- その強さはこちらの攻撃を軽くはじき返し、鋼鉄兵側の攻撃は(防御態勢を取っていないと)間違いなく一撃死。まさに公式チートである。
- 正攻法で行くなら、鋼鉄兵以外のユニットを素早く撃滅し、頃合を見て鋼鉄兵↔自陣のルートを塞ぐように部隊を並べ、進軍を阻むのが良いのだが、上記の理由により一般の敵部隊の殲滅すら難しいため、「言うは易し行うは難し」になってしまう。
- 味方の兵力が敵と比べて貧弱。先手を取るのも難しく、2回攻撃を当ててもトドメまで持っていくのがやっと。
- しかし勝つことができれば、ギュスターヴ編のエンディングを見ることができるため、難易度も相まって感動は一入だろう。それだけ、数多くのプレイヤーを挫折させたみんなのトラウマなのである。