概要
世界樹の迷宮Ⅳの第6迷宮に登場するモンスター。
ホロウ系統の中で唯一第2迷宮以外の場所に生息するが、これは遥か昔に群れからはぐれて独自の進化を遂げたためである。
特徴
魔術師系のホロウであり、攻撃手段は全体氷属性攻撃である氷血の粛清。
ホロウ系統の特徴としての高い回避能力に加えて仲間を呼ぶ習性を持ち、しっかり倒しきれるパーティでなければ数の暴力に晒されがち。
だがメイガス単体ならばそこまで怖ろしい敵ではない。
…そう、こいつだけだったなら。
第6迷宮でhageる原因の大半がこいつであり、その要因は以下に述べる技による。
狂血の契り
敵1体に極小ダメージ+攻撃上昇。
ホロウメイガスの行動のなかで最も危険なのがこれである。
「敵1体に極小ダメージ」の部分が曲者で、一度ダメージを受けると全体を石化させてくるようになる破滅の花びらを開花させたり、攻撃力と防御力は三竜をも凌駕するうえに大ダメージの全体攻撃まで持っているが必ず睡眠状態で出現する赤獅子を叩き起こしたりしてくる。
攻撃上昇が載った赤獅子に咬み散らされたら育ちきったフォートレスですら即死する。他の職業ではどうなるかなど火を見るよりも明らかだろう。
せめてもの救いは上昇するのが物理攻撃力だけという点だろう。
物理攻撃力に加えて術攻撃も上昇していたらライデンジュウの大放電やメイガスの氷血の粛清が恐ろしいことになっていたのは想像に難くない。
備考
今作で敵モンスターに前衛・後衛の概念が加わったことで敵モンスターの連携・配置のバリエーションが増えたことを象徴するかのようなモンスターと言える。
特にライデンジュウ及び前述の赤獅子との組み合わせはそのシナジーで多くのパーティを壊滅に追いやり、3体のカラーリングから「信号機」の別名で冒険者の語り草となっている。
関連イラスト