概要
世界樹の迷宮Ⅳの第6迷宮に登場するモンスター。
ホロウ系統の中で唯一第2迷宮以外の場所に生息するが、
図鑑の説明文によると遥か昔に群れからはぐれて独自の進化を遂げた結果らしい。
特徴
魔術師系のホロウであり、攻撃手段は全体氷属性攻撃である『氷血の粛清』。
ホロウ系統の特徴としての高い回避能力に加えて仲間を呼ぶ習性を持ち、しっかり倒しきれるパーティでなければ数の暴力に晒されがち。
だがメイガス単体ならばそこまで怖ろしい敵ではない。
…そう、こいつだけだったなら。
第6迷宮でhageる原因の大半がこいつであり、その要因は以下に述べる技による。
狂血の契り
敵1体に極小ダメージ+攻撃上昇。
ホロウメイガスの行動のなかで最も危険なのがこれである。
「敵1体に極小ダメージ」の部分が曲者で、一緒に出現するモンスターと恐ろしいシナジーを形成しているのだ。
せめてもの救いは上昇するのが物理攻撃力だけという点だろう。
物理攻撃力に加えて術攻撃力も上昇していたら
下記のライデンジュウの大放電やメイガス自身の氷血の粛清が恐ろしいことになっていたのは想像に難くない。
メイガスと愉快な仲間たち
一度ダメージを受けると攻撃や状態異常が全体化するのがこの系列のモンスターの特徴だが
こいつは何を間違ったのか引き起こす状態異常がよりにもよって 石 化 である。
…ここでもう一度狂血の契りの性能を見てみよう。「敵1体に極小ダメージ」と書かれている筈である。
つまりはお察し下さい。
「へ、下手に攻撃しなければ何とかnちょ、メイガスさん何して→◆ ◆ ◆ ◆ ◆」
- 赤獅子
必ず睡眠状態で出現するが起きたが最後、大ダメージの全体物理攻撃『咬み散らし』をぶっ放してくる。
おまけに防御力は三竜をも凌駕しており、HPも一般モンスター最高の3000オーバーと非常にしぶとい。
前述の通り必ず睡眠状態で出現するが狂血の契りの「敵1体に極小ダメージ」によっ(ry
メイガス「赤獅子くん、朝だよ、起きて。」
赤獅子「起きたらまずは朝ごはんを食べないとね~~。」
↓
ボウケンシャー「」
攻撃上昇が載った赤獅子に咬み散らされたら育ちきったフォートレスですら即死する。
他の職業ではどうなるかなど火を見るよりも明らかだろう。
- 大王ヤンマ・ライデンジュウ
ここまで読んだボウケンシャーの多くは
「破滅の花びらと赤獅子は此方から手を出さなければ大人しいのでまず速攻でメイガスを倒そう」と考えたことだろう。
だが、それを実行する前にまずこいつらが居ないことをしっかり確認しておくべきである。
どちらも仲間の死に反応して高威力の全体攻撃を連発してくるようになるのだ。
ヤンマ ・ライデン「メイガスのことか…メイガスのことかーーーーー!!(仇の刃・大放電)」
備考
今作で敵モンスターに前衛・後衛の概念が加わったことで敵モンスターの連携・配置のバリエーションが増えたことを象徴するかのようなモンスターと言える。
特にライデンジュウ及び赤獅子との組み合わせはその凶悪なシナジーで多くのパーティを壊滅に追いやり、3体のカラーリングから「信号機」の別名で冒険者の語り草となっている。
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