着流しに袴のスタイル、得物は流れ星より造り出したという「流星」、柔道・空手・剣道を融合した武術に優れている。
アニメでは寡黙な剣豪といった性格であるが、原作では明朗快活な性格。一人称は「おれ」「わたし」である。ルパンと次元のように汚れきらず、純粋な性格は、原作とアニメで共通しているところである。
原作では、白黒印刷の場合、髪が白ぬきであり、カラーの場合は、シルバーグレーか茶灰色でモンキー・パンチ氏は色付けしている。
1969年に製作されたパイロットフィルムアニメ(シネマスコープ版)※注(パイロットフィルムは、アニメ製作会社が作品内容を売り込むためのもので、テレビ放送以前に作られたものである)の時点で、五右ェ門は黒髪・三白眼のデザイン、寡黙な性格になっている。
双葉社『漫画アクション』掲載時と、文庫収録の順番が異なっているため、「ルパンの仲間になった五右ェ門が敵対している」という矛盾が生じている。
文庫版(双葉文庫、中公文庫共)では、2巻28話「五右ェ門登場」、29話「ブラック・ポイント」(魔山神平の話)、3巻41話「砕く」(空手示刀流の話)、42話「免許皆伝」、43話「殺しのない日」(五右ェ門がルパンの仲間になる)、双葉文庫4巻47話・中公文庫3巻46話「ウハニ」(百々地先生の話)、双葉文庫4巻48話・中公文庫3巻47話「123死56」の収録順だが、『漫画アクション』掲載時は、35話「五エモン登(場)」、36話「ウハニ」、37話「ブラック・ポイント」、38話「1.2.3.死.5.6」、54話「砕く」、55話「免許皆伝」、56話「殺と盗の… …ない日」の順である。