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ラストオブアスの編集履歴

2014-04-12 01:49:50 バージョン

ラストオブアス

らすとおぶあす

ノーティドッグが世に送り出したPS3用のサバイバルホラーゲーム

2013年6月に発売された「サバイバルホラー」。

謎の寄生菌の感染爆発から20年。政府の崩壊以降、軍が強権的に支配する隔離地域で運び屋を営んできたジョエルは、銃取引のいざこざからある「荷物」を任される。


概要

運び屋のジョエルは、少女・エリーの身柄を、ボストンの隔離地域から州の議事堂に待機するファイアフライの一団まで送り届けることになる。

人の出入りを厳しく制限する軍や、隔離地域外にうごめく感染者と戦うために、貴重な物資を消費していくため、ロッカー引き出し洗面台とあらゆる場所から使えそうな物を探さなくてはならない。持てる物資にも上限があるため、難しい局面を上手く切り抜けられるかはプレイヤーのサバイバル力次第。

人物同士の情感に満ちたやりとりは映画そのもの。傾いた高層ビルに水没した道路など、作り込まれたアメリカの街並み(20年モノ)を堪能できる、廃墟好きにもたまらないゲーム。ホラーと銘打っているだけあって、物音のする暗闇などは最高におっかない。


登場人物

ジョエル・ミラー

感染爆発で最愛の家族を失って20年、手段を選ばず生きてきたタフなおっさん。形見の腕時計は肌身離さず身に着けている。悪知恵が働くタイプではなく、敵対者には実力行使あるのみ。

ボストン闇市場ではテスと共に「ヤバい二人組」として名の知れた存在で、エリーに対しても冷淡に振る舞うが、複雑な感情に苛まれる様子も垣間見える。

序盤から重宝するステルスキルをはじめ、人間離れした戦闘能力を発揮する人間凶器。作中でイカれた男と称されるばかりか、プレイヤーからも死神呼ばわりされる。終盤には複数の銃火器や飛び道具を携行する、歩く武器庫と化す。この上アサルトライフルなんか持たせちゃダメだってば。

エリー・ウィリアムズ

ジョエル達が預かる「荷物」。14歳の生意気盛り。立入禁止区域で感染者に襲われたことから特殊な立場に置かれる。読書はする方で、物語の中盤からは掘り出し物のSFマンガに熱中。生まれ育った環境ゆえに擦れていて口も悪いが、彼女の挙動に癒しを見出すプレイヤーは少なくない。

ジョエル(プレイヤー)の戦闘スタイルを学習し、戦闘回避を優先したり喧嘩っ早くなったりと挙動が変化する。ナイフ一本で敵の首っ玉に飛び掛かる様には恐れ入るしかない。

テス

運び屋商売で稼ぐジョエルの相棒。ファイアフライが保有する銃器と引き換えにエリーの護送を引き受ける。身内には気遣いや温かみを見せるものの、自分を殺しに来た相手を返り討ちにするなど、容赦のなさはジョエルといい勝負。イベントムービーでも頻繁にぶっ放す、頼もしい姉御。

マーリーン

軍による支配に対して政府組織の復活を唱える武装集団・ファイアフライを率いる女王。エリーの母とは友人で、エリーを幼い頃から知っている。自らエリーを連れていくつもりだったが、負傷したためジョエルとテスに彼女の身を預けることに。その目的は――。

ビル

隔離も何もされていない避難指定の地域で生きるトラップキング。あらゆる侵入者を排除するため街中に罠を仕掛けながら、集めた物資で運び屋と取り引きしている。少々気難しく、独り言が多め。ジョエルとは馴染みで、大きな借りがあるらしい。街を訪れたエリーにいろいろと盗られたかわいそうな人。


感染者

すべての元凶はある菌による感染爆発(パンデミック)。人間の脳に寄生し、胞子を撒き散らすがごとく人々を襲うよう仕向けるそれは冬虫夏草の仲間らしく、作中でも「コルディセプス」と呼ばれている。治療に関してはWHOもお手上げで、一時期は爆撃で感染者を一掃していたほど。世界規模で影響が広がったと思われ、少なくともアメリカ合衆国は壊滅。

感染力が強く、飛沫感染する他、胞子を吸い込むだけでもアウト。正気でいられるのはもって2~3日、早ければ数時間で影響が出るため、隔離地域でも頻繁に専用機器でのスキャンが行われている。

感染者の「意識」については作中で明言されないものの、事によっては死ぬよりも惨い状態なのかもしれない。


ランナー

感染初期。呻きながらウロウロと歩き回り、人と見れば襲いかかり噛みついてくる。パンデミックの際にはそこらじゅうに溢れ返っており、そこかしこで生存者を襲う地獄絵図を展開した。目が見えているため移動速度が速い反面、各個撃破はそれほど難しくない。

ストーカー

感染中期。ランナーと大差ないが、感染が進み眼球のあたりからなんか生えてきている。視力は残っており、向かってくるときは一直線。ジョエルの視界に入っていると隠れて様子を窺い、背中を見せると途端に襲いかかってくる面倒なやつら。

クリッカー

感染末期……とか言ってられない怪物。すくすく育った菌のせいで頭部の形状は原型不明。剥き出しの歯が並ぶ口だけは残っていて、感染どころか噛み殺しにかかってくる。聴覚で獲物を捉えるため、物音厳禁。通常の打撃は効かず、なぜだか銃弾への耐久力まで上がっている厄介な敵。

「症状」がここまで進行すればあとは力尽き、でかい菌床の核になって胞子を飛ばし始める。

ブローター

飛び道具をも得た感染者の最終形態。もはや何を糧に動いているのか不明。銃弾の通らない硬い外皮を身に付け、胞子爆弾を投げつけてくる最悪の相手。むやみに接近すれば問答無用でリトライ行き。個体数が少ないのがせめてもの救い……2体で来るんじゃねえよ!


Left Behind ―残されたもの―

ノーティドッグが贈る2014年のバレンタインプレゼント(配信版)。

エリーを主役に据えた2本の追加エピソード。


ライリー

エリーが軍の寄宿学校(という名の孤児院)にいた頃の友人。

ファイアフライに憧れ、学校を飛び出していたが――。

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