※この記事はあくまでスラング、即ち非公式の名称であることを理解し、冷やかし等の目的で使わないようにしましょう。
概要
冠の雪原に伝わる伝説のポケモン、バドレックスは「蕾の王」と呼ばれ、白き氷馬或いは黒き冥馬と跨る事でその蕾が開花するかの如く皇帝の名に相応しい力を得ることになる。
では、蕾のままだとどうかというと…
トレーナー「バド、お前もう馬降りろ」
バドレックス「!!??」
結論から言うと、実装されてから一度も150位圏内になったことがない。
その理由として、
- 種族値は何とHPが100、それ以外が80、合計500と禁止級にしてはあまりにも低スペック。セレビィよりも弱い。
- なぜこうなったかと言うと、ストーリーで「バドレックスは遥か昔に王として君臨する程の力を持っていたが時が経つにつれ弱体化した」という説明があり、それを反映していると思われる。
- タイプがくさ・エスパーという弱点の範囲がかなり広い複合である。
- 覚える技が偏っている。一致技以外だとノーマル、フェアリー、むしだけ。
- 馬に乗ることによって専用技を獲得するが、逆に言うと単体では何も覚えない。おまけに単体のタイプのせいでその専用技に弱い。
一応キノコのほうしが効かない等のメリットもあるが、馬に乗るメリットほど大きいものではない。
その不遇っぷりから、トレーナーたちから「白馬バドレックス」「黒馬バドレックス」に肖り「落馬バドレックス」と名付けられた。
その後...
SVにて内定を果たし、レギュレーションGに伴い禁止級が解禁。
…が、ポス馬は出現するのに肝心のバドレックスは本編未登場。入手したければ過去作から連れていくしかない。剣盾の感動ストーリーは何処へ…
性能面では新しくボディプレス、マッドショット、テラスタルによってタイプが変わるテラバーストを覚えるようになったが、目立った点はそれぐらいしかなく、強化されたかどうかは言い辛い。
タイプ相性に於いては先述のテラスタルによって多少補えるようになったが、種族値の問題は未解決の為焼け石に水。
故に使用率圏外という運命は変わらなかった。
余談だが、その不人気っぷりを利用されたのか持ち物使用率できのこたけのこ戦争が勃発している。完全にネタとして走らされている他ない。
果たして、単体バドレックスの落馬っぷりはいつまで続くのだろうか…
関連タグ
Zなんとかさん 禁止級の似た境遇のポケモンのタグ。但しこちらは現在十分に戦える性能に落ち着いている(SV未内定)。