ゲーム概要
あみそ組制作のフリーゲームであり、カクサンキボウ。の続編である。
前作とは異なり、ジャンルはホラーではなくサスペンスである。
前作との相違点は他にも、探索パートがない点、フルボイスではなく一部ボイスなしの点などが挙げられる。
ストーリー
―絶望の先にあるのは更なる絶望なのか―
インターネット上に150文字以内の呟きを
発信することができるSNSである「モノログ」。
そのモノログには文字化けしたアカウントが存在し、
自分の名前を呟かれると7日後に死んでしまうと言う。
兄である吉岡徹の死後、
吉岡こゆみは、高校2年生へと進級した。
心に深い傷を負いながらも、
半年もの間はあの事件のことを風化させることなく、
立ち直ろうとしている。
そんな中で……またあの着信音が聞こえる。
カクサンキボウ。から半年後の世界で、
吉岡こゆみは再び恐怖と闘うことになる。
登場人物
吉岡こゆみ
前作にも登場した吉岡徹の妹で、今作の主人公的存在。前作では1年生だったが、今作では2年生になっている。前作の最後で兄を失い、その後は半年もの間はマスコミに追われたり、世間からも可哀相な目で見られており、更にはクラスメートや家族、他人からも事件の当事者であることを知られてしまう。しかし、本人は兄が自身を殺そうとした殺人鬼というレッテルを貼られていることが嫌で、兄の真意を知った後もそれを伝えようとするも結局は世間に伝わらず、そのまま忘れようとしていた。
二階堂奏
演劇部に所属している後輩。
清水大門
こゆみと同じ高校に通う2年生。
宮野雪葉
前作にも登場した徹と誓太の同級生。前作にてモノログによる「死の予告」によって死亡したと思われたが、今作では生存していたことが明かされる。しかし、前作の明るい姿とは異なって今は右目の辺りを包帯で巻き、髪もショートカットになっており、クラスの中では人を寄せ付けないという雰囲気を醸し出している。留年生としてこゆみと同じクラスになる(先生によれば事故で長期入院したことで留年しているということである)。
佐伯穂乃香
↑画像から左にいるのが彼女本人である。
こゆみの同級生で、友人。とにかく無神経で、思った事や感じたことを率直に口に出して言うタイプだが、その反面で自分の言ったことに非があると思った場合はすぐに謝罪するという優しさを持つ一面もある。前作では少しだけ声のみの登場で、名前も明かされていなかったが、今作において明かされた。こゆみが1年生の時にクラスメートになって以来、お互いに話すようになって今では仲良しである。1年生の時の部活動紹介で演劇部とそれに所属していた吉岡徹をこゆみの兄だと知らずにバカにしていたが、前作の事件後に徹が起こした事件が報道された際にその時にこゆみが徹の妹であることを知り、部活動紹介で自分が言ったことを反省し、改めて彼女に謝罪した。