空より現われし、心を持たぬ者…「オメガ」…
それを追って来た者…「神竜」
12の武器を持つ勇者達でもかなわない…
しずかに、次元のはざまに、眠らせておくべし…
決して、かたりかける事なかれ
概要
ファイナルファンタジー5で初登場したモンスター。以後発売されたシリーズ作品でも、ラスボスを凌ぐ強敵として登場するものが多い。ラストダンジョンである次元の狭間の滝壺周辺で彷徨いているため戦闘は任意であるが、ピラミッドに登場したマシンヘッドなどと同じような感覚で遭遇するとまず間違いなく殺されてしまう。
レベルは119であり、物理回避率はなんと95%。防御力も高く雷以外の属性は全て効かない。そして常時リフレク状態と鉄壁の守りである。
間違いなくラスボスより強く、当時ラスボスは倒せたがオメガは倒せなかったというプレイヤーは多いのではないだろうか。
波動砲などの攻撃を使ってくる他、ダメージを与えるとカウンター行動を取る。撃破するとオメガの勲章というアイテムが手に入るが特別な効果はないが、現在と違いインターネットが無い中で作戦を駆使して倒せば友人には自慢出来たに違いない。
神竜と並んでFF5最強モンスターといえよう。しかしセーブポイントが手前にあったため大きな痛手を受けたプレイヤーは少ないと思われる。
尚、攻略法さえ知っていれば神竜よりも倒しやすいと言われるが強さや性質だけみれば神竜よりも強いと言えるモンスターである。
……SFCのFF5で多くのプレイヤーを苦しめたオメガであるがGBA版FF5では隠しダンジョンでピラミッドのマシンヘッドの如くごろごろ出現している場所がある。強さは元のオメガと全く同じであるが逃げる事は一応可能。
しかしながらこのオメガを凌ぐ強さをもつオメガ改が登場するため、悪夢は終わらない……。
ところで、このオメガだが機械ということは制作者が居ると思われる。第一世界のプロトタイプがこのオメガの試作品だと考えることも出来る(外見は一緒)し、隠しダンジョンではこのオメガ自身が量産化されているところを見ると高い技術で作られたのだろう。
オメガ改
FF5GBA版隠しダンジョンに出現する。物理回避率100%というのは兎も角、こちらはバリアチェンジで弱点を切り替える。
また、対オメガ戦で有効だったとある戦術を使うとカウンターで自身のHPを全快させてしまう鬼畜っぷりである。
ただ、同じ隠しダンジョンには神竜改も登場し、こちらと比べれば倒しやすいという意見が専らだろうか。
FF:U
世界を食い尽くす化け物として登場。
体の一部づつが分割され、兄弟である別の部位を探して一つにもどるために様々な世界を彷徨っている。
オメガクリスタルと呼ばれる休眠状態となっているが、目覚めると部位に応じた形態に変わり、周囲を圧倒的な破壊力で吹き飛ばす。
撃退したとしても休眠状態になるだけで滅ぼすことは出来ない。
オメガに世界を滅ぼす意思などは無く、その力が抑えきれない為に周囲を破壊してしまうだけであり、その力を伯爵に利用されていくつもの世界を滅ぼしてしまっている。
「飛び水」を使用することで力を抑えると共に理性を保つ事が出来る。
劇中では「爪」、「毛」、「ヒレ」、心である「クリア」が登場している。
地下鉄エリザベートのエネルギー源としても使用されている。
13-2
DLCとしてコロシアムで戦える。勝利し、モンスタークリスタルを入手することによって仲間にできる。