概要
FFシリーズに登場するモンスターの一つ。ギルガメッシュの略ではなく、亀のモンスターである。登場作品は多くないが、作中の通貨であるギル+亀というネーミングであると思われる。初出はFF5であり、みんなのトラウマである。
FF5に於けるギルガメ
第二世界のギルの洞窟に登場するモンスターである。ギルの洞窟は深部に進むと1歩歩く毎にギルが倍々で入手出来るという、本編で訪れる必要は無いが訪れるとかなりお得なダンジョンである、もちろんこれだけを見れば、だが。
当然、実際にはそんなに甘くは無く、ギルを入手出来る一方で非常に高確率でエンカウントしてしまうモンスターが、このギルガメである。
パラメータとしてはHPは32768と、第二世界のラスボスであるエクスデスと同じであり、この時点では破格である(はっきり言ってエクスデスよりはるかに強い)。
攻撃手段は亀の甲羅と物理攻撃、ファイナルアタックの地震だけではあるが、物理攻撃の威力はかなり高く1000オーバーのダメージ(この時点では即死しても不思議ではない)となっており、大量のギルを入手し恍惚としたプレイヤーを瞬く間に地獄へと誘っていった(場合によっては最初の一歩目で登場してしまうが)。
他にも、常時プロテス、シェル状態であり攻撃は効きづらく、攻撃に対しては物理攻撃などで反撃を行ってくる。属性も冷属性以外は効かない、と初見殺しどころか、純粋な強敵である。
FF5ではオメガや神竜がラスボスを凌ぐ強敵として有名であるため、あまりギルガメの名前が挙がってくることは多くないのだが、戦える時期が第二世界のみであることを考えれば、十分にこのギルガメも強敵であると言えよう(ただ、後述するが対策無しだと第三世界であっても強敵であることに変わりは無い)。
普通に戦うと手も足も出せずに瞬殺される事も多いが、上記の動画で紹介されているようにククル加入後なら比較的簡単に倒せるようになる。
ちなみにオメガや神竜と異なり倒しても何度でもエンカウントする。最悪、倒して1歩歩いたら再エンカウントと言うことも有り得る。
FF5には名前が出ているギルガメッシュが登場したため、関連性がありそうに思われるが、一応作中では一切の関連性は無いし、オメガや神竜と違って、バックストーリーも全く存在しない(ギルの洞窟自体訪れなければ存在すら知らないかも知れない)。ただ、アンデッドという特性を持っているため、ひょっとすると大量にギルを持ったまま死んでしまった亀の怨霊なのかも知れない(同作にはギードなどのように人格者の亀もいるわけだし)。
さらに、GBA版では隠しダンジョンにも出現したため、第三世界で戦う事が可能となった。プレイヤーの闘志を軽くへし折る強さはトラウマの名に恥じないものであった(上記のような倒し方を知っていれば兎も角、普通に戦うと第三世界であってもかなり強敵である)。
比較対象を挙げるとすれば、次元の狭間で待ち構えているエクスデスの配下ボスたちと比べてもよほど強い。
冷静に考えるとそれだけの強敵が第二世界に居たというのはかなり鬼畜であったと考えられるかも知れない(もちろん、しっかりと作戦を立てれば決して戦えない相手ではないのだが)。
ありがちなこと
- ギルの洞窟に入った時にザコ敵のアンダグランダの地震で全滅
- ゴーレムがあれば倒せると思ったら一撃でゴーレムの効果が無くなる
- 氷が有効だと聞いてはいたが、そもそもシェル効果があるのでダメージはさほどでも無かった
- ギリギリ倒したと思ったら(死亡したせいで消えてしまい)レビテトが無く地震でエンド
- リメイクの隠しダンジョンで「何、この亀」と思って触れたらギルガメだった(尚、オメガ改が登場する場所ではオメガも普通に闊歩しているから問題ない)
- 更にボスラッシュのような場所でも登場。やはり強敵だった
他作品に於けるギルガメ
一応、他の作品でも度々登場しているが、FF5のものと比べると強さはそれ程でも無い。
関連イラスト
関連タグ
ファイナルファンタジー ファイナルファンタジーⅤ ファイナルファンタジー5
オメガ 神竜 レベル5デス……FF5でトラウマになりがちな部分
ギルガメッシュ……名前が似ている 直接的関連は無い
カメェェェッー!……このモンスターとは無関係ではあるがFF5には特徴的な亀が多い
ゼニノコー……もちろん無関係ではあるが初見殺しの亀繋がり。こちらは大量のお金(コイン)を要求してくる