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水平対向エンジンの編集履歴

2014-05-15 16:05:44 バージョン

水平対向エンジン

すいへいたいこうえんじん

水平対向エンジンとは、クランクシャフトを挟んでシリンダーを配置し、対になるピストンが向かい合うように上昇・下降を行うエンジンである。

概要

19世紀後半にカール・ベンツ(ベンツの創業者)が水平対向エンジンを発明した。

クランクシャフトの位相角は180°で、対の気筒同士が振動を打ち消しあう。

エンジンの形状は横に広く、基本的に平らなので、フラットエンジンともいわれる。

また、ピストンの動きがボクサーがグローブを打ち合わせるところに似ているため、

「ボクサーエンジン」ともいわれている。

種類

水平対向2気筒 ←初期の自動車やバイクなどに用いられている。

水平対向4気筒 ←フォルクスワーゲンやスバルのエンジンが有名。(ビートル、インプレッサ等のエンジン)

水平対向6気筒 ←スバルのEZ30やポルシェ911のエンジンは有名。

水平対向8気筒

水平対向10気筒

水平対向12気筒 ←この項目のイラストがスバルで開発された12気筒エンジンだが、開発例は少ない。

水平対向16気筒 開発された例は非常に稀。ポルシェのレース用エンジンが有名。

現在

水平対向エンジンを搭載する四輪自動車を製造する会社はポルシェとスバルのみである。

特にスバルは主力車種に積極的に水平対向エンジンを搭載し、水平対向+4WDの

レイアウトをとっている事で有名である。

180°V型エンジン

180°V型エンジンはV型エンジンの一種で、水平対向エンジンと同様、

シリンダーが横に寝ているため、外見上の見分けは難しいが、内部構造は

まったくの別物である。

例を挙げると、クランクシャフトの位相は水平対向エンジンが180°なのに対し、

180°V型はクランクシャフトが同位相である。

このため、振動を対の気筒間で相殺することはできない。

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