『ポケットモンスター☆SPECIAL（ポケスペ）』第11章（ブラック２・ホワイト２編）に登場するラクツとファイツのカップリング。
※以下未単行本化のエピソードのネタバレを含みます
２人はチェレンが務めるヒオウギシティのトレーナーズスクールに通っている学生である。
普段軟派なチャラ男を装っているラクツだが、もうひとつの顔は国際警察の一員で階級は警視のためハンサムの上司に至る。今は国際警察の任務でポケモンをコントロールするマシンを開発しているプラズマ団を捜査している。
謎の転校生ファイツのもうひとつの顔は、元プラズマ団員。なぜプラズマ団を抜けたのかなどは一切不明だが、母親に「ここに行けばポケモンとの付き合い方が解る」と言われトレーナーズスクールに転校してきた。
Ｎが去った後、プラズマ団ではアクロマという科学者が新たなリーダーとして指名されたがその内部では対立があったという。アクロマはポケモンをコントロールするマシン、アクロママシーンの研究に注力していた。一方の勢力はアクロママシーンを無効化する研究を進めており、その研究成果は2年前10歳だったプラズマ団員の少女に密かに託されていた。そのまま成長していれば現在は12歳ということになる。
そのためラクツはスクールに潜入し、学園内の12歳の少女を徹底的に調べつくした結果転校生してきたばかりの12歳の少女であるファイツが怪しい人物として残ったためナンパを装いプラズマ団との形跡がないか探ろうとしている。
ファイツの部屋にはプラズマ団員の服が置いてあったり、Ｎの写真が入ったロケットを大事に持っていたり、何かあるとすぐ心の中で「助けてＮさま～～～～！」と叫んだりと、元プラズマ団員であったことは確かであると思われるが、何かしら近づいてくるラクツに対しては女の子にモテモテのチャラ男っぷりにどん引きしており未だ心を開いていないため、まだプラズマ団であったことはバレていない。
ラクツはベルにポケモン図鑑をもらう際にファイツも一緒に誘い、アララギ博士とベルの研究に協力するために2人でポケモン図鑑を受け取った。「今度一緒にデータ集めに行かない？」などとファイツを誘ってもファイツは嫌そうな顔をするだけ。なかなか縮まらない心の距離である。
『ポケットモンスター☆SPECIAL（ポケスペ）』にしてはかなり奇抜なキャラ設定がされており、単行本化前にも関わらず「設定がおいしい」「すごく気になる」と興味を持っている人が多数いるがいつ単行本化するのかまだ未定のためかなり飢えている状態だ。
※まだ単行本化されていない分二次創作が盛んに行われているが現時点ではお互いに恋愛要素は一切ない。ラクツもあくまで警視としての調査のためにファイツをナンパしているだけである。本誌未読の人はあまり二次創作に囚われないように気をつけよう！
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