概要
主人公の監視者であり、同時に苦楽を共にするパートナー。
パノプティコンから咎人のために配給される「携帯端末」や「携行兵器」であると同時に「看守」でもある存在。その正体は精巧な生体アンドロイド。
戦闘では相棒として武器を手に戦い、戦闘後は貢献の窓口となる。基本的にプレイヤーへの指示伝達もかねて常に同行・監視している。
パノプティコン上層部直属のアクセサリも存在し、目を象ったバイザーが特徴である。
女性型と男性型が存在し、その際に細部の設定もプレイヤーの選択で決められる(後に改造申請が受理されればどちらにでも変更可能)。
アンドロイドであるために荊を生成する事ができず、咎人の様な立体戦闘が出来ないので専ら射撃武器を装備させるのが普通である。
動力源には超小型のWill'oエンジンが使われているので、ある意味でアブダクターとは似て非なる存在である。
真のヒロイン
本編では常に行動を共にする上に、特に女性型のアクセサリだとオープニングでディオーネに捕獲されたところを主人公が助けるシーンや、とある雑誌では主人公を抱きかかえて敵に銃を向けるイラストが表紙を飾っている。
そして、貢献の果てに「デレる」のだ。
その事から彼女こそが真のヒロインだとの言葉も少なくない。
悩ましい
中盤以降から戦闘不能になった際に近くにケージが空のアブダクターがいると略奪されることがある。
当然プレイヤーは必死になるのだが、中盤程度ならまだどうにかなるが、終盤のボランティアではクリアすることだけでさえ運が絡むボランティアも存在し、中にはケージが非常に狙いにくいアブダクターもいる。
ケージに捕えられた際の制限時間もボランティア失敗に直接結びつかないためか3分弱とかなり短めに設定されており(即失敗に直結する市民は5分ほど。それでも短いが。)、取り巻きを無視してでもアクセサリを奪ったアブダクターに集中しなければおっつかないが、取り巻きの攻撃が緩むわけもなく却って事故死の危険性が増えてしまう。
咎人もそうだがこのゲームにはレベルや防具という概念が存在せず、加えてアクセサリはブースターで補強することも不可能なため、後半に行くにつれて相対的にHPや防御力が不足してきて戦闘不能になる回数が増えてくる。
敵咎人が多数出現する場合は集中砲火でものの数秒で容易く倒れてしまう。
ケージが比較的狙いやすいパラドクサなどならまだいいのだが、やたらドタバタ動き回る上にケージが腹部にあり、おまけに四足歩行で普通に攻撃しても頭部や尻尾、脚や胴体に吸われてしまうコウシンに捕まった際はたまったものではない。
また、荊を使用できないために戦闘面、支援面、補助面の全てにおいて不自由が生じている。
今日も高台に置かれた資源を眺めながらアクセサリ達は泣いている。
「・・・指示を続行でぎまじぇん・・・。」
なんでワイヤータイプの立体機動装置を装備させなかったのだろうか・・・。