ストーリー
あるところに、空に浮かぶ大陸があった。
遠い空の彼方へ浮かぶ島。
なぜ浮いているかも分からない 何があるかも分からない
誰も彼の地に辿り着けないまま 何百年もの月日が流れる。
そして人々の間では様々な噂をささやかれるようになる。
ある人は言った そこは夢が叶う楽園の島
ある人は言った そこは一生遊んで暮らせる財宝の眠る島
ある人は言った 月や太陽と変わらない、あたりまえのもの
しかしその真相は分からない
目には見えるけど、決して届かない地
だから人はその場所を『悠遠大陸』と呼んだ
そんな悠遠大陸に、いくことを夢見る 一人の女の子がいました。
彼女の名前は『ピア』 独り立ちしたばかりの薬屋さん。
空の大陸の下にある町で薬屋として働くうちに
次第に悠遠大陸を巡る 大きな『物語』に巻き込まれていくのであった…
登場人物
本編の主人公。薬屋を営んでいる。
『悠遠大陸』に暮らす唯一の住人。神族の子孫。
港町で出会う不思議な人形の少女。
聖王国エランスの城で働いていた錬金術師。
雪国に暮らす幼い少女。動物を使役する魔術師。
聖王国エランスの魔術師。なぜか指名手配されている。