ブレイド・オブ・アルカナシリーズは、日本製のヒロイックファンタジーTRPG。
作者は鈴吹太郎。発売元はエンターブレイン、サプリメントはゲーム・フィールドから発売。初版は1999年。
2014年現在、The 3rd Editionまで発売されている。
概要
神話の上に成り立つ、夜空に星のない世界にある大陸「ハイデルランド」を舞台とするヒロイックファンタジーTRPG。
「ハイデルランドの夜は暗い」とうたわれるように、かつて唯一神アーの遣わした22の使徒と闇に堕ちた魔神たちによる神話上の戦いの末に星々がその輝きを失い、また太陽も破壊されてしまったため、昼間でも暗いという世界観になっている。
プレイヤーキャラクターは「刻まれし者」(エングレイヴド)と呼ばれ、闇の鎖によって散っていった使徒の欠片である聖痕(特殊な形をした痣)を身体や装備品などに持つ「聖痕者」として、運命に従い、時には抗い、時には切り開きながら、同じ「聖痕者」でありながら人間としての尊厳を失った「殺戮者」(マローダー)との終わりの見えない戦いを続ける。
だが闇の鎖は,常に聖痕者を捕らえようとしている。プレイヤーキャラクターであっても、アクトの状況によっては人の心を失い殺戮者となってしまう危険が待ち受けている。
殺戮者となった聖痕者はこう言い放ち、かつての仲間からさらなる聖痕を奪おうとするだろう。「捧げよ聖痕!今宵は殺戮の宴なり!!」
ゲームに使用する物は20面体・10面体のダイスと大アルカナ。
全ての版を通して、ルールブックにはブレイド・オブ・アルカナ専用(通常の大アルカナとしての使用も可能)の大アルカナが付属している。