爆致嵐
ばおつーらん
能力
以下、ネタバレ
- 手術ベース:チャツボホヤ(脊索動物型)
自分の体内から子を生やす「出芽」という無性生殖を行うチャツボホヤをベースとする。
無性生殖であるため、殖えるのはクローンということになる。
爆の場合専用の機器を用いる必要があるが、増殖スピードが高められている。
新しい個体に記憶を移植する事も可能であり、知識と経験を兼ね備えた軍人を短期のうちに生産できる。
しかも爆の場合、中国班の特徴である「不完全変態手術」の恩恵により、薬を使わなくても一般的な昆虫型並みの戦闘能力を素で発揮することができる。
爆は自分のことを平凡な存在だと語るが、この特性(ベース)により無限の可能性を得られたと言う。
能力と機器によって生み出された爆のコピーたちは記憶を共有しており概ね嗜好も共通しているが、それぞれに違った将来の夢を持つといった個性がある。
彼以前にもチャツボホヤ手術の成功例は複数存在したが、爆以外の被験者はみな精神を壊してしまっている。
爆の場合はもともとの精神の在り様が能力と合っていたようである。
火星にいるコピーたちは、一人から殖えている。26歳というのも火星入りした個体による登録上の数字であるが、実際にそうなのか不明。
彼がオリジナルなのかも、地球にオリジナルが居たとしてもいま何歳になっているのかも不明。
作中で幼少期からの身の上を語るシーンがあるため、歴代コピーを通じて知っていそうなものではあるが不明。
機器による記憶共有時に記憶を一部改竄されているのかもしれない。
わからないことだらけであるが、爆たちは全く気にしていない。