曽良(河合曾良)とは、松尾芭蕉の弟子であり、
「奥の細道」の旅にも同行した、江戸時代の俳人である。
歴史上における曽良
卯の花に 兼房見ゆる 白毛(しらが)かな
松島や 鶴に身をかれ ほとゝぎす
など、さまざまな句を作った。
しかし、旅の終盤で、腹の具合を悪くし、
山中温泉で松尾芭蕉より先に旅を終えた。
漫画における曽良
集英社 ジャンプSQ.「増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和」の曽良が、
現時点でネット上でもっとも知られている曽良だと思われる。
作中で曽良は、いわゆる「ドS」で、
松尾芭蕉をいじめている。
よく知られているのは、「断罪チョップ」という技である。
これは松尾芭蕉を痛めつけるために考案された技である。
常に無表情である。曽良曰く、"要らなくなったものを処分しさっぱりした時にしか笑わない"
とのことである。
また、松尾芭蕉が誤って毒キノコを食した際も、
よく考えもせず「大丈夫」と言い、松尾芭蕉をぬか喜びさせたり、
症状が悪化しているのにもかかわらず、まったく助けようとせず、
夕涼みを理由に外出したりしたが、
偶然、解毒のためのキノコを見つけ、結果的に松尾芭蕉を助ける結果となった。
ここまで芭蕉に厳しい曽良だが、
芭蕉には俳句にいそしんでほしいと思っているので、
良い句ができたときは素直にほめる。
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