CV:リチャード・E・グラント/吹き替え:山野井仁
概要
ヴィクターとヴィクトリアの結婚リハーサルにいきなりやってきた謎の男。見た目も言動もかなり胡散臭い。
森から帰ってこないヴィクターが行方不明になったことをいいことに、エヴァーグロット夫妻に取り入ってヴィクトリアと結婚しようと目論む。
終盤におけるネタバレ
数年前に婚約者を事故で亡くしてしまったと語っていたがその正体は悪徳結婚詐欺師で、エミリーを騙したあげく死に追いやった張本人。
勿論エヴァーグロッド家に近づいたのも金のためでしかなく、結婚した暁にはエミリー同様にヴィクトリアを殺害して財産を持ち逃げする算段だったと思われる。最もエヴァーグロッド家が没落貴族である事までは知らず、ヴィクトリアから無一文だと聞かされて「この結婚に失望してるって意味では私達お似合いみたいね」と盛大に皮肉られてしまう。
エヴァーグロット家に資産がない事を知り、ヴィクトリアを人質に逃げ出そうとするも、エミリーら死者たちの助けを借りたヴィクターによって追い詰められる。
最期は負け惜しみと言わんばかりにエミリーに向かって憎まれ口を叩きつつ、そばにあったブドウ酒の杯を(毒とは知らずに)飲み干してしまい、たちまちのうちに死者と化す。
そして彼の所業に怒った死者たちによって、死者の世界へと引きずり込まれてしまった。
その際、コープスブライドは命を奪った仇であるバーキスに怒りを叩きつけ、彼が死者の世界へ引きずり込まれてゆくのを見届けたが、積年の恨みが晴れたにもかかわらず、その顔にはどこか複雑そうな表情が浮かんでいた。
余談だが、地上に死者たちが現れてパニックになった際は、テーブルの下に隠れて怯えるという醜態を晒した。