概要
この記事は『ダークソウル2』本編のネタバレを多く含んでいます。ご注意下さい。
ゲーム本編の舞台である古の国『ドラングレイグ』の王であった人物。
兄のアン・ディールと共に国を興し、妻のデュナシャンドラと共にその盛衰を見た。
かつては圧倒的な力をもってソウルの根源に近づき、”火を継ぐもの”を目指していたが、
ゲーム中では既に亡者化しており、その頃の面影はもはやどこにもない。
今はただ、腐り果てた姿で巨大な剣を引きずり、『不死廟』の最奥をさまよい続けている。
この状態の彼に何度か攻撃を加えると、やがて敵対しボスとして戦闘が可能になる。
亡者化しているため動作こそ単純きわまりないが、その攻撃の全てが即至級の威力を誇る。
またゲーム中で手に入る『巨人たちのソウル』の所持数に応じて与えられるダメージが
増加していくため、これを持っていない状態で倒すのは不可能にすら近い。
これを撃破することで『アマナの祭壇』の道中にある閉ざされた扉が開けられるようになり、
そこで『王のソウル』と彼の防具一式が手に入る。
彼がこのような姿になるに至った経緯や背景は多くが語られず謎のままだが、
一部NPCとの会話や、ゲーム中に登場する武器やアイテムのフレーバーテキストなどから
それらのごく一部の片鱗を読み取ることができる。
また、DLC配信を機に彼が脱ぎ捨てた装備から『王の記憶』の世界へと行けるようになり、
直接(?)彼の話が聞けるようになった。話の内容は一見支離滅裂だが、前作の重要ワードが
複数飛び出すなど、ストーリーの核心に迫るものである事が伺える。
王とは果たして何であろうか
ある者はそれを生来の器だと言い、
ある者は定められた運命だと言う
ただ人の世を統べる者の名であるのなら
それでも足りるのだろうが
――――装備「王シリーズ」のフレーバーテキストより。