ドカンと一発! チーム改革!
概要
大筒高校とは、パワプロアプリおよびサクセススペシャル、パワプロ2018等に登場する高校である。
2023年の7月18日に実装されたシナリオでパワプロアプリで36番目に実装されたシナリオとなる。
初登場はSG高校。限定ルート共々因縁のライバル校として登場した。登場からシナリオとしての実装は7年程となる。SG高校のシナリオがSG高校の視点から垣間見た大筒高校だったということもあり共通の台詞も存在している。
ブレインマッスル高校においても地区大会決勝にて立ちふさがる。その後はフリート高校や花丸高校の地区大会決勝にて登場している。天空中央高校においても練習試合の相手として登場している。
高校の由来はそのまま大筒。どういう高校なんだとツッコまれる事がしばしばあったが花火を関わる物事を行っているようだ。
シナリオのテーマとして部の改革や大人の期待に巻き込まれる子供といった内容がテーマとなっている。
間違われやすいが「おおつつ」ではなく「おおづつ」と読む。
生徒全体の学力はよろしくなく、九九ができるだけで尊敬されるらしい。
あらすじ
大筒高校に入学したオレ。
全国トップレベルの攻撃力を持つ強豪校だが、
細かいプレーが苦手だというウワサだ。
その弱点さえ克服すれば、
甲子園も夢ではないはずだ!
同じ新入部員なのに一際目を引くヤツがいるな…
初めまして 冴木 創(さえき はじめ)です。
若輩者ですが、この野球部に
新しい風を吹き込もうと思っています!
よろしくお願いします!
…とてつもないオーラだ…頼もしいぞ!
ぉぉ、すごいヤツがきたな(モブA)
よし!今からお前が野球部のキャプテンだ!!(モブB)
はい!(冴木)
・・・
…えっ?
えっ、何で?(冴木)
わっしょい!わっしょい!(部員一同)
何でこうなってしまったのだ…?(冴木)
オレはこの学校に関するもう一つのウワサを思い出した。
大筒高校の野球部員は、ものすごいバカばかりだという話を(パワプロくん)
(プロローグより)
システム
攻撃力に偏重している野球部を改革するためにと冴木の提案で野球部以外の20の部活(アスレテース高校で登場した種目の部活)から優秀な部員(エリート部員)を引き抜いてチームを強化していく。ちなみにエリートとはいえ容姿はモブ。
ちなみに引き抜いた部員次第ではパワプロのシナリオではおなじみのクリスマス、初詣、バレンタインのイベントに変化が起こり、悪い結果を回避することができる。
おそらく討総学園高校における真開彩葉と同じく引き抜き要素と真開姉妹の設定の組み合わせの悪さからか真開伊瑠花をデッキに入れることはできない。
登場人物
大筒高校野球部
主人公
おなじみパワプロくん。
シリーズおなじみの相棒。
冴木創(さえきはじめ)
ポジションはセカンド。
1年生の入部した時点でキャプテンに選ばれることになる。
ポジションはピッチャー。
冴木の事を尊敬している。野球以外に興味がない。
宇佐崎詠子(うえさきえいこ)
ポジションはショート。
冴木に憧れて遠方から入学してきた後輩。
井伊野嘉元(いいのよしもと)
ポジションは外野手。
守備はド下手だが、技巧派で安定してヒットが打てる。
鹿莫翔太(ろくばしょうた)
ポジションはキャッチャー。
九九は六の段でつまずく。
大鵬和正(たいほうかずまさ)
大筒高校の理事長。
SG高校の岩楯理事長の同級生。
エリート部員
砲府鉄児
前所属:射撃部
理事長の甥で彼に似て
私服はとんでもなく派手。
ときどき部室で手品を披露してくれる。
重松涼花
前所属:ウエイトリフティング部
冴木とは幼稚園からの知り合いで、
お互いの家は徒歩2分の距離。
自分の筋肉と長時間会話できる。
拳地蝶子
前所属:ボクシング部
ビックリするくらい口が悪い。
冴木を神様のごとく信奉し、
バカにするヤツは絶対に許さない。
常陸直
前所属:陸上部
冴木の第3ファンクラブ会長。
校内で冴木の次の次くらいに
女子からモテる女子。
排崎麻理
前所属:バレーボール部
ヤールゼンに片思いしていたが、
野球部に入って一緒に練習するうちに
ちょっと恋心が薄れてきている。
講堂礼奈
前所属:柔道部
どんなときも表情を崩さず冷静。
鹿莫の遠い親戚で姉のような立場。
いつも遠くから彼を見守っている。
蓑輪環名
前所属:自転車競技部
矢部の数少ない女友達で、
自転車のプラモデルを作るのが趣味。
競争せずのんびり人生を過ごしたい。
羽賀飛鳥
前所属:バドミントン部
生徒会副会長で計算高い性格。
彼が入って、野球部の色々な管理が
劇的に改善された。
剣持睦月
前所属:フェンシング部
校内で5本の指に入る学業優秀者。
野球部メンバーに勉強を教えているが、
全然成果が出なくて頭を抱えている。
足田みどり
前所属:サッカー部
討総学園で退部の憂き目にあって
大筒高校に転校してきた。
元ゴールキーパーで声がとても大きい。
可籠珠紀
前所属:バスケットボール部
かわいい外見でいつも笑顔。
とくに男子からとても人気があり、
みんな彼女の言うことをよく聞く。
真壁未登
前所属:クライミング部
軽快な身のこなしを活かして
アルバイトでサーカス団員をしている。
化粧品を自作しているのが趣味。
体良伸
前所属:体操部
以前にフリート高校野球部が訪れた際、
野球に興味を持って一緒に練習していた。
オクタヴィアのカリスマ性に憧れている。
鬼投太士
前所属:レスリング部
元はゲノム大学附属高校にいたが、
練習方法についていけず転校してきた。
負けず嫌いで、試合に負けると必ず泣く。
弓削和矢
前所属:アーチェリー部
アーチェリーでは全国大会常連の強者。
弓を握ると性格が変わる。
野球ボールを握っても性格が変わる。
闘郷源兵衛
前所属:ラグビー部
ラグビー部が極度の不振だったので
野球部のスカウトに乗った。
ラグビーではスクラムハーフを担当。
大庭豪
前所属:テニス部
移り気な性格で、入学当初は
色々な部活を転々としていた。
全学年の全クラスに友達がいる。
卓見小百合
前所属:卓球部
座右の銘は「なるようになる」。
野球部と間違えて卓球部に入ったが、
「まあいいか」と卓球を続けていた。
水落淳
前所属:水泳部
家族が所有する山で川遊びするのが
毎週末の楽しみ。
水泳部では高飛び込み専門。
板津軽介
前所属:スケートボード部
地区大会を勝ち上がって
彼らと対戦してみたいと思っている。
SG高校
岩楯善造(いわたてぜんぞう)
SG高校の理事長。
大鵬理事長とはわだかまりがある。
北雪高校
円城寺理香子(えんじょうじりかこ)
北雪高校の理事長。
冴木の噂を聞きつけ半ば強引に彼女の個人指導をすることに。
ゲノム大学付属高校
明神陽(みょうじんあきら)
ゲノム大学附属高校の投手。
竹内脅人(たけうちけんと)
ゲノム大学附属高校の選手およびキャプテン。
筋肉自慢が好きだが後輩の明神からは「旧式」と小馬鹿にされている。
パワフェス
強打チームに巻き起こる変革!
2回戦において登場することがあり、冴木が走攻守に優れる選手とはいえパワプロアプリ発の高校では北轟高校と同じく固有選手が一人しかいないチームのため序盤のうちはあまり選ぶ人は少ないが今後のパワフェスでは選手が追加されるため立ち位置が変わってくるだろう。
パワプロ2024のパワフェスでは井伊野が名前は表記されず台詞のみ登場。
ちなみに実況パワフルプロ野球ヒーローズではパワフェスよりも先に登場している。
余談
2023年のエイプリルフールにおいて大筒高校の実装されることを示唆した画像およびイベントが公開されていた。
野球倍
倍部員ぼ周中!!
入倍して甲子園を目ざそう!
野球倍以外の
ゆう力な人は大感芸!
※小才は野球倍かんとくまで(←)
(公開されていた画像より)
4月ということもあり新入部員を募集するポスターなのだが、明らかにおかしく部を倍、歓迎を感芸と字を間違えており、分からない字はひらがなで書いていたり改行もおかしい。また有力なのはともかく野球部に入部してくるのは野球部以外の生徒なので当たり前である。(ちなみに←の矢印は左を指した指の絵文字だった。)
念のためだが修正すると
野球部員募集中!!
入部して甲子園を目指そう!
野球部以外の
有力な人は大歓迎!
※詳細は野球部監督まで
となる。
イベントにおいては彩菊花高校限定で1日限り見ることができたイベントでは野球部のメンバーがチラシを配っていたのをもらうかどうかというイベントだったのだが、大筒高校の外で配っており、ましてや彩菊花高校の主人公に渡してしまうというイベントになっていた。上記の内容が書かれたチラシを配っていたのだがチラシを見た彩菊花高校のメンバー達におかしな部分をツッコまれていた。ちなみに、野球部以外の有力な人に関しては大筒高校では有力な部員を他の部から引き抜いてチームを強化していくためあながち間違っていないことになる。
パワプロくんと矢部、冴木を除く固有メンバー4人が少しおバカな事もあってか補足のために会話ログに隠れ緑文字の文章が複数存在する。中にはライターの実体験も載っている。
パワプロアプリ公式Twitterでは冴木が留守中の野球部を描いた4コマが公開されている。
サクセススペシャルのシナリオ追加が終了してからパワプロアプリにおいて初となる実装シナリオとなった。大筒高校に関してはSG高校、ブレインマッスル高校、天空中央高校、フリート高校、花丸高校と登場した機会もそれなりに多いためサクスぺでも遊びたかったと惜しむ声も見られた。
初登場からシナリオ実装まで長い間が空いてしまった事もあるが他のシナリオでは描写もなく2年目の開始時点で普通に女子選手が出場している事の方が多いため署名を集めて規約を変えるという内容およびテーマが今更感が否めないと突っ込まれることもある。過去作の早川あおいしかいなかったパワプロ9や女子選手でギリギリチームを組めるくらいの人数だったパワプロ2011やパワプロ2013、北雪高校の頃はテーマとして重い内容だったがシリーズにおいて女子選手が増えすぎた弊害でもある。