概要
パワフェスとはパワプロ2016およびパワプロ2020等に登場するモードである。
初登場はパワプロ2016。
主な流れとしてはパワフルテレビ主催の野球大会にパワプロくんと矢部明雄が個人エントリーして勝ち進んでいくモード。勝利をすれば最大3人以上獲得できるが、帝王実業やあかつき大付属高校などの強豪だと返り討ちにされることもあり、自分のチームの戦力やポジションなどを考える戦略的要素も含まれる。
特に序盤は守備が貧弱であるため、サブポジションを持つ選手や二刀流選手が重宝される。
主人公はwebアニメ版と同様にパワプロアプリに登場するパワフル高校の出身という設定。
決勝戦が終わると怨念や過去の人物に乗っ取られた運営関係者や敗北した選手と野球で戦うのがお約束(ヒーローズは例外)。
運要素も強く難易度は高い。そして育成でも投手の場合は二刀流が出来るが、野手の場合は投手の特殊能力のコツが発生したり、変化球量が増えたりと全く役に立てない。
特に守備が貧弱な状態で大勝しなければ守備を補強(相手チームからの引き抜き)できない点が厄介。
この点は勝てば3人加入、モブキャラ選手の成長の実装により緩和された。
オールスターモードの要素もあるがチームの固有キャラが必ず参戦しているとは限らないが次回作以降で追加されたパターンもある。
パワフェスのシナリオに関してはパワフェス関係者で主に進行していくので主人公が空気になりがちという声もある。
実況パワフルプロ野球ヒーローズではパワフェスに複数の要素を加えて発展させたヒーローズモードが登場する。
現在は盛本雄飛や闇野ルミナといったパワプロアプリのシナリオのパワーアップで初登場したキャラは実装されていないが今後のシリーズでは実装される可能性もある。
ちなみにイラストはパワスタやパワプロアプリ、過去作から流用されていることが多いが2018以降では前作で初登場したキャラが参戦した場合は新たに描き起こされていたりする。
パワプロ2016
新モードとして搭載された。得点差で仲間になる選手の数が多くなる(最大3人)単純な仕様だった。しかし、パワフェスの初期味方の投手や野手の能力が低すぎたところが難点だった。ところが、仲間になった選手は主力としてスタメン入りを果たすなど仕様上はそれほど悪くない。
2016では準決勝までをパワフルアイランドの各地球場で、決勝戦では甲子園(を再現した)球場で戦う。しかし台風の場合フライの色が黄色だった為、見え難くフライを取り損ねてしまうユーザーも多かった。
登場する選手は後の作品よりも少なく、前作のパワプロ2014に登場するチームとしては壱琉大学しか登場せず、パワプロアプリの高校は覇堂高校は最初から実装済みで、サクセススペシャルでそれぞれの高校を1度クリアしパワプロ2016と連動することでパワフル高校、瞬鋭高校、太平楽高校、SG高校、あかつき大付属OBチーム、くろがね商業高校が対戦チームの候補になるようになった。
ラスボスは熱盛宗厚がヘッドマイクに宿っていた怨念に取り憑かれた状態で登場する。
サクスぺ連動、隠しキャラ、マネージャーを合わせて登場キャラは122人。
パワプロ2018
本作以降より架空のスタジアムとなる。舞台は遊覧船のクイーン・オブ・フェスティバル号(通称QOF号)に設立されている球場で戦う。パワプロ2017で初登場した響乃こころが今作からパワフェスのレギュラーキャラになり、パワフェスのプロデューサーの則出郁三が初登場した。
初期マネージャーはパワポタ4の三ツ沢環。(元々は監督キャラ。)
既にあるチームに前作ではいなかったキャラが追加されたり、新たなチームやパワプロアプリの高校が多く追加された。
ラスボスはクイーンココロ(響乃こころがセイレーンに取り憑かれた姿)。ところが過去のラスボスとは比べものにならない程弱く、コントロールはDでスタミナがB。ライバル投手としては恒例だったパワーも低く、サクセスを含めても歴代最弱のラスボスに名を刻まれた。しかし、オリジナル変化球のココロブレイクが上方修正され、苦戦を強いれるようになった。(それでもココロブレイクは球速が遅く、慣れてしまえば簡単に打つことができるし、走力が高くパーフェクトを出して盗塁ができればホームスチールもできてしまう。)
MAJORやダイヤのAとのコラボレーション、また本作に限り熱盛の名前繋がりで報道ステーションとのコラボレーションも実現となった。
点差を付けて勝利すると船内放送のパワフェス・オーシャンナイトにて熱盛!とおなじみのスタンプとボイスが流れる。
隠しキャラ、マネージャー、コラボキャラを合わせて登場キャラは222人。
パワプロ2020
舞台は飛行型スタジアムのパワフェース・ワンで空で野球をすることになる。オペラ歌手のジュリアス・テノーロが公式サポーターとして初登場した。
今作では過去作のキャラとチームの追加は少なくパワプロアプリの高校の追加が大半を占める。
ラスボスはフォイボス(ジュリアスが乗っ取られてしまった姿)。初見から見たユーザーからは誰だお前とツッコミを入れるほど別人に変貌している。前作のラスボスとは一転能力も非常に高く、変化球はストレートがオリ変、SFF、チェンジアップである。
OBの所属するチームを破った高校チームはOBを引き抜きできるルールが追加。
ただOBチームを打ち破ったあかつき大附属高校の現役メンバーが猪狩兄弟以外「全員」スタメン落ちするのは若干不自然な気も。
アップデートでMAJORやダイヤのAとのコラボレーションが続投。
選手のレベルがパワプロ2020からパワプロ2021へ引き継がれないバグが発生した。(現在は修正済み。)
メダルシステム、OB加入システムは本作限りの要素になった。
隠しキャラ、マネージャー、コラボキャラを合わせて登場キャラは287人。
パワプロ2022
今回は宇宙開発企業のレイヴン・テクノロジーズが主催。パワフルテレビと新興企業のインフィネットの3社共同運営にて大会が開催。
2つの大会が行われ初回を除きどちらのトーナメントに参加するかを選ぶことになる。
新たに視聴率システムとスカウトシステムが登場。チームとして参加してないチームの選手をスカウトすることも可能。また仲間加入条件の「ホームランで加入」も若干緩和された。
しかしその一方でDH制廃止、後攻確定、5回戦の相手が固定など不評な要素も多数。(5回戦が固定なのはアランが片方で出場し、彼の野球のうまさで必ず決勝まで上がって来れると考えればしょうがないだろう)
初期マネージャーはレイヴン社製の小型AIロボットのクロン。
ライバルキャラのアラン・レイヴンがシナリオを進める最中でこれまでのプレイヤーに対し不穏な雰囲気を漂わせる笑みを浮かべる為、当初は彼がラスボスかと思われたが…?
隠しキャラ、マネージャーを合わせて登場キャラは315人。
パワプロ2024
パワフェスアドベンチャーというタイトルに変わり、新たな舞台のスカウ島を巡ることに。
歴代シリーズのボスと球場が再登場。
パワプロアプリのKONAMIドリームコラボに続きKONAMIの歴代キャラも参戦。
登場するチームとキャラ
パワプロ2022の図鑑番号順に加えてパワプロ2024のパワフェスにて現時点で判明しているキャラも記載。パワフェス関係者を除く記事へのリンクがないチームはパワフェスオリジナルの連合チームとなる。個別記事があるためリンクがあるがガールズチャレンジャーズもパワフェスオリジナルの連合チームである。
ATSUMORIリベンジャーズ※3 | 熱盛宗厚 |
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HIBIKINOセイレーンズ※4 | クイーンココロ |
PHOEBUSハーモニーズ※5 | フォイボス |
三船ドルフィンズ※6 | 茂野大吾 佐藤光 佐倉睦子 |
MAJOR高校選抜※7 | 茂野吾郎 眉村健 阿久津 佐藤寿也 清水薫 清水大河 薬師寺 草野秀明 ジョー・ギブソンJr. |
青道高校※7 | 沢村栄純 降谷暁 御幸一也 小湊春市 倉持洋一 結城哲也 伊佐敷純 小湊亮介 増子透 |
稲城実業高校※6 | 成宮鳴 多田野樹 白河勝之 神谷カルロス俊樹 |
※1:隠しチーム。
※2:隠しキャラ。
※3:パワプロ2016にのみ登場する。
※4:パワプロ2018にのみ登場する。
※5:パワプロ2020にのみ登場する。
※6:アップデートすると登場するようになる(2018,2020限定)。
※7:それぞれDLCを購入すると登場するようになる(2018,2020限定)。