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「慈愛に満ちた麗しの美少女」


概要編集

初登場はパワプロ13。彼女候補の1人で、シナリオの1つである灰凶高校(西野球部)のマネージャー。後にサクセススペシャルや「パワプロアプリ」、2016以降の要素である「パワフェス」モードにも出演している。


後のシリーズで慈愛に満ちたと形容されるほどに慈愛と思いやりに満ちた優しい女の子。13ではウェーブがかかった淡い金髪碧眼、色白の肌という日本人離れした容姿だが、13の本人によれば金髪は地毛であるらしい。サクセススペシャルやアプリでは毛先や影の部分が緑がかった金髪となっている。


「麗しの美少女」と称されるほどの美少女で、13では西野球部の角監督に「野球部にもったいない美人」と評されたほか、東野球部のリーダーであるゴウにも気に入られていて、ランダムイベントで東野球部に拉致されることがある(数週間で何事もなく帰ってくるが)。神様にもとんでもない美少女と扱われている。

パワフェスでは歴代マネージャーや彼女候補を見ると元気になる矢部くんが唯一美貌に言葉を失って固まるほど。

サクスぺでは初登場時にマネージャーとしての仕事ぶりを野球部員に絶賛される一方でバスケ部からも熱心な勧誘を受けていたり、上述の通りモブキャラから告白されたりもしている。


料理上手で13では重箱いっぱいのおせち料理を作って初詣デートの際に持ってきたり、本人は甘い物が苦手であることから甘さ控えめのお菓子作りが得意で、主人公からも絶賛されている。


控えめな性格で人見知りだが芯は強く、13の出会いイベントでは友人と一緒にチンピラ(というか性質の悪いナンパ)に絡まれてしまい、隙を見て友人を逃がして自分が囮になろうとするほど。その直後に助太刀に入った主人公とお互いの心の強さを尊敬し合い、その強さを学ばせてもらいたいという名目で交際が始まる(そのため表記では「絵久ちゃんと付き合い(?)始めた」と出る)。

恋人がいない状態では誰に対しても平等に優しい博愛主義的なキャラだが、主人公と付き合い始めると恋人への依存がかなり強くなり、時には大胆な行動にも出るなど情熱的な一面も見せる。

エンディングでは13、サクスぺ・アプリ共に主人公に逆プロポーズする内容となっており、特に13では婚姻届けを突き出したり。サクスペ・アプリでもウェディングケーキを持ってきて黄泉の国までついて行くと発言する。

少々不思議ちゃん的な一面もあり、主人公に対して大胆な愛情表現を行った直後に照れ隠しで「きっと妖精のせい…」と言い訳したり、サクスぺではモブキャラからの告白を断る際に「ごめんなさい。私、あなたのことは野菜と同じだと思っているんです…」と話すなど、所々で独特の感性を持っていることが窺える。また「幽霊よりも怖いのは、生きてる人だと思います」と、深い発言をすることもある。


サクスぺ・アプリではそれまで恋をしたことがなく、人と話すことも苦手なためにかえって相手の迷惑になると考えて恋愛を避けていたが、主人公とは部活である程度信頼関係を築いていたこともあって試しに交際を始めることになり、自分を気遣ってばかりの主人公に戸惑いつつも徐々に想いを寄せるようになる。


パワフェスでも所属は灰凶高校となっているが、対戦して勝つとマネージャーとして引き入れることができる。特定条件を経ると見られる個別エンディングではこれからも主人公のそばにいたいとして、主人公が通うパワフル高校へ転校したいと申し出る。


何気に素性については謎が多い人物であり、まずこれほど気立ての良い子が何故荒廃した灰凶高校に入ったのかが未だに不明。学力の問題かと思えばサクスぺ・アプリでは主人公に勉強を教えるイベントがあり決して成績は悪くないことが分かる上、パワフェスのエンディングから少なくともパワフル高校への転校は可能であることが分かる。家族の有無などについても現状は不明となっている。


性能編集

13ではレア能力として「ジャイロボール」や「ローボールヒッター」などを貰える可能性があるほか、ホワイトデーでは「センス〇」が得られる場合もあるなど良結果の部分に目を向ければ優秀だが、13の仕様上高ランクのプレゼントを狙って高額プレゼントを贈ると受験勉強を理由にその場で即破局してしまう危険性も上がる理不尽なハイリスクハイリターンも強いられるため悩みどころである。また、聖タチバナ学園編では早期に交際を開始してしまうと橘みずきが野球部に合流する際に強制的に破局させられてしまうため注意が必要。



サクスぺには2018年3月1日に実装。当時の彼女キャラとしては比較的珍しかった投手野手ともに超特殊能力(金特)を2種類から選べる仕様となっており、投手は確定の「勝利の星」か不確定の「マインドブレイカー」、野手はどちらも確定で「恐怖の満塁男」か「高球必打」が得られる。

唯一不確定のマインドブレイカーは成功率が大分シビアではあるものの、三振を奪うたびに相手打者の調子を下げるという驚異的な性能であり、査定評価が高く供給キャラも少ないことから重宝された。


サクスぺ実装の約半年後の2018年9月7日には原典であるパワプロアプリにも実装。SR以上にコントロール上限アップが付けられるなど環境に合わせた調整が行われたが、マインドブレイカーが強過ぎたか、あるいはまだサクスぺ先行からのアプリ実装の例が乏しかったためか、金特獲得イベントが縮小されて投手野手共に金特が1種類のみとなってしまい、いずれも確定入手で野手は「高球必打」のままだが、何故か投手は「二刀流」に変えられてしまった。

当然二刀流は投手能力と野手能力を両方上げた「二刀流選手」にしか基本的に意味がなく、活かせる場面が非常に限定的となっている。コントロール上限アップによって基礎能力的には投手育成に向いたキャラになったにもかかわらず、金特のせいで汎用性が乏しくなり使い勝手の悪いキャラとなってしまった。せめて「勝利の星」という選択肢だけでも残っていれば…。


サクスペでは2020年1月30日の更新で覚醒が実装され、コントロール上限アップはSR覚醒により追加された。金特はサクスペ仕様のまま変わらず選択式、PSR覚醒で初期好感度アップという、絵久にとってはいいとこどりの仕様になった。

なお、サクスペにおける金特の二刀流は、本編シリーズと連動させることで投手では入手が極めて困難な野手金特の「アーチスト」(パワーヒッターの上位能力)に変換されるため、二刀流を覚えるにしてもサクスペの方が有効活用できていた(本編シリーズプレイ用の二刀流選手の作成も、基本的にサクスペで育てて連動した方が容易であるため)という事態になってしまっており、アプリ版の絵久の仕様がより残念なことになってしまっている。


関連タグ編集

パワプロ

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