橘みずき
たちばなみずき
「勝ち気なおてんばサウスポー」
パワプロ10から登場した女性野球選手である。ポジションは投手。
猪狩守と同じくお金持ちであり、橘財団のお嬢様。自称天才の美少女。
貧乳のようだが、スタイルは良さげな様子。アプリでも、水着姿の時にはメンバーの注目を浴びるほど。
11から早川あおいに憧れている設定が付け足され、以降の作品の基本となった。
パワプロ14までレギュラーメンバー。その後も15を除いてほぼ毎回登場している。
パワフェスではイレブン工科大学に所属。設定は11準拠だが、あおいよりも年上。
女の子だが足が速く、パワプロが疲れて倒れた時も背負って運ぶなどなかなかの怪力。
(これでもパワーG、走力Fである。査定間違ってるんじゃないだろうか...?)
パワ堂のプリンが好物。彼女の方が金持ちだがパワプロくんに奢らせる事が多い。
名将甲子園などの描写を見ると、どうも構ってもらうための口実である様子。
基本的には主人公が好きなツンデレだが、後述のシナリオの展開から
作品ごとに細かく性格が変わる事があるなど少し特殊なキャラクターでもある。
これらの理由から、本記事内では作品ごとに大まかな説明を行っている。
他キャラと違い1作品のプレイでは彼女の性格は掴みにくく、人によって受ける印象が違う事も。
登場作品を何作かプレイして深く知ることでようやく魅力が分かるキャラと言える。
おてんばでイタズラ好き。わがままで子供っぽい一面を見せることが多い。
落ち込んでも次の日には立ち直るなど、基本的には明るく後を引きずらない(というか引きずりたがらない)さっぱりとした性格。
初期の作品ではプライドが高く負けず嫌いな所もあったが、シリーズを追うごとに少しずつ丸くなってきている。
小さい頃はかなりの引っ込み思案で、野球を始めてから現在の小悪魔な一面が開花したらしい。
興味を持っている相手ほどいじめたがるドSな面もある。(主にパワプロくんがその標的)
パワプロ12、13では自分勝手な行動を行い周囲に迷惑をかける事も度々あった。
一方で誰かが困っている時には助けたりするなど、面倒見が良く優しい一面もある。
小悪魔的な性格から勘違いされがちだが、根は至って真面目でチャラいと呼ばれる事を嫌う。
野球に対する情熱は普段はそれなりだが、かなり熱血な部分を見せたりすることもある。
作品によってはスライダーを投げられるが、一時期はスクリュー系2つのみとなっており
パワプロアプリ&サクスペではスライダー3・オリジナル5になり2016から追加されたパワフェスでは変化量は1と控えめながらも再び所持するようになった。
スライダーの有無が激しい理由は『12』のイベントが関係しており、投手だった友沢亮からスライダーの伝授をした場合、しなかった場合で分岐しているため。
しかし後述の事情もあってか近年では特に描写なしでスライダーを習得している事も。
なお全くの豆知識だが、旧作の正史ルートでは『14』の大人時代までスライダーの取得はしていない。
調子極端や弱い相手だと変化量が落ちる力配分などの癖の強い能力がある上、打たれ強さ△などの赤特を持っており、現在の能力が高いキャラが多い女性選手の中ではやや使い勝手が悪いと言わざるを得ない。
そんな彼女だが、オリジナル変化球のクレッセントムーンは上記の弱点をカバーできるレベルで非常に強力である。またコントロールが非常に高く、その他の数値も悪くない。あまり打ち込まれないように注意して使えば、パワフェスでもメインを張れる実力自体は十分ある。
パワプロ10
初登場作品。キャットハンズ編でルーキーとして登場。
後の作品と違い真面目な性格だが、この性格になった理由は13で分かる事になる。
姉(パワプロ12で登場)に似ている事からチームメイトの早川あおいに苦手意識があり、
よそよそしい態度を取ったためにあおいからビンタされてしまうなど初登場だが何かと不憫。
最終的には主人公が二人の仲を取り持つ友情イベントで仲良くなる。更に進めるとあおいとの会話から持っているペンダントをとても大切にしていて、ある人物に思いを寄せている事が分かる。
パワプロ11
イレブン工科大学編で登場。13でプロに行けなかった場合のパラレル。
活発でおてんばな部分が強調されており、最も小悪魔らしい性格をしている。
早川あおいの大ファンで、本編では引退してしまいショックを受けていたほど。
主人公にあまり好意がないことが他の彼女と違う特徴。
作中でも仲の良い友達といった程度の関係性である。
ペンダントに思い入れがあるが、特定の誰かが好きという訳でもない。
実はシリーズのみずきではもっとも彼女らしさがなく、見た目だけ同じ別人といっても過言ではない。
しかし他作品の主人公に好意があるみずきと違って登場させやすいゆえか、近年のパワフェスなどでは主にこのイレブン大のみずきが登場している事が多い。
決定版の全日本編でも登場。しるこ大学の主人公とぶつかってしまった事で辛辣に当たる。
その後も主人公の行動に対しては友沢と同様に「子供っぽい」と冷めた目線を送っていた。(ややブーメランな気もするが....)
エンディングではそんな2人の様子に落ち込んだ主人公を励ますシーンもあり、なんだかんだ仲は良さげな様子。
パワプロ12
アカデミー編で登場。のっけから主人公にわざと変化球を投げケガさせるなどの畜生さを見せつける。
次の13と合わせて彼女に対するマイナスイメージをファンに植え付ける事にもなった。
恋愛には興味ないアピールをしているが、デートに誘われるとついてくるなど割とまんざらでもない。主人公の事が気になっている様子で好感度を上げるとデレる事も。
パワプロ13
聖タチバナ学園高校編で生徒会長として登場。10の前日談にあたる。
野球をする口実作りのために主人公と恋人同士のフリをするが、正式な彼女ではない。
デートは可能だが、全てランダムイベント。2年目の甲子園を優勝した時に彼女の好感度を上げていると三日月のペンダントを入手できる。
このアイテムは1度だけダイジョーブ博士の手術失敗を防いでくれる効果がある他、入手していると終盤のイベントが変わる。
ペンダントを入手していない場合、主人公とは特に何事もなく話が終了する。
(恐らく、こちらのルートの場合はパワプロ11に繋がると思われる)
しかし入手していると展開が変わり、エンディングで主人公がみずきにペンダントを返す事になる。
その直後に、彼女は実は主人公のことが好きだったと話す。
三日月のペンダントは子供の頃に好きな人が出来た時のために買った物であり
これを主人公に渡したという事はすなわち告白と同じ意味でもあった。
しかし返された事にショックを受けた彼女は、冗談だとごまかしてその場を去っていく。
姉の結婚とこの出来事で10までの間、彼女の心には暗い影を落とす事になった。
なおこのイベントは、主人公のドラフト希望の選択次第で更に細かく分岐する。その中に両方ともキャットハンズに入団するルートがあり、10ではこちらが正史になっている。
パワプロ14
10の続編。主人公が東條世代になった為、一つ上となり条件によってトレード入団で加入してくる。
性格は10と同じく真面目で、最近感動する事がなくなったと嘆いたり暗い一面を見せる事もある。
サイドポニーだが、早川あおい引退後は彼女の髪型を真似したりと狂信者ぶりに拍車がかかっている。
友情が芽生えた後(野手は一定好感度)に組めるスターダムは『にょっきり才能開花練習』
投手の場合は変化球特別練習が追加され各変化球を練習すればランダムに変化量+1される。変化量が高いほど恩恵あるシステムである。
彼女のシナリオに突入すると『あおいさんの作ってくれた道を歩んでるだけの自分を変えたい、自分の力で何かを成し遂げたい』と主人公にトレード入団した理由などを語る。
そして特別練習にて低確率でオリジナル変化球を取得できるイベントが発生する。
この際に取得を断ると、14主からペンダントの事を聞かれみずきが昔の思い出を振り返る事になる。
これは13のペンダント入手後の会話と同じで、前作と繋がりがある事がここで初めて分かる。
ちなみにこの時点で彼女は26歳である。(11の話も踏まえると)あおいは23歳頃にて引退しているのを考えると、14で先発転向もして現役続投とやはり体力がある模様。(六道は同作にて肉体的問題を語っていたが、彼女は一切そのような事は語られていない)
過去の問題行動を自覚、反省しており、仲間のおかげで自分の間違いに気づけたと感謝している。
エピローグでは先発投手に転向。そして女性リーグを設立するという夢を叶える為に邁進する。
終盤には彼女の事をよく知っているとある選手に会い、親しげに会話するシーンも見られた。
パワプロ2010以降
2010ではエンディングに登場し、ファンクラブであおいを応援した。
2011ではシニアリーグに所属する中学生として登場。
2012では聖タチバナ学園高校の生徒であり、その後野球マンとしても登場した。
パワプロ2013、パワプロ2014ではガチャで入手できるイベキャラとして登場。
通常に加えて浴衣、水着、サンタ、エプロン、野球マンVerが実装。
2014ではドレスVerが実装された。
2018では新モードの名将甲子園で登場。
こちらでは監督に好意を持っている。
2020の農業大学編でもパワフェスと同じ設定だが、主人公とは同年代。
地方大会最終戦の対戦相手として、サクセスで久しぶりに登場した。
パワプロ2022ではパワフル高校編で登場。過去作のイベントを収録。
基本的に13や2011と同じ内容。
中学生みずきのユニフォームの色は赤だったが、新作では黒に変更されている。
パワプロ2024の12球団編では、東北楽天ゴールデンイーグルスの選手として登場。
サンタ、巫女、水着、野球マン、小悪魔、ムーンライトの別Verが実装された。
全体的なイベントの内容は2013、2014に準拠。小悪魔verの衣装はパワプロ12以来の登場。
また、ムーンライトverでの制服姿は2012以来となる。
サクセスで使用しやすいのは基本的に小悪魔verだったが、現在の環境ではムーンライトverも選択肢に入る。
なお、どれもクレッセントムーンの取得は確率だが比較的取りやすい上にデメリットもないため、それだけで入れておく価値はある。
主人公の後輩というポジションで、直接的に好意を示すシーンがこれまでと比べ多い。
しかしその愛情が強過ぎており少し病んでいるように見えたりしなくもないが...
小悪魔では主人公に夜這いをしたり、女子と話している時に割り込むなど少し過激な行動をする描写もある。
主人公も色々土下座しろと言われたり苦労している...と思いきや何故かその時体力が上昇していたり、このイベントの直前に彼も彼で「橘のいない野球部なんて考えられない」と普通に聞いたら結構恥ずかしい事を言って彼女を照れさせていたりする。
ちなみに、ペンダントはこちらでは一度も登場しない。旧作では持っていても基本的にろくな事がなく半分呪いのアイテムと化していたので、ない方が本人にとっても幸福かもしれないが。
新モード「パワクエ」でも対戦相手として登場。聖タチバナ学園高校に所属。
ステージをクリアすると確定で契約書を入手できる上、なぜか能力に反して炎上する確率も低い。ランクが低いのが弱点だが、かなり長くお世話になるだろう。
対戦する時にマウンテンバイクに乗ってやってくるが、その時パーちゃんにぶつかってしまう。
(一応事前に避けるようには言っていたので、ただの事故である)
その後主人公とワーちゃんだけに謝るが、肝心のパーちゃんは当たり屋だと思われていた。
誤解が解けた後お詫びにとプリンを持っていくが、そこは一番天邪鬼だった頃の橘みずきである。
そう簡単には終わらず、パーちゃんに激辛プリンを食べさせて笑いながら去っていった。
実況パワフルサッカーコラボではコラボ第2弾にてコラボキャラに選ばれた。
ポジションはLMF。SR以上だとオリジナルのクロス技であるクレッセントクロスを不確定ながら入手することができる。
輝く三日月のエフェクトが付いたクロスを蹴ることができる。(動画)
橘聖名子という姉がいる。彼女は姉に依存気味であり、12で神童と結婚した時には1人ぼっちになってしまったと寂しがったほど。同様の展開となった13でも複雑な表情を見せている。
六道聖とバッテリーを組んでいることが多く、基本的に必ず二人のコンボが用意されている。
公私ともに仲の良い事が窺えるイベントもあり黄金バッテリーと言って差し支えない。
なお高校時代にて変化量が凄まじいクレッセントムーンをミスなく捕球できるのは聖しか居ないのでみずき自らが中学生時代の聖を自身の通うタチバナ学園にスカウトするぐらい命綱とも言える存在であった。
ちなみにこの捕球できない件は奇しくも義兄になった神童も高校時代この問題に直面していたことが9のあかつき編の監督から語られている。
猪狩守とも同じ金持ちだからか多少絡みがある。喧嘩する事もあるが、仲は悪くない様子。
友沢亮とはパワプロ12からほぼ初めて顔を合わせるが、性格が正反対なためか仲は良くない。
一応、彼がある事情で兄弟の授業参観に行けなくなってしまった時には主人公と一緒に代わりに出席してあげるなど優しい所を見せている。
...恐らく製作者側としては2人を男女ライバルとして押し出したかったかと思われるのだが、
ユーザーに誤解を与える可能性があったためか14以降はほぼ絡みもなく半分黒歴史化した設定になっている。
聖タチバナ学園の生徒。中学時代からの腐れ縁の悪友。
普段はお淑やかなお嬢様だが、素の性格は彼女と同じく勝気なお転婆娘で
事あるごとに勝負を挑むがいつも軽くあしらわれ返り討ちにあっている。
パワプロ2011以降のサクサクセスでは東北楽天ゴールデンイーグルス所属扱い。
なお姉の聖名子が13にて神童裕二郎と結婚したため、神童は義理の兄になる。
パワプロ10の初登場時では1985年生まれという設定だった。
レッスルエンジェルス2というゲームにおいて橘みずきという同名同姓かつ青髪でおさげをしているみずきのパロディとも言えるキャラクターが登場する。
ネット上では(ネタ的な意味も含め)「みずカス」と呼ばれており
早川あおいを影で呼び捨てしている事にされる、掲示板で自演を行うなど
12や13のイメージに大きく影響された畜生キャラとして扱われている。
(もちろんこれはかなり誇張されており、実際のキャラの描写とはかけ離れている)
ブルマ(ドラゴンボール):お嬢様という設定、初期の髪型、おてんばな性格、機械の修理が得意な一面がみずきに似ている。なおブルマは基本的に冷静沈着だが、みずきは熱血な一面が大きいという性格面での違いはある。
ミヅキ・立花:同姓同名。漢字が違う上に姓名の順序が逆という違いはあるが
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